キャッシュの動きは「儲け」によるものだけなのか?(その1)<2> | 今さら聞けない!会社生き残り・成長の秘訣は【経営の見える化は“見せる化”なり】ブログ

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「成長する・安定する」会社経営を行うためには
社外・社内の様々な方々の協力が必要です。

その為に
「現在、過去の真実と未来の予測図を見せる」ことが重要ですが、
その前に【自分達が見えている】ことがもっと重要です。

こんにちは。
高浜です。



前回、宿題にさせて頂いた
「儲け獲得」以外の活動で「キャッシュや資産」を得ることができること
の代表例三つですが、お分かりになったでしょうか?



オーソドックスなところで言えば

(1)資金調達
 a.金融機関や個人さんからの借入や社債発行→返済(償還)あり
  b.投資家さんからの出資→原則返済なし



(2)設備投資(有形固定資産)

 設備投資と言っても、何百万円も、何千万円もする大規模な建物とか機械とか土地だけを指すのではなく、
 会計上「固定資産」と言われる「一使用単位当たりの取得価額が10万円以上のもの」を指します。
 10万円以下のものは損益計算書上で費用計上しますので、この中には入りません。



(3)権利等(無形固定資産)

 主には
 営業権(のれん)特許権、借地権(地上権を含む。)、商標権、実用新案権、意匠権、鉱業権、漁業権(入漁権を含む。)、ソフトウエア といったものがあります。



こんな感じでしょうか。



ただですね、蛇足にはなってしまいますが、
「儲け」意外でキャッシュが増えるだけでなく、減ったりするケースというのもありまして、
そうですねえ、細かく言えばいろいろありますが、
儲けとキャッシュフローの相関関係を「決算期別」で考えると、
在庫目的商品や販促物の購入前払金or前払費用の支払いなんかは要注意ですね。


「在庫目的...」を簡単に言えば、
明らかに翌期以降に使用する目的の商品や販促物を
「今安いから!」とか言って、当期に買い込んでお金を支払う場合が該当します。
このケースですと、当期の儲けには影響しなくても、キャッシュだけは動きますので、
そういう意味で”要注意”です。



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