本屋を出たところ…駅前の交差点で信号待ちしている可愛い車？を発見！
わぉ！ひとり乗り自動車です。
ガソリンで走っていると思うのですが満タンにしても、それほどの距離は走れぬでしょう。
電気自動車でもなさそうです。
前輪は２つ、後輪は１つの三輪車…おもちゃのようなひとり乗り自動車。
トヨタか三菱自動車忘れてだか忘れてしまいましたが「ソロ」と名付けられたのを思い出しました。
大手自動車会社も手掛けた車です。
公道を走るのですからナンバープレートが必要かと思うのですが、付いているのかな？
小っちゃな運転席に大きな体の男性が坐っています。
なんだか…この取り合わせが面白くて、信号が変わって走り去るまで見送りました。
うふっ！都バスや普通の乗用車の中を走って行く…やっぱりミニカーのようで可愛らしい！
車体に貼られたシールにはヘルメットやタイヤのメーカー名や、エンジンの部品メーカーなどがありまして、なんだか良い味わいを醸し出しています。
安全運転で行ってらっしゃい！
空は小雨が降ったり止んだりの繰り返しで、はっきりと致しません。
今日は返却が迫っている図書館本・２冊を読んでしまいましょう。
石田衣良（いしだいら）・著『池袋ウエストゲートパーク』シリーズの「獣たちのコロシアム」と「炎上フェニックス」…人気のシリーズらしく、もう１６、１７作品目となります。
それぞれ４つの連作短編集となっているハードボイル小説。
もちろん舞台は池袋…わたくしにはサンシャイン６０と東京芸術劇場以外、まったく馴染みのない土地ですが、池袋西口バスターミナルに隣接する西口公園を中心に展開する物語で、池袋で起きる裏社会のトラブルを解決していく若者の群像小説であります。
１９８８年に発売されてから、テレビドラマ化にもなった本当に長いシリーズです。
どれもサクサクと読めちゃいますので返却日には悠々間に合うかと思います。
今夜の夕飯は…お寿司！
午後一番で近くに住む幼馴染みが持って来てくれました。
『もしもし？今日の午後って家にいる？今、銀座のデパートにいるんだけどサ、美味しいそうなお寿司みつけたのよ。あーたの分も買って行こうか？食べる？』
幼馴染みが「あーたの分も買って行こうか？」…こういう問い掛けをするときは、奢りではないということであるのは長い付き合いで判ります。
でもなぁ～お寿司も近ごろ食べてないし…ここは頼むことにしました。
「どんなお寿司なの？並みとか特上とかある一人前？」
『それもあるけど…白身の魚ばかりの詰め合わせで美味しそうなのよ。太刀魚とかイサキとか銀色に光ってる魚なの。普通のお寿司もあるけどね』
どうやらデパ地下の寿司コーナー売り場から電話を掛けている様子です。
幼馴染みの夕飯もお寿司なのでしょう。
たまには作らずにお寿司も良いかもと思い、その白身魚のお寿司を頼みました。
午後３時ごろ…ピンポ～ン！
「買って来たわよぉ～久しぶりだから顔を見に来た！あーたは淋しいひとり暮らしだからサ、生存確認して来いってパパが言うのよ。良かった！生きてて！」
「ぜひともあーたには、あちしの死体の第一発見者になってもらいたいよ」
「それだけは勘弁してよ！今度サ「あまろっく」って言う映画観に行かない？江口のりこと笑福亭鶴瓶・主演の映画で面白そうなの。パパ誘っても行かないって言うし…一緒に行こうよ」
「あぁ…その映画に出てた佐川満男の遺作となった映画でしょ？」
「佐川満男って？伊東ゆかりの元・夫だった人？その人が出てるの？」
「あーたが誘ってんでしょ、知らないの？」
丸の内東映でやっているらしいので行ってみましょうかねぇ～
「あきらは元気なの？美大の修士課程４年終わって、今年も研究室に通ってんの？」
あきらくんは幼馴染みのひとり息子でありまして、もう２７歳にもなるのにまだ大学に籍を置いて就職する気がない青年であります。
将来は美大の教授になるとかで人脈作りに奔走しているとか…俺はイラストレーターになるのだと芸術を志し美大に入ったと言うのに…教授かよっ！
「日にちとかあとで連絡するね。下でパパが待ってるから…またね！」
パパも車を出して運転手…大変だこと。
「ありがとね。四角い顔のパパによろしくぅ～！」
さて…今夜は初めて頂く太刀魚の握りです。
イサキもお刺身は食べたことがありますが、酢飯と合わせるとまた乙ですなぁ～
さっと作ったかき玉子のお吸い物にも合うこと！
今夜は楽をさせてもらいました。
あっ！お金払うの忘れちゃった！
きっとあっちも忘れちゃってると思います。
そう思ったら旨さが倍増！
タダほど旨いものはない…だけどタダほど高いものもございません。
パックに貼り付けてある値段は１４００円でございました。
映画「あまろっく」…楽しみです！
