ミステリードラマ | Coffee break

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ミステリードラマは2種類あって、探偵となって謎を解いていく話と、最初に事件がおこって、犯人が分った上で警察や探偵にボロを見つけられてしまう話があって、私は後者が苦手です。

だって、自分が犯人の立場になって、追い詰められて「この中に犯人がいる!犯人はお前だ!」って言われるほうの気持ちに成るんだもの。心臓に悪い。

だから、頭脳明晰で勘の働く、ホームズとか金田一耕介シリーズが好きです。

金田一耕介シリーズで好きなのは、「犬神家」と「獄門島」が何度も映画やドラマになって、印象深いですね。

獄門島は俳句がキーワードになっていて、その句になぞられて人が殺されているのが不気味なんです。

鶯の身をさかさまに初音かな(室井其角)

むざんやな冑の下のきりぎりす(松尾芭蕉)

一つ家に遊女も寝たり萩と月(松尾芭蕉)

謎解きに重要な「気違いだがしかたがない」と言った思っていたら「季違いだがしかたがない」と、俳句の季節と違うことを気にしていたという場面がありますが、今はテレビ放送で禁止されている言葉なので、その場面はカットされているのが、気になってしょうがないですね。


そして好きなのは昔、TBSの「ケイゾク」という、迷宮入り事件を東大卒の幹部候補、ダサくて風呂にもろくに入らない新米刑事の柴田純(中谷美紀)が、ベテランで現場に強い個性的な真山刑事(渡部篤郎)と難事件を「私、犯人わかっちゃったんですけど」といって解決、犯人逮捕。

一度言ってみたいセリフのひとつです。これでわかるなんて、頭がよくなってみたいなあって思いながら見ていました。

柴田は難事件が大好きで、考え出すと他のことはお構いなし、髪の毛がぐしゃぐしゃで出勤したり、遅刻したりしていました。

課長は柴田が幹部候補なので、甘くてちやほやされていたけど、真山さんだけ何も分らない、ど新人あつかい(あたりまえだけど)、柴田がよくドジって真山先輩に「しばたー」って語尾を上げておこられていました。

二人のやりとりがコントみたいで面白かったし、犯人を追うときは信頼しあって、頭脳と行動力が合わさって、あぶないおかしな犯人に堂々と立ち向かう姿が勇ましかった。

映像も美しくて、ベテランの個性的な俳優さんが揃っていて、楽しみでした。

唯一つ、画面がゆれるシーンが、見ていると酔っちゃうので、気持ち悪くなりそうだからやめて欲しかった。最近はその手法は、あまり見なくなりましたね。

レンタルしてもう一度見たけど、また同じメンバーで続きを作って欲しくなりました。

渡部篤郎さんは10月から放送の「Room of King」に出演するそうです。水嶋君との共演が楽しみです。


パパは2時間ドラマの内田康夫さんの浅見光彦シリーズが好きで、よくビデオにとって見ています。

浅見光彦はイケメンのルポライター、旅雑誌『旅と歴史』を中心に、紀行文や旅案内のルポを専門として原稿を寄せている。旅先で必ず事件に巻き込まれ、また進んで事件に首を突っ込み、記事にするでもなく、趣味で事件を解決する。警察も何故か協力して犯人を逮捕。

犯人も男女のドロドロとした憎悪ではなく、跡継ぎ問題とか、誰かのために殺すしかないといった人情味あふれる所がいいですね。


電車や観光地がたくさん出てくるので、日本情緒あふれる旅館や、町並みが旅行へ行った気分にもなるし、旅行で行った所が出てきて、あそこで○○したとかが楽しい。

私は土曜ワイドとか見すぎて、いかにもタイアップとか、必要のないお店や料理の説明とか、行く必要がない観光地が急にはいったり、いつも断崖絶壁で事情徴収、自白するのやめてくれって思う。あんまりにもワンパターンだから、冷めて飽きているけど、浅見シリーズはそういうのが気になりません。

主役の俳優さんも、榎木孝明さん、辰巳琢郎さん、沢村一樹さん、中村俊介とイケメン揃いだから、映像がきれいで、重くなり過ぎない演技が人気の源だと思います。


「安楽椅子探偵と忘却の岬」は、面白そうですね。

日本ミステリー界の最強コンビ、綾辻行人さんと有栖川有栖さん共作のドラマというだけで期待できるのに、犯人・トリック正解率1%って、どんだけひねって、難しいんだろう。

もう7回目、全然知らなかった。

謎解きは苦手だけど、殺人にまで及ぶドラマが好きだから、今度必ず見ます。



安楽椅子探偵(公式ホームページ)
最新作「安楽椅子探偵と忘却の岬」