「石内尋常高等小学校 花は散れども」 | Coffee break

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9月27日(土)公開で、新宿武蔵野館他で上映、各地も順次上映予定があります。

ちょっと早い情報ですが、本日テレビ東京で午後1時55分~2時25分まで新藤監督の特番「95歳!魂の映画作り新藤兼人」がありますので、上映場所等を作りかけていたのですがアップすることにしました。関東地方のかたは是非テレビも見てみて、おすすめします。

新藤監督はたくさん映画を撮られていて有名ですが、私が見たのは少ないけど、お薦めは「北斎漫画」濹東綺譚」です。

豊川悦司さんが新藤監督かな(?)。自伝的作品のようです。


95歳にして現役バリバリの映画監督、新藤兼人の最新作『石内尋常高等小学校 花は散れども』。
今までに執筆した映画脚本240本余り、生きた日本映画史と呼ぶにふさわしい70年の作家活動を続けてきた新藤の自伝ともいえる本作。故郷広島での少年時代から新進気鋭のシナリオライターとして自立するまでを、破天荒なキャラクター造型とポップで実験的な構成で描ききった新藤印100%の集大成的作品です。“愛とエロス”“戦争と平和”“教師と生徒”といった自身が生涯追い求めてきたテーマはストレートに表現され、映像は天衣無縫で若さにあふれ“映画界のピカソ”とも呼べる新藤兼人の新境地が観る者を圧倒します。

監督の故郷、広島・石内村を中心に、広島県・山口県・島根県・瀬戸内海・奈良地方・静岡県と一大ロケーションを敢行。「日本中が私のスタジオ」という近代映画協会ならではの美しい日本の風景も見所のひとつ。年齢やキャリア、既成の映画文法すら超越した新藤ワールドの醍醐味を存分にお楽しみ下さい。

キャスト

柄本  明 (市川 義夫)

豊川 悦司 (山崎 良人)

六平 直政 (森山 三吉)

川上 麻衣子 (市川 道子)

大竹 しのぶ (藤川 みどり)


物語

大正の終りに広島市から山一つ奥に石内尋常小学校はあった。五年生の担任は市川先生。クラスには、良人・みどり・三吉がおり。授業中に三吉が居眠りをしても田植えの手伝いをしていたのが判ると咎めず、奈良に修学旅行に行けば遭遇した映画撮影隊に田舎者と罵倒された事で喧嘩をし、良人の母親の死には一緒に泣く。全人格を生徒にぶつけた先生であった。良人の家は倒産し、みどりは良人を心配するが、三人は卒業と同時に離別する。
30年後。良人は東京で売れない脚本家となっている、村の収入役となった三吉が市川先生の定年祝いに良人を呼ぶ。会場はみどりが女将をする料亭。戦争をはさんで集まった同窓生それぞれの30年があった。夫を戦争で失った者、原爆被爆に今も苦しむ者。語っても語り尽くせない人生に良人は圧倒され自分のふがいなさを思われずにはいられなかった。その夜。みどりからなぜ何も告げずに村を去ったのかと迫られ、良人とみどりは夜の海で関係をもった。
5年後、市川先生が脳梗塞で倒れた。先生は定年と同時に小学校の目の前に家を借りていた。教職を離れても生徒たちの声を聞きたかったのである。駆けつけた良人にろれつが回らない口で「オマエノドラマヲミテイル、エエモノカケ」と励まされる。先生が亡くなり、良人はみどりに結婚を申し込むが、みどりはあなたは脚本家でしょう。田舎の料亭の主人になるのかと拒絶され東京に帰ってゆく。



しんどう