掌蹠膿疱症の治療のため、ついに「扁桃腺摘出術(口蓋扁桃摘出術)」と「咽頭腫瘍摘出術」。
季節の変わり目のせいか、病院全体のエアコンの調整が悪いようで、暑くてよく眠れませんでした。
また枕が変わると眠れないタイプなこともあり、結局2時間ほどしか眠れず。
でも、緊張と恐怖で目はギンギンに冴えています。
手術は、PM12:00過ぎから。
丁寧に洗顔をして、パックをして、いつもより丁寧にスキンケア。
それと歯科医さんから指示されていたので、丁寧に歯磨き。
丁寧に、丁寧に、丁寧に。
朝から絶食、絶飲食で暇なのです。
何かしている方が気が紛れます。
仕事しながら待っているとついに看護師さんが迎えに来ました。
「手術行きますよー。」
誘われるまま、病室を出て、看護師さんと一緒に歩いて、手術室へ。
手術の看護師さんに引き継がれ、私が手術する手術室に移動。促されるまま硬いベッドに横になりました。たくさんの機械が並び、いろんな機械音がします。なぜかラジオも流れています。
怖い。言葉にできない恐怖に襲われて緊張してきました。
看護師さんに、アレルギーのことなどいくつか質問されます。
その受け答えに緊張を感じ取ったのか、「大丈夫よ」と私の荒れたボロボロの手をずっと握ってくれていました。
手がこんな風になってから、病院以外では人に手を見せないように生活してきました。
ボロボロで汚くて恥ずかしい手。
こんなボロボロの汚い手も握ってくれる看護師さん。優しいな。
麻酔科医の先生がこれからの流れの説明をし
「おでこに脳波のシールを貼ります。マジックテープみたいな感じで、少しチクチクっとしますよー」
とおでこに貼り付けています。ぐいぐい押されましたが貼れないようで、おでこを何かで拭かれてから、貼り付けられました。
どうやら丁寧なスキンケアのせいで、ベタベタ過ぎたようです。
お肌の過剰な保湿は、手術の妨げになるので、お気をつけください。
ただし、口を大きくを開け機材をいれた状態を長時間続けるので、唇と口角はリップクリームなどで、入念に保湿しておいた方が良いです。
私は口角の保湿が足りなかったようで、術後に口角が切れてました。
口角は盲点でした。
ここから記憶が曖昧なのですが、口に吸入器のようなものを当てられ、何か説明を聞いていたような気がします。
そのまま意識は無くなりました。
リビングでソファに座っていると、グラグラ地面が揺れてきました。地震??
体も揺れている。めまい??
大変だ!救急車を呼ばなきゃ。スマホは?
だめだ!頭が揺れて、身体が揺れて、思い通りに動けない。電話なんかできる状態じゃない。
うあぁぁぁーーーーぁぁあ!!!
「終わりましたよー。わかりますかー」
誰かの声がする。目を開けてみる。
あれ?リビングじゃない?どこ?病院?
ああ…そうだった手術中だった…
意識朦朧でぼーっとしていたようで気づいたら、自分の病室に帰ってきていました。
顔に酸素吸入器、体に心電図、右腕に血圧計、右手指にバルスオキシメーター、左腕に点滴、そして両脚にはフットポンプ。
全身何かに繋がれていて、びっくり!
そして、汗だくで身体に張り付いたパジャマ。
このまま5時間、ベッドで絶対安静。
喉が痛い。暑い。苦しい。
声はかすれて出ません。
そして、ずっと仰向けだったので、腰が痛い!
口の中に血が溜まるたびに、自分で酸素吸入器を外して、ティッシュに血を吐く。
うとうとしてきても、血が溜まるので、酸素吸入器を外して、血を吐く。
この繰り返しを5時間。地獄の時間。
最後の1時間はトイレに行きたいのも我慢していたので、さらに地獄でした。
看護師さんが、ベッドでトイレをするよう促してくれましたが、私はトイレじゃないと出ない人なんです。
(´;ω;`)
ようやく5時間経過したPM19:00。
点滴以外を外してもらい、看護師さんに付き添われトイレへ。
めっちゃさっぱりーーー。
看護師さんにお願いして、ベタベタのパジャマを着替えさせてもらい、さらにさっぱりーーーーー。
ベッドに戻り、心電図と血圧計とバルスオキシメーターを再装着し、横になります。
なんだか鼻が詰まって、口からしか呼吸ができない。
でも、口から呼吸をすると喉が痛い。
通常はマスクをすると良いらしいのですが、私は接触アレルギーなので、これ以上長時間はマスクができません。
すると、ベテラン看護師さんが濡らしたガーゼを私の口にくわえさせ、加湿しながら、呼吸できるようにしてくれました。
素晴らしいアイデア!
助かりました。
点滴と心電図とバルスオキシメーターを装着したまま、明日の朝を待ちます。
ふーーー、寝不足と緊張の連続で疲れました。
でも、本当の地獄はここからでした。

