こんにちは。
高浜です。
今回は少し話のテーマを変えます。
「経営の見える化」は何のためにやるのか?
わかっているようで、分かりにくいかもしれません。
いま、ぶっちゃけ経営者さんの多くの関心事は、
当然「いかに儲けるか」ということだとは思いますが、
もっと突っ込んでいえば
「いかに事業を継続して成長させるのか」
「いかに脱落すること無く生き残っていくのか」
だと思います。
では、そのためには何が必要でしょうか。
それはもう、沢山あります(笑)
沢山ありますが、私、高浜が過去の経験を振り返りながら考えますと、
重要なファクターのうちの一つが
「人(会社・機関・団体、等々)のご協力・ご尽力」
だと思います
では
この「ご協力・ご尽力」頂く、
「人(会社・機関・団体、等々)」にはどういう方達がいらっしゃるのでしょうか。
主要な方々を挙げますと
1.会社外部
(1)株主さん、キャピタル等の「出資元」
(2)銀行、個人様等の「金融機関」
(3)会社のサービス・商品をお届けし、対価を御支払い頂く「得意先様(顧客)」
(4)会社のサービス(商品)を素晴らしいものにするためにご協力頂く、
仕入業者様や外注先様と言った「取引先(パートナー)様」
(5)会社の業務が向上・安定するためにご協力いただく
家主様、事務用品会社、その他多くの事業会社様と言った「取引先(パートナー)様」
(6)事業を拡大する際に必要な規制緩和やルール運営を行って頂く国・地方公共団体
(7)税務署
2.会社内部
(1)組織の皆さん:従業員(社員・契約社員・アルバイト・インターシップ学生)
⇒事業目的と個人の夢(目標)のベクトルが一致することにより
「いかに個の力が組織の力に集結するか」が重要ポイント
(2)(1)を支える家族の皆さん
こんな感じでしょうか。
あくまでもざっくりと「主要」を述べますと、ですね。
では、経営者さんが、それぞれの方達にご協力・ご尽力頂くため、
言い換えれば「人を動かす」ために必要な事の代表格を挙げると、
「素晴らしい未来に導くために
現在・過去の真実と未来の予測図を見せること」
だと思います。
それぞれに「見せる」ものとして、例えば、
・金融機関からお金を借りる
⇒①事業詳細や強み・弱みが分かる過去の経営状態”真実のすべて”【決算書、管理会計資料】
②「借入金をどう有効活用し、利益とキャッシュを増やしていくか」というビジョン【事業計画書】
・従業員の方に売上をupしてもらう
⇒①過去の売り方の真実:集客数×成約率×単価という商売の流れが分かる【売上明細表・予実績比較表】等
②①に基づいた各パラメーターを上げるための戦略・戦術を示す【売上計画書】
・会社幹部(役員、部門長クラス)に各持ち場の利益をupしてもらう
⇒①過去の儲けor損の真実:【部門別PL予算実績比較表】【売上・粗利益明細書】等
②こういう動きをすることにより会社に貢献するんだ、という意味のロードマップである【事業計画書】
ということがありますよね。
でもちょっと待ってください。
このように各関係者さんを動かすために分かりやすく「見せる」ためには、
まずは自分たちの手によって「経営の見える化」ができていないと、
「見せる」ことはできないのではないでしょうか。
つまり、会社を
「事業を継続して成長させる」
「脱落することなく生き残る」
ためには
1.各関係者に「過去・現在・未来」を見せることが重要であり、
2.その原点は【経営の見える化】である
という結論に行きつくと思います。
すなわち、【経営の見える化】は“見せる化”の大前提であり、
【経営の見える化は“見せる化”なり】
なのです。
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