こんにちは。
高浜です。
「会社を動かすために必要な数字の実態」について
売上~粗利益の次に経営者さんが気にされていること、
それは「経費の使い方の実態」です。
いわゆる販管費ですね。
販管費、たくさんの項目が並んでますねえ。
これだけで経営者さんができる状況把握って何ですか?
そうですねえ、大体、一つ一つの科目金額を睨んでいって、
「なんか使い過ぎじゃね?」とか
「必要経費以外のムダはないんじゃないの?」とか
まあ、”ざっくり感想”ですよね。
僕、経理マンを20年やってましたけど、
試算表の販管費表示って、言い方悪いですけど
「ただ、上から下まで並べてあるだけで注目ポイントが分かりずらい」
って思っていたんです。
でも、このような「プロフィット部門とコスト部門がはっきりしている」組織であって、
人数が20人以上の規模の場合、
このような二つの情報がお手元に合ったら、状況判断はより明確になって、
経営会議での発言内容は変わってきませんか?
まず最初の図は
「販管費・カテゴリー別集計」です。
ここでいうカテゴリーとはですね、
販管費を
・人件費:「会社と雇用契約を交わして尽力して頂ける人に関わる全ての費用」
⇒社会保険料や福利厚生費までを含む
・業務費:「業務を稼働させる為に必要的に発生する費用」
⇒広告宣伝・販促費から始まり、光熱費、消耗品費、交際費・会議費等、幅広い
・施設費:「設備を使用することにより発生する費用」
⇒事務所・店舗棟の家賃や減価償却費、固定資産税、保険料のうち設備を対象としたもの、等。
という形に分類したものです。
試算表に出ている「科目別金額」を一個一個にらめっこする前に
カテゴリー別金額を見ることにより、
「会社の業態に見合った販管費の使い方をしているかorその月は特別な発生があったのか」
ということをチェックできます。
業態によっては「人件費が圧倒的におおく、業務費は最低限で済む」とか
「少人数なので人件費は少ないが、設備使用に頼るので設備費のシェアが高い」とか
会社さんの業種によっていろいろ型がありますよね。
まずはその型通りの発生なのか、何かイレギュラーがあったのかということを把握することが先決です。
ちょっと長くなってきましたので、
「販管費・事業部別(プロフィット部門・コスト部門)集計」
については次回お話しします。
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