「結婚行進曲・別れの曲」
2008年。嶋(金山一彦)の様子がおかしい。カフェ・マル・ダムールでスパゲティを7杯もたいらげたかと思うと、名護(加藤慶祐)を大声で怒鳴りつけたりしている。それでもファンガイアに狙われている可能性があると、渡(瀬戸康史)、名護、恵(柳沢なな)の3人で嶋の護衛をすることにした。
深央(芳賀優里亜)は太牙(山本匠馬)に結婚式を早く挙げたいという。二人だけの式を。太牙は大喜びして深央を抱きしめ、
「うれしいよ深央。僕はずっと一人だった。でも、今は幸せだ。こうして君を抱きしめることが出来るのだから。いずれ、渡もきっと僕のそばに来てくれる。そこからが僕の本当の人生なんだ。」
深央「私も、新しい人生を歩みたい。」と言って太牙を抱きしめた。
嶋はトレーニングをしていると、サッカーボールにあたりそうになり、ボールを破裂させた。嶋が苦しみだし、駆けて見えなくなるとそこへ、サンゲイザーファンガイアが現れた。名護はイクサに変身、ファンガイアを追い詰めるが、変身を解除したファンガイアに動きが止まってしまう。嶋だった。嶋は苦しみながらも何かから逃れるかのように逃げ去っていく。名護も渡も衝撃で追うこともできない。
なぜ嶋さんがファンガイアに…。疑問を抱いた渡は太牙を問い詰める。やはり太牙の仕業だった。
太牙「約束どおり治したじゃないか。ファンガイアの力を移植してね。」
嶋「何故だ。何故なんだ、太牙。」
太牙「あなたに学んでいただきたかったのです。ファンガイアであることがどういうことかをね。僕を育ててくれたあなたへの、せめてもの恩返しですよ。」
渡「ひどいよ、兄さん」と抗議すると、
太牙「おまえに何が分かる!これもファンガイアを守るためだ。人間が人間を守るように、俺はキングとしてファンガイアを守る義務があるんだ!」と逆に太牙は怒りをぶつける。
自らの命の終わりを悟った嶋は一人カフェ・マル・ダムールを訪れると、マスター(木下ほうか)が淹れたコーヒーを飲んだ。そこへ名護が現れた。
嶋は名護の前に立ち、自らを倒すように命令。名護もイクサに変身、嶋にパンチを浴びせようとするが、その手を止めてしまう。
「甘いな、君も。戦士失格だ」。
嶋はゆっくりとイクサの前を去っていく。
嶋は渡と会い、今までのことを詫びた。
「君の中のファンガイアの血を恐れていたからだ。君は凄いな。私は負けそうになる。今まで得たことの無い大きな力に飲み込まれそうになる。しかも、どこかで喜んでいる自分がいる。この邪悪な力を得たことに。」
渡は黙って何も言えなかった。
教会では太牙と深央(芳賀優里亜)、2人だけの結婚式が行われていた。誓いのキスをする時に、突如、深央が太牙を攻撃した。太牙は腹から青い血を流しその場に崩れ落ちる。太牙に謝りながらも逃げようとする深央だったが、ビショップ(村田充)が行く手をさえぎった。
しかし、太牙は「よせ。深央は何もしていない。何もなかったんだ!」と必死で深央を庇う。驚くビショップは、「何故庇うのです?この女はあなたに好意を寄せているふりをして、命を奪う機会を狙っていたのです。」
太牙「違う!深央は何もしていない。していないんだー!」
戸惑う深央はその場から立ち去った。
ファンガイアとなって暴れまくる嶋。渡はそれを止めようと必死に抑えるが投げ飛ばされてしまった。
その嶋の前に現れた太牙は、
「ようやく馴染んで来たんじゃないですか?その体が。」
嶋は勝負をつけようとファンガイアで挑みかかるが、太牙のパワーに勝てず、すさまじい爆発とともにサンゲイザーファンガイアは姿を消してしまう。
渡「嶋さん・・・どうしてこんなことを」
太牙「人間など価値の無い存在だ。何も悲しむことは無い。」
渡「許せない絶対に…ワアー!」。
ついに太牙に対して怒りを露にした渡はキバに変身、サガに攻撃して2人は激しい戦いを開始する。
激しい戦いを続けるキバとサガ。しかし、深央から受けた傷で追い詰められるサガ。ついにキバがとどめの必殺技を放ったそのとき、今まで陰で見ていた深央がサガを庇うように立ちはだかる。
キバのワザをまともに受けた深央は崖の下に落ちて倒れ、渡は深央に駆け寄り腕の中へ。
深央は昔渡にもらった指輪を渡して指にはめてもらい、渡との結婚式を夢見ながら、静かに目を閉じた。
「渡さん……うれしい……」。
渡の腕の中で深央はガラス体となって砕け散った。
1986年。迷いの森の番人のシルクモスファンガイアは、ゆり(高橋優)を翻弄し、幻影で追い詰めた。真夜(加賀美)がゆりの前に立ちふさがり、手の紋章からの雷でシルクモスファンガイアを倒して、二人で音也を探すことにした。
砂時計の砂が少なくなり、ライフエナジーも尽きかけた音也(武田航平)は、「俺を誰だと思っているんだ。千年に一人の天才なんだよ。人類の宝なんだよ。離せよー!」悲痛な叫びもむなしく、音也はドランにライフエナジーを吸い取られて弱っていった。
音也は最後にバイオリンを弾かせて欲しい、とキング(新納慎也)に頼む。クイーンの愛した曲を。
そのバイオリンの音にすばやく反応する真夜(加賀美早紀)。しかし、ゆりには聞こえない。
