週のはじめ・月曜日に雨が降ると学校にも会社にも行きたくなくなっちゃう方がいらっしゃるかと思います…わたくしがそうでした。

 わたくしは季節に関係なく雨が苦手でしたので、梅雨の時期はホント憂鬱でございました。

 小学校の新1年生…まだランドセルが大きくて、後ろから見るとどことなく危なっかしいのですが、給食を食べて体育の授業を受けていれば、徐々に体力が付いてくることと思います。

 雨の日の休み時間は校庭に出ることもできませんから、教室で過ごすことになりましょう。

 わたくしは気易く話せる友だちがいなかったものですから、チャイムが鳴るとすぐに図書室に行って過ごしたものでした。

 授業と授業の合間、10分間ほどだったと思いますが、とにかく急いで図書室に行き、物語の続きを読んだことを覚えています。

 本に夢中になって次の授業を知らせるチャイムが鳴っても、そのまま図書室で本を読み続けていました。

 席にいない生徒を特に探すこともなく、また叱られることもありませんで、昭和30年代の小学校は安全面ではダメ…わたくしにとっては天国のようなゆるい小学校でありました。

 もちろん給食の時間には戻ってしっかりと頂きました。

 何しろわたくし…低学年だったころは登校拒否児童でしたから、母親がこぼしておりました。

「給食費は払ってんだからサ、お昼だけ教室に行くってことはできないもんかねぇ~」と配られる献立表を振りながら言われたものです。

 わたくし…クジラの竜田揚げと春雨サラダが大好物でしたから、その日は母親が献立表に赤丸を付けてくれ、登校したような?しなかったような?はっきりとは覚えておりません。

 学力に遅れが生じると心配した母親は地元の小学校に通わすことを諦め、千代田区の小学校に越境入学の手続きをし、わたくしは都電を乗り継いで通う孤高の小学生となりました。

 地元の小学校には幼稚園でいじめを受けた子も通うことを入学式で初めて知って、翌日から登校ができなくなってしまったのです。

 今思い返せば…あんな小さないじめにグズグズとしていた自分が情けなく、小さかったわたくしを叱咤激励してあげたい気持ちでいっぱいです!

 いつ頃からでしょうか…朝から降る雨も気にならなくなり、5月に降る雨はなお更に好ましく思えるようになって、農作物やら街路樹に取っては恵の雨となるとことでありましょう。

 4月よりずっと逞しくなった新1年生…雨ニモマケズ、頑張れ!

 4時ごろに届いた讀賣新聞・夕刊…強い雨になったのでしょう、久しぶりにビニール袋に入っておりました。

 ビニール袋に収まっているだけで、何やら艶めかしい?

 ビニ本ならぬビニ夕刊…トップ紙面には先日、江東区で行われた衆院議員補選挙に関する記事でありました。

 さてと…ビニール袋から出して、メガネを掛けてじっくりと読むとしますか。

 

 夕飯は冷凍してあったハンバーグのタネを焼きました。

 わたくしが小学校の頃の給食にハンバーグは出て来ませんで、家でも母は父優先の食事でしたから和食ばかりで、ハンバーグなるものを知ったのは中学に入ってからだと思います。

 給食のナポリタンも茹でうどんで代用されていたのを覚えています。

 あれって…けっこう美味しかったような?

 今夜はガチガチのハンバーグ!

 これぞハンバーグ!王道の味で頂きました!

 小さなころから食育なるものに出会っていたらと思いますが、母親が作ってくれた昭和の味は、おかげさまでわたくしの今の食生活を豊かにしてくれています。

 令和6年の学校給食の献立表、ぜひ見てみたい!

 全国各地の学校では、ご当地グルメが出る給食もあると聞いたことがございます。

 江東区の名産が出るとしたら…深川めしでありましょうか?

 ちょっと小粋な給食になるかと思います!