昨日、東京ドームでの伝統の一戦・阪神との試合を観戦。

 わたくし大の巨人ファンなのに、友人が当てたというチケットの席は外野ビジター席で阪神応援団のど真ん中の席でありました。

 すぐ後ろからは太鼓やラッパの音が鳴り響き、わたくし巨人選手がヒットを打ったからと言ってオレンジタオルを振ることも「闘魂こめて」の大合唱にも参加することも叶わず、それこそダンゴムシのように怯えて坐っておりました。

 この中で巨人ファンと知られたらと言う恐怖感は半端なし!

 良く無事で帰ってくることができたと、日ごろの行いを振り返りました。

 阪神応援団が鳴らす太鼓とラッパの音は、その日の夜になっても脳を痺れさせ、耳を傾けたら太鼓の音が零れて来るんじゃないかと思うほどの音量でした。

 夜は疲れてすぐに眠れるのじゃないかと思ったのですが、脳みそが興奮していたのでしょう、なかなか寝付けず深夜の2時過ぎまで目が冴えてしまいました。

 やっと眠れたと思っていたのに…明け方4時過ぎ、今度はトイレで目が覚めてしまい、何気に外を見たら…朝焼けの空に細い三日月が出ておりました。

 空が青と茜で滲んでいるよう…「きれい」

 讀賣新聞・朝刊はまだ来ておりませんし、もうひと眠りできるかな?

 朝刊には阪神に負けた記事が載っているでありましょう。

 スポーツ欄はスルーと決めました!

 

 午後、新刊書の偵察に駅前にある文教堂書店へ出掛けました。

「すごい平積み!」

 池井戸潤の最新作『俺たちの箱根駅伝 上・下』が一番目に付くところに積んでありました。

 令和7年の箱根駅伝・本戦を目指す戦いはもう始まっていますからね、けっして時期を外した販売ではありません。

 これはさっそく図書館に予約を入れなければ…タイトルをバッチリ暗記!

 このまま図書館へと向かいましょう!

 上下巻がある本の予約は難しく、下手をすると下巻の方が先に来てしまうこともございます。

 カウンターで出す予約はネット予約と違って、そこのところを確認できるので有り難いです。

 カウンターの館員さん、上下巻の予約票をきっちり受領して下さいました。

「何番目かわかりますか?」

「まだこの本は購入されていないんですが…調べてみますね。12番目になりますね」

 12番目…これはものすごく早い順番となります。

 宮島未奈・著『成瀬は天下をとりに行く』のわたくしの順番待ちは6日時点で827番となっております。

 生きているうちに読むことができるか…難しいところであります。

 

 今夜はフライドポテトを揚げました。

 昨日の東京ドームでは阪神の応援席でしたので飲食もままならず…阪神の攻撃になりますと周りは全員立っての応援となりますので、ビールやハイボールの売り子さんは参りません。

 巨人の攻撃になってもこちらはビクビクとしておりますからね、阪神ファンを押しのけて売り子さんを呼びとめることもできませんでした。

 周りはジャンクフードの匂いがプンプン!

 モツ焼きにホットドッグ、タコ焼きに唐揚げ…フライドポテトの香ばしい匂いもして参ります。

 じっと耐えるのみ…ドームではペットボトル、ビン、アルコールの持ち込みはできません。

 入場するとき軽い荷物検査がありまして、ペットボトルなどの容器は用意された紙コップに移し入れ替えなければ入場はムリ!

 飲まず食わずで8回までガマン…トイレに行く振りをして、わたくし友人を置いてひとり巨人応援席へと走り、大声を出し、ハイボールを一気飲みしてストレス発散致しました。

 わたくしの応援がなかったせいか、巨人軍は負けてしまい、がっくり!

 今夜は食べたかったフライドポテトをたっぷりと揚げました。

 小麦を振ったジャガイモは冷たい油に浸してから火を点けます。

 徐々に温度が上がって来るうちにジャガイモは中はホックリ、外はカリッと揚がります。

 この歳になると野球観戦もテレビに限ると痛感!

 今日は名古屋バンテリンドームでの中日戦であります。

 フライドポテトとビールを飲みながら応援いたしました。

 哀しいかな2:0の無得点負け…首位・阪神とは2.5ゲームの差となってしまいました。

 スポーツ観戦…贔屓のチームや力士が勝てばビールが旨い!

 今夜のビールは苦ごうございました。