砂時計の砂が全て落ちた。「くだらん。時間の無駄だったな」キングは音也のバイオリンを止めて、殺そうとした時。真夜に導かれたゆりがそれを阻止した。
真夜は毅然とキングと対峙。ダークキバに変身したキングに対して、真夜もパールシェルファンガイアに変身して立ち向かう。その間にゆりは音也を救い出し森へ逃げた。
クイーン=パールシェルファンガイアといえども、ダークキバにかなう相手ではない。
ダークキバは改めてパールシェルファンガイアの音也への愛を確認すると、
「愛、そうね。誰よりも。」
キングは真夜からファンガイアの力を抜き取ってしまう。
「もはやお前はクイーンでもなければファンガイアでさえもない。亡霊のように生きろ。それが死よりも重い刑罰だ」
迷いの森でゆりと音也の前にシルクモスファンガイアが現れた。ゆりがイクサで戦おうとすると、音也がイクサを取り上げて、イクサとなり戦って、ファンガイアを撃破した。
今週は、過去編も現代編も衝撃的な展開。
嶋さんがサガに殺され、深央が自分で刺したサガの危機をかばってキバに殺されてしまいました。
迷いの森で音也を助けるためにゆりと真夜がキングと戦って、ゆりと音也を逃がした真夜に、キングが本当の気持ちを聞いて、人間を愛したファンガイアの罰として、真夜のファンガイアの力を抜き取ってしまいました。ファンガイアにとって、人間体となって死より恐ろしい生き地獄を味合うのですね。
嶋さんがファンガイアになって死を受け入れて、名護に自分を殺させようとしたり、渡にちゃんと誤りにいってから、キバまたはサガに自分の始末をつけてもらう、あくまで人間側からの正義の人でした。
音也みたいにファンガイアでも関係なく太牙を愛するってわけにはいかなかったのでしょう。
真夜に預けられて太牙を育てながらも、化け物の子っていう意識が常にあったのでしょう。大きくなるにつれて、人間では考えられない力を随所に見受けられて、恐ろしくなって行ったのでしょうね。まあ、オーメンの子供を預かったと考えるのが近いのかも。
音也は「俺の才能が分かる奴なら、人間でも化け物でもかまわない」から、真夜が小さい渡にあの音也のことを話して育てたんでしょう。立場は違うけど、太牙も渡も子供の頃から真の親が近くにいない、家族の愛情に飢えた歪んだ性格になっていってもしかたがないですね。
太牙が深央にやられたと思いたくなかったのは、自分の描いていた将来の夢を壊したくなかったから、それを無かったことにしたかったのでしょう。
深央は渡との将来を夢見るあまり、邪魔な太牙を殺せば、幸せが訪れることを信じて、太牙に手をかけたが自分を責めずに無かったことにしてくれる太牙の愛情を感じて、自分も無かったことにしたくてサガをかばったのでしょう。
パーシェルファンガイアのバリアは出す時間がなかったのかな。
それでも、渡の腕の中で、渡との幸せを夢見ながら死んでしまったので、太牙は蚊帳の外悲しいですね。
過去キングの気持ちもとてもわかります。非情で冷酷ですが、かなりのツンデレで、愛情表現が下手なのです。音也は許せないが最後の頼みの、クイーンの愛した曲を弾かせて、これを聞いて真夜を取られたのかと思うとさらにむかついたのですね。
バイオリンを弾くことを拒絶したらまるで自分が真夜に執着してるみたいだし、どうせ死ぬのは時間の問題。自分はファンガイアのために音也を殺すのであって、真夜に浮気されたからじゃないと言い聞かせながら、真夜が音也の事を誰よりも愛していると口にしたら、怒りが頂点に達して、殺すより生き地獄を見せて思い知らせてやるんですね。非情に歪んでいますが、クイーンへの怒りは愛情の裏返し、何も思っていない相手には、何の感情もわきませんからね。手下に後始末を任せればいいんです。
井上脚本は今回もどんどんキャストが死んでいきますね。次に死ぬのは誰でしょう。
来週は渡が次狼の勧めでドラン扉から過去へ行って歴史を変えるようです。
キバのエンペラーフォームとイクサのダブルキックが見られるよ。
それまで、キバってゴーオン!
東映太秦映画村にて、「仮面ライダーキバ」出演者のトーク&抽選会が開催決定!
どこよりも早く出演者の生の声が聞けるチャンス!
他に無い組み合わせに大注目のキャストトークショーとグッズ抽選会へキバってGO!!
http://www.eigamura30.com/event/special/kiba.html
12月20日(土)
時間:10:30(開場10:00) 12:30(開場12:00) 14:30(開場14:00)
出演者
瀬戸康史、加藤慶祐
発売日時:平成20年12月13日(土)10:00~ 発売金額:大人3000円、中高生2200円、こども2000円(4歳以上) Lコード:55553
12月21日(日)
時間:10:30(開場10:00) 12:30(開場12:00) 14:30(開場14:00)
出演者
武田航平、山本匠馬
発売日時:平成20年12月13日(土)10:00~ 発売金額:大人3000円、中高生2200円、こども2000円(4歳以上) Lコード:55554

