ベルギーの子供達は今週、学校がお休みです。私たちの住んでいるオランダ語圏のフランダース地方はKUROKSVAKANTIE(クロッカスが咲き始める頃なのでクロッカス休暇という名前)と呼び、1週間の休暇。幼稚園から高校まで、一斉にお休みです。


子供は休みでも親は仕事なので、小さい子供がいるお宅は、有給をとって休むか、子供を学童に入れます。

我が家の子供達はもう中学生と高校生なので親が家にいなくてもよいのですが、親がいないと一日中携帯電話&コンピューターゲームになってしまうので、私も2日休みを取りました。


時間ができたので、お雛様を出しました。




これを出すと、春はもうスグだなあと嬉しくなります。ガーベラ


息子と娘には、携帯とゲーム以外のことを何かやれ!と司令を。!!

娘は友達と出掛けて行きました。息子はなんと、料理してくれるというではありませんか!

おお、いいね!息子の手料理なんて最高のバレンタインよ。


冬休みに息子が自分で買った料理本。

その名も「オタクのクッキング」!




アニメや漫画に出てくる料理を作ってみる本です。オランダ語ではなくてフランス語で書いてあります。






凄いね、これ読んで作るの?

いきなりハードル高くない!?


今回作ってくれたのはスパゲティボロネーゼ。何事も経験、私は見守るだけで、全て自分でやらせることにしました。高校1年生男子が厨房に立つなんて素晴らしいではありませんか。


まずは息子、レシピを自分で紙に書いて、近所のスーパーへ自分で買い物に行きました。

本に忠実にやる、THE男の料理アルアル。なんとパスタまで自分で作りました。もし失敗したらスパゲティの買い置きがあるから大丈夫だよ、と言っておきました。

出来上がったパスタ。



もちろん本のようにはできず、ぶっとい麺になっていましたが、ちゃんと食べられる味でした。

パスタというよりウドンに近いかな。ウシシ

出来上がり。




作りはじめたのが夕方4時。食べたのが夜の7時でした。3時間頑張りました。

めちゃくちゃ疲れたって言ってました。

毎日料理するお母さんのありがたみがわかったか!?これに懲りずにまた作ってくださいな。


息子が料理してる間に、私は断捨離に励みました。息子も娘も成長期なのでサイズアウトした服がたくさん。洋服ダンスを一気にかた付けました。スッキリ!

とても意義のあった有給でした。


日本ではバレンタインデーでベルギーのチョコレートが色々と並んだと思います。

GODIVA、ノイハウス、レオニダス、ピエールマルコリーニ どれも有名ですね。大御所だけでなく、アントワープには歴史のある小さなチョコレート屋さんもあります。そのひとつが、ショコラティエGOOSSENS。

アントワープの中心から少し離れたユダヤ人の多く住む地域にあります。バレンタインのディスプレイでした。






ミミちゃんパセリですよー。