「圏外の女」(後編)
一人旅の計画が頓挫し、道中で知り合った不思議な女性・お七(安藤麻吹)と温泉旅館に泊まることになったケイタ。最初は嫌々ながら付き合っていたケイタだが、段々とお七に惹かれている自分に気がつく。そんな思いを見透かしてか、節々に現れては謎の言葉を残していくやくざ(須藤雅宏)。
勇気があるなら、一緒にお風呂に入ろうとお七に誘われたケイタは、やくざの人の助言どおり、部屋で待つことにした。お七のお風呂は思ったより長く、布団の中にあったレモンを持ったまま眠ってしまい、朝が来た。
お七は相変わらず朝食も大食いでごはんをたくさん食べた。温泉旅館のお勘定を見て、ケイタは顔を曇らせた。
ケイタはふてくされて、バイクを取りに長い距離を歩いていくことに。
お七は足が痛くなり、ケイタにおぶってもらう。
「ねえ、知ってる?言葉には重さは無いけど、愛には重さがあるの。」
「そうみたいですね。」
お七はケイタにお礼に悲しいことを忘れるため、淋しい時に唱える呪文を教えた。
「だいせんじ がけだらなよさ」
バイク店につき、ケイタが引き取ろうとすると、お七はまた細工をしてバイクを壊し、ケイタを帰れなくする。
海で途方にくれるケイタ達。ケイタはお七に何故女優を辞めたのかを聞くと、
「果物屋の店先には必ず傷のついたリンゴが混じっているじゃない?同じ一房の葡萄の中にも一粒か二粒いたんだものが必ずある。人生も同じなの」
お七は島に行こうとフェリーを見に行く、その間やくざがケイタに話しかけ、
「能力なんてものは誰にでもあるのさ。千の群集の千の肉体が持っているものなんだ。飛ばない鳥は飛べねえ鳥だ。つまり、能力があってもおめえは空をあるけねえ男なんだ」
と励まして、自分はグラマンのトムキャットだと、港から空に飛び立ち、島の近くの海に落ちた。(なんだこれ)
ケイタとお七は網代湾からフェリーで初島に渡り、ホテルにチェックインした。豪華な中華料理を食べ、部屋で二人、夕暮れの海を眺めた。
「お姉さんは本当は何者なの?本当の名前は何ていうの?」
「答えは無数にあるわ。ドラマの中で一番美しいのは登場人物が自分の名前を名乗る時だっていうじゃない。だから、それはもっと後にとっておこうよ」
「私はね、思い出される女になるよりは、忘れられない女になりたいの。だから、後になって思い出したりしないでね。思い出すために忘れられるのが嫌だから。」
ケイタはうなずいた。
話をしているうちにケイタは寝てしまった。
朝、目が覚めるとたくさんのレモンの中で眠っていた。お姉さんがいない。フェリー乗り場まで走っていったが、すでにフェリーが出て、お姉さんは黙って行ってしまった。
泣き崩れていると、誰かにペンキを渡された。
やくざさんが海からあがって、港のケイタのもとに行くと地面の何かを書いていた。これは何かを尋ねると、ケイタは淋しい時のおまじないだという。
「だいせんじ がけだらなよさ」
さよならだけが じんせいだ
ケイタは忘れられない体験をした。
押井監督!2週に渡ってセブンが机の引き出しの中のまま出てきませんでしたけど!
熱海に2泊してるから、3日間もだよ。かわいそう。
ケイタのひと夏の恋?レモンが何度も出てきたから、甘酸っぱい恋ってこと。
さんざん振り回されて、お金を使わされて、怒っていたはずなのに、いつのまにか手懐けられちゃって、子犬みたいに楽しんじゃって!
恋は盲目、名前も名乗らない歳がかなり上のお姉さんに騙されて逃げられたのに、「おねーさーん」って泣き崩れるなんて、純粋すぎるな。
やくざの人は狂言回し、ケイタがしり込みするのを勇気付けて、後押しする役目。謎過ぎる。一度もお姉さんに会いませんでしたね。
淋しい時のおまじない「だいせんじ がけだらなよさ」は、すぐに後ろから読むんだって気がついたから、いつか急にいなくなっちゃうんだろうなって、分かってました。
呪文といえば、昔も似たようなのがありましたからね。
すぐに、思い出したのは「ひみつのアッコちゃん」で、「れどもよ かんじ」まるっきり後ろ読みじゃないけど、文字を入れかえると「じかんよもどれ」過去に戻る呪文でした。(ゆとり世代は知らないだろうけど)
謎のセリフで、人を翻弄する元女優が、高校生をナンパしてるから気をつけて!
ものすごく食べるから、お金がかかる女だぞ!
SF的な展開を期待したけど、普通の青春ドラマみたいになっちゃいましたね。
セブンの活躍は来週に期待しましょう。
来週は、セカンドも出るし、過去のお話で滝本さん(津田寛治さん)が久しぶりに出演しますよ。セブンにどんな過去があるか楽しみだね。