最近は、私的なブログを書くということもなく、ジェルネイル製品の開発や、サロン運営などに没頭しております。
こだわり満載のオーガニックネイルスクールとオーガニックネイルサロンにもたくさんのストーリーがあります
日本で生まれたオーガニックジェルネイルで、爪に栄養を与え続けてくれる画期的なジェルネイルの専門サロンです。
このブログは、2016年の記事のリライトです。一風変わった記事で力作(のつもり)です、お楽しみ頂けたら幸いです。
リカちゃん人形が誕生したのは1960年代。
女の子達の心を奪い一大ヒット商品となりました。
私はリカちゃん人形に興味のない子供でしたが、
2016年のお花見の時、隣接していた「リカちゃん展」に立ち寄ってみたら、あまりに面白く、没頭してしまいました。
「しあわせのリカちゃん展」からは・・・50年の歴史からプライバシーが漏れ出ており、非常にまずい家庭事情が見え隠れしているのです。あえて隠しているらしい部分も見受けられ、開き直ってギャグのつもりでしょうか?
大人目線で「展示物にある説明文」読んでしまい疑問が頭の中を駆け巡りました。
つじつまが合わないと納得できないので、展示と説明文から抜けている謎の期間を推理してみました。
※メーカーさんの事情ではなく、あくまで実在しうるリカちゃんファミリー目線として追っています。
ではでは、リカちゃん一家に垣間見える秘密のストーリーをお楽しみください。リカちゃんのママである「織江さん」が重要人物となります。
登場人物
リカちゃん本人
リカちゃんママ=香山織江さん(ファッションデザイナー)
リカちゃんママのお母さん=陽子おばあちゃん(ケーキ屋さんのオーナー)
リカちゃんパパ=ピエール(音楽家)
リカちゃんパパのお母さん=エレーヌおばあちゃん(フランスの貴族)
リカちゃんのお姉さん=リエお姉さん(キャビンアテンダント)
リカちゃんの双子の妹
リカちゃんの三つ子の妹二人と弟一人
リカちゃんの本名 香山リカ
「パパって外人だったのね!でも何故ゆえにママの苗字なの?」ここから私の疑問が始まりました。
フランスの名門ミラモンド家の血を引くピエール。後にオーケストラの指揮者として成功。リカちゃんはフランス貴族の血を引いているのです。リカちゃんママの織江さんより3歳年上のピエールさんはフランスに幼くして留学に来ていた織江さんと恋におち、まだ幼い二人なのに子供ができてしまったのです。生まれた子はリエと名付けましたが、世間体もあり、ピエールの母親(エレーヌおばあちゃん)が自分の子として育てたと思われます。二人は織江さんが二十歳になるのを待って、貴族にだけ許されるヴェルサイユ宮殿で結婚式を挙げました。
結婚後すぐ第二子ができ、織江さんが21歳の時にリカちゃんが生まれたのです。織江さんは日本で暮らすことを望みました。でもピエールに名門の家を継いで欲しいと考えていたピエールの両親は渡日に大反対し、また二人が幼くして生んだ長女のリエちゃんを絶対に手放しませんでした。そこで、ピエールと織江さんは長女のリエちゃんを残して、次女のリカちゃんだけを連れて親子3人で日本へ渡ったのです。
しかし、満足な仕事も得れず日本に馴染めなかったと思われるピエールは、リエちゃんのために...という言い訳をして1人フランスへと帰ってしまい、なんと消息も不明になってしまいました。
物心ついたハーフのリカちゃんは「生き別れのパパのことが少し悩み」と実際に展示物に書かれています。未婚のまま母一人&娘一人の二人家族からスタートするのですが、最終的に
ママ・・・
愛するピエールとの間にリエちゃんとリカちゃんを生んだものの、日本では未入籍のままだったので未婚の母となってしまった織江ママ。でも、逆境を糧にして後にファッションデザイナーとして、そして実業家として大成功していきました。
未婚の母、ワーキングマザーの走りです。
以下は「しあわせのリカちゃん展」で出展されてるものを反時計回りに1つづつ撮ったものです。古い順に展示されており、各展示物に説明書きがありました。そこを私の説明を込めて解説していきます。
* * *
ピエールの実家、フランスの名門ミラモンド家の紋章。向かい合ったスワンがハートの形になっていて真っ赤なバラと共に愛を表しています。
* * *
1)これが初代のリカちゃん。ファッションデザイナーとして活躍するママと二人暮らしのリカちゃん。リカちゃんには生き別れになってるパパに会えない悩みがあると説明されています。リカちゃんママである織江さんには強さと影が伺えます。
* * *
2)リカちゃんママはファッションデザイナーとして大成功し、日本を代表してパリの「モード・グローバル・コンクール」に行くことになりました。が、その途中、飛行機の中で「ほくろ」をきっかけに、何とフランスに置いてきた長女リエちゃんと劇的な再会をすることができたのです。青い服を着ているのはリエちゃんです。
リカちゃんのお姉さんであるリエはキャビンアテンダント(CA)になっていました。ママはブティックや美容院経営まで大成功しており、再会を喜んでリエちゃんを日本に呼び寄せてブティック“ジュエル”の経営を任せたとなっています。リカちゃんのあこがれのお姉さんでした。しかし結局、同居は長くは続かなかったのです。何があったのか、リエお姉さんは出て行ってしまい、その後、行方もわからなくなってしまったそうです。
* * *
3)ママは機内でリエに会った後、リエから情報を得てパリでピエールパパとも再会することができました。パパはまたママと一緒に日本に戻ってきました。ママはすぐ妊娠し、リカちゃんには双子の妹たちが誕生したのです。パパは今度こそ日本で正式に入籍することにしました。そこで国際結婚手続きのためにフランスに戻りましたが、しかしそのまま日本には帰ってきませんでした。
外国からエアメールが届くことがありました。リカちゃんパパは世界中を船で移動したりしながら活躍しているようです。このころ船長さんだったのかもしれません。リエも出て行ってしまい、リカちゃんと双子の妹の子供3人を抱えた母子家庭になってしまったのです。でもママはとっても頑張っています。ファッションも当時の流行の先端を行っています。
* * *
4)ママは経営も順調で仕事を人に任せれるようになり、家事も頑張りはじめました。家庭的な雰囲気が出てきています。家事をやらせても有能なママです。実家のお母さんも忙しいながらも協力してくれています。
* * *
5)双子の妹も少し大きくなりました。家庭的になったとはいえ、このファッションセンスをみるとママはリカちゃんより輝いています。
* * *
6)仕事も順調な織江ママは、ファッションデザイナーとして名前が売れて有名になったので自分自身の美容にも存分に財力を注ぎ、その結果以前よりぐっと若返って可愛くなりました。「若々しくきれいになった」としか記録はありませんが、ここまでの変わりようを考えると不自然と言うか、整形・・・でしょう。そしてまたピエールと会ったのです。よりきれいになったママを見てピエールの愛は再燃、ママはまた妊娠、こともあろうに三つ子が生まれたのです。しかしながら、パパはまた去って行ってしまったのです・・・日本で織江ママに養ってもらうのでは永住の決断ができないのでしょうか。
* * *
この時の家族写真として展示されています。三つ子は男の子1人と女の子2人で、7人の母子家庭で、要するに、まだ未婚の母状態です。
三つ子の赤ちゃんが生まれても、しばらくはパパはおらず、ママと6人の子供で7人家族と書かれています。
* * *
が、その後・・・
7)ピエールパパは日本永住するために、本気の転職にチャレンジしました。世界でも名の通った音楽家のピエールなのです。すると、なんとジャパンフィルハーモニーの指揮者という素晴らしい仕事を得ることができました。そこで、やっとフランスの名門の家柄も捨てて完全に日本で暮らす大きな決断ができたようです。
遅ればせながらやっと晴れて日本でも入籍したパパとママなのです。長い道のりでした。ママの苗字「香山」を気に入っているピエールは「ピエール・香山・ミラモンド」と正式に名乗れるようになりました。
* * *
そこに・・・
8)フランスのおばあちゃんが日本にやってきました。孫であるリエちゃんを自分の娘のように育てたのに行方が分からなくなってしまったので、探しているに違いありません。織江さんが以前に日本に呼び寄せたことを聞きつけ、はるばるやってきました。しかし、リエちゃんはいないのに、なかなかフランスに帰る気配がありません。待っていればリエちゃんに会えると思っているようです。
三つ子の一人を抱っこしているのがピエールの母のエレーヌおばあちゃん。一時は折合いが悪くなっていた織江さんとも何とかうまくやっているようです。日本で大成功してすごいお金持ちになった二人を見て、そしてかわいい孫達を見て、フランスプロバンス地方の名門を捨てたピエールと織江さんを受け入れ、自分自身も馴染めるよう努力しているようです。
* * *
フランスのおばあちゃんがいるのに、2階の個室で1人になるリカちゃん。お姉さんばかりを愛するおばあちゃんとは馴染めないのかもしれません。屋上で遊ぶ双子は、とんでもない籠に入って遊んでいます。
* * *
9)パパ、ママ、リカちゃん、双子、三つ子と、8人が豪邸で暮らせるようになりました。リカちゃんもママのお手伝いをするらしく可愛いエプロン姿になっています。ずっと海外で行方不明になっていたパパも日本国籍を取得してからは日本に定着し、すっかりマイホームパパへと変身しました。ママは相変わらずきれいです。
* * *
10)きれいなママとリカちゃんは姉妹のようで仲良しです。お揃いのファッショナブルな服を着ています。一緒に暮らせるようになったパパは優しくって、イクメンでお金持ちでハンサムす。家族はとっても仲良しです。リカちゃんとママはパパのオーケストラの演奏会に行ったりもします。まだ赤ちゃんの三つ子達は演奏会には連れて行けないので織江ママのお母さんが協力してくれているのでしょう。
* * *
11)リカちゃんパパのピエールは、織江ママのお母さん(陽子おばあちゃん)にお家を建ててあげました。それでお互いの家が近くなり便利になりました。週末は家族8人でおばあちゃんの家で過ごします。おばあちゃんと言ってもまだ現役でケーキ屋さんを経営しています。若々しくて美しく、さらに有能なおばあちゃんなのです。陽子おばあちゃんは56歳。孫達はすっかりなついています。
ピエールさんがおばあちゃんのために建てた家は立派です。暖炉もあります。電子ピアノも置いてあります、リカちゃんはピアノが弾けるのでしょう。
* * *
12)家柄が良く、音楽家として成功したお金持ちで、イクメンのパパ。ママとリカちゃんはカウンターキッチンでお料理し、パパはソファーでくつろぎながら、ブラウン管時代に液晶テレビが出始めると、すぐ購入し、楽しんでいます。
ピエールはすっかり理想的なパパとなり、2014年にはイクメン・オブ・ザ・イヤーを受賞しました。頑張れば過去の汚点も挽回できるのです。ただし、世の中の人には、リエちゃんのことを隠しているので、子供が一人行方不明になってることは秘密です。
* * *
遠目で見ていると幸せそうなのに、深くのぞいて見るとちょっとどころではない影のあるリカちゃんファミリーなのでした。
福島県田村郡小野町に「リカちゃんキャッスル」があり、そこではガラス張りの工場でリカちゃんが作られるのを見れたり、さまざまな展示があるようです。福島県に行ったらぜひとも寄ってみたいです。そこには、謎を隠して美しく見せかけた年表が貼られているはずです。
おまけ
リカちゃん人形が誕生したころの1960年代のイメージ。こちらはリカちゃん展の下の階で、常設展だと思います。
1960年代の駄菓子屋さん。レトロだわ~ 8年前の私、削除しちゃおうかな、、、
調べてみたら、LiccAとして大人のお姉さん向けに素晴らしく生まれ変わったリカちゃん(ツイッターが日々更新されています)がいました。私はこれからLiccAちゃんを応援します!
new LiccAちゃん(↓下のカプチーノワンピーススタイル販売中)可愛いすぎますっ!バービーより素敵!!
(↑結局、このLiccAちゃんゲット(実物写真付きのブログ)してしまいました(*^o^*)。まだ服は着せてません)
長いブログ、最後までお読み下さり有難うございましたm(u_u)m
あー。エネルギー使った。このブログ、過去にない位、一度アップしてから何回も何回も修正しています。