ネイルで使用するUVライトと日焼けについて | 短期、安いオーガニックネイルスクール。東京の新宿

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2024/5/25 2012年に書かれたブログですが、10年以上経ち、事情もかなり違っていますので、当時の様子の記録も残しつつリライトしました。

 

 

【安全で効果的なネイルケアのために】

今回は、ジェルネイルに欠かせないネイルライトについてお伝えします。私自身、直観タイプというより数字で納得したいタイプで、いろいろ実験して確認してみたいタイプです。そのため、ジェルネイルのジェルに関しても様々な実験や調査を行っていますが、この記事では、UVライトや日焼けのリスクについて詳しく解説します。

 

 

 

【ネイルライトの種類】

ジェルネイルに使用されるライトの種類には、UVライト、LEDライト、CCFLライトの3種類がありました。現在はほとんどLEDライト一色になっていると言えます。ジェルネイルが登場した頃はUVライトだけでした。そこに、CCFLライトが登場し、LEDライトが登場してきました。3つとも意味合いが違います。そして、この3種類から安全性を判断しようとするのは間違っているのです。

 

 

【UVライトとは】

UVライトという言葉の意味は、波長のことです。光は波長数で表すことができますが、人が見ることができる可視光線は約400nm(紫色)~約750nm(赤)です、400nmより小さい光は肉眼では見えない色で紫外線と言われます。UV-A、UV-B、UV-Cと分けられます。ちなみに750nmより大きい光は赤外線です。


ジェルネイルの世界ではUVライトと言うと、形を表しているかのように思われ、LEDライトとUVライトはどちらが良いか?などと使われたりしますが、UVライトは紫外線を出すライトのことです。CCFLライトでも、LEDライトでも紫外線を出すことが可能です。基本的にはUVライトでジェルは硬化します。当初一般的だったのは、蛍光管タイプのUVライトでU字型で15センチ位の細長いものが多く流通していました。当時これをUVライトと読んでいたので、形そのものをUVライトと表現するようになってしまったのかと思います。

 

 

【CCFLライトとは】

CCFLライトとは蛍光灯の一種です。形状が独特で、蚊取り線香のような形状のネイルライトです。ですが、ネイルライトとしては、最近見かけません。このCCFLライトからは広範囲な光が出ます。その中に紫外線も可視光線も含まれます。このライトでジェルは良く硬化しますが、私が持っていたCCFLライトは割と熱を持ちやすく、一番日焼けしやすかった気がします。今はほとんど流通してないと思われます。

 

 

【LEDライトとは】

LEDライトはLight Emitting Diodeの略で発光ダイオードのことです。ここ10年で、照明と言えばLEDしかないというほど普及しました。蛍光灯も電球もほとんど見かけないくらいです。決められた波長の光だけをピンポイントに出すことができます。紫外線も、可視光線も、赤外線も、どんな光でも自由に出せます。

 

 

【ハイブリッドライトとは】

ジェルネイルの世界だと385nmの紫外線か405nmの可視光線のいずれかで硬化するジェルが多いので、どんなジェルでも硬化できるように、同時にその2種類の光を出すネイルライトが主流です。2種類を同時に出すのでハイブリッドとか、UV-LEDライトなどと書かれています。これはLEDが得意としてるタイプです。この場合、UV紫外線も出しているということになります。

 

 

【誤解されていること】

LEDライトと言うと、紫外線を一切出さない日焼けしないネイルライトと勘違いしてる方が多いように見受けられます。また、ネットショップで販売されているネイルライトの宣伝の中に「日焼けしない」と書かれながら「ハイブリッド」と書かれていて矛盾している記述を見かけることがあります。紫外線を出しているので「日焼けしない」と書いたら景表法に違反しているのではないか?と常々思っています。そのように書かれているのは、ほとんど海外製の輸入タイプのライトです。

 

 

 

【日焼けのリスク】
紫外線が出ていると、日焼けのリスクはあるということになります。LEDライトから出るUVの場合は385nmと405nmでUV-Aということになります。ライトにはワット数が記載されています。大きいワット数で長時間当てているほど、日焼けのリスクは高まることになります。

 

実は、この問題は非常に気になっており、良さそうなライトを見つけると購入しては試してきました。色白の肌の方は光を反射しやすく黒く日焼けしにくい傾向があります。もともと浅黒い方は日焼けしやすい傾向があります。実は、私が非常に日焼けしやすいのです。405nmだけを出すライトを繰り返し使用してみましたが、自分の手が日焼けの影響を受けるのを実感しています。理論的には紫外線とは言えない数値とも言えますが、全く影響ないとは言えないわけです。ただし、私のように日焼けしやすい人というのはかなり少なく、ほとんどの方はネイルライトで日焼けを心配する必要はないと言えます。

 

本当に私にとっても念願です。絶対日焼けしないライトというのがあったら嬉しいです。

 

 

【日焼けさせない使い方】

同じ紫外線であっても、ワット数を抑え、不必要に長く当てないことで避けることができます。ジェルの種類により硬化具合が違いますので、硬化不足の状態は別の意味で非常に悪いので、しっかり硬化できる範囲のギリギリのワット数と時間に気を付ける、ということになります。また、手袋をするのも一つです。あえてネイル用の手袋でなくても、百均でピタッとした手袋を購入し爪先部分を切ってしまいます。色は黒の方が防御率は高くなります。マシンオフして、粉が出なくなったところで、手袋を着けるようにしましょう。



【昔の蛍光管タイプのUVライト】

2012年当時主流だったネイルライトは、U字型の蛍光管が4本刺さったネイルUVライトでした。今でもレジンなどで小物作りをされる時に使ってる方もおられるようです。紫外線の幅が広くレジンとの相性が良いのかもしれません。当時、ネイルライトとして普及してて、交換用のUV蛍光管ライトも売られていました。

値段に幅もあり、いくつか買ってみましたが、安い物ですごく日に焼けるものがあって驚いたのを覚えています。品質が安定していませんでした。蛍光灯なので国産メーカーの物が手に入れば良かったのですが、ないので輸入物を買っていました。品質のムラが多すぎて、怖かったです。ジェルのツヤが出にくい場合もありました。

このタイプは、今のLEDライトより日焼けしやすいと言えると思います。

 


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