午前5時45分「春分の日」の日の出であります。
きちんと東から日が昇って来ております。
こればかりは間違えのない朝の日課でありましょう。
北半球に位置する日本は東から日が昇り、西に沈んで行くと小学校で習いました。
「では南半球では太陽はどちらから昇るか分かる?」
純粋な子ほど「西から昇るぅ~」と答えるでしょうが、純粋ではあったけど物事を深く考えることが出来なかったわたくし…はて?東西南北、太陽なんてどっから昇ってもいいやなどと思いました。
「太陽は北半球でも南半球でも東から昇って来ます。沈むのは西ですよ、覚えましたか?」と先生は言っていたのですが、小学校高学年になって、北半球の太陽は東から南経由で西に沈んで行くこと。
南半球の太陽も東から昇るけれども、北経由で西に沈むということを改めて習い、この時は「そう言うことなんだぁ~」とストンと納得!おつむの定位置に収まりました。
朝焼けは雨になると昔から言われておりますが、それが当たったようで午後から天気は急変!
強い北風に煽られ雨雲と雷がグングンと西から押し寄せて来て、あっという間に大雨となってしまいました。
と・思っていたら、いつの間にか夕日が出て来て、これまたちゃんと西に沈んで行きました。
いつものように事が収まり、明日は晴れるかな?
今日はお彼岸のお中日(おちゅうにち)にあたりますが、今日は出掛けずに良かった!
お墓参りに行って風に煽られてコケでもしