先日行って来た根津神社の「つつじまつり」…つつじ苑のそれは見事な咲きっぷりでございました。
3000株もあると言われるつつじのひとつ・ひとつの剪定も丁寧に行われ、苑内はつつじの花びらが一片も落ちていないという清掃の徹底ぶり!
我が町内のつつじも、そこそこの剪定ではありますが盛りを迎えております。
で・ありますが…咲き終わった花弁は散り、運河沿いの歩道に落ちたままになっています。
この状態にしておきますと、不思議なことに犬のトイレ代わりになってしまい、せっかくのつつじの植え込みが台無しになってしまいます。
午前中、その花びらを掃き集めに行って参りました。
半分ほど町内清掃ボランティアメンバーが済ませておりましたが、あとは少しだけ若いわたくしが一生懸命に掃きましてございます。
連休中はウォーキング、ジョギングの方たちで賑わう遊歩道であります。
上流の方から東京湾船が近づいてくるのを眺めていると…船には東京都のシンボルマークである緑色のイチョウの葉が表示されていました。
「いそしぎ」の文字が見えます。
東京都港湾局の監視船となっています。
「いそしぎって書いてあるね。昔「いそしぎ」っていう映画があったじゃじゃない?エリザベス・テーラーとリチャード・バートン、カッコよかったなぁ~」
「あの映画って…相当古いんじゃないの?」
わたくしも大人になってから観たのですが、確か…1965年ごろの製作だったかと思います。
「絶世の美女エリザベス・テーラーって言われてたね」
「私はアンディ・ウィリアムが歌うテーマ曲が好きだったなぁ~」
「あ~!あのタラララァ~ンタリラァ~ンっていうメロディ。良い曲だったよね」
「何んの曲だかぜんぜん判んない」
「ムーンリバ~ってのとは違ったっけ?」
「あれはティファニーで朝食をじゃなかった?」
東京都のいそしぎは鳥の名前から付けたと思います。
地味な色合いの鳥で昆虫や魚類、甲殻類などを食べるチドリ目に属していて、主に磯に生息しております。
映画の中でエリザベスが演じるローラが海辺で傷ついた鳥・いそしぎを保護したところから付いたタイトルかと思います。
原題も「The Sandpiper・いそしぎ」…そのまま和訳したものとなっています。
これだけ話題になった監視船「いそしぎ」…とっくのとうに下流・東京湾へと向かって去ってしまっております。
連休の前半は今日でおわり…町内清掃ボランティアメンバーのみなさんも人混みを避けて家で過ごし、後半の3連休も出掛ける予定はないそうです。
ここ何日、何んとなくですが2丁目町内の子どもたちの姿が少なくなっているように感じます。
親御さんたちと帰省しているのかな?それとも海外旅行へ行ってるのかな?
明日からカレンダー通りで学校はありますし、給食も提供されます。
先日、ボランティアメンバーの方から聞いたのですが、お孫さんが通う小学校の給食で春巻きが出たところ、お孫さんは大好物になったとかで、母親である娘さんに作ってくれとせがまれたとか…「共働きだからサ、あれは下ごしらえの手間が掛かって大変だってこぼしてた」
わたくしヒマですからね、久しぶりに作ってみようと腕まくりを致しました。
中に巻く具材は冷蔵庫に残っているタケノコやキャベツ、シイタケに玉ねぎ、春雨と特別なものは何もありません。
春巻きは皮に巻くコツが一番重要かと思います。
空気を入れるようにゆるく巻くのか…空気を抜くようにしっかりと巻くのか…未だにそのコツが掴めておりません。
適当に巻いて…パチパチと油ハネで後の片づけに苦労しております。
然しながら、今夜はバッチリ!
きっちりと巻いて中火で揚げたら破裂することなく揚がりました!
揚げたての春巻きは皮はパリパリ、中はもっちり!
「旨ぁ~」
お皿を洗いながら、つい鼻歌がでてしまい、その昔、母から叱られたことを思い出しました。
「お前ね、フンフンと鹿のフンじゃあるまいし、鼻歌なんぞしながら家の事をするんじゃないよ!そうやってるから女の仕事は軽くみられるんだよ。お父さんが鼻歌を歌いながら仕事をするかい?きちんと口を結んで洗い物をおし!わかったかぃ!」
なるほど…と思ったのですが、もう誰からも叱られることも叱ってくれる人もいませんからね、鼻歌の続きを…歌はもちろん!映画・いそしぎのテーマ曲「The shadow Оf yоur smile」であります。
歌詞は判りませんからね、メロディだけです。
「ララララァ~ラァ~ララァ~ララァ~」
何んだかなぁ~ムーンリバーになっちゃってるかも?
残った春巻き、冷凍にしておきましょう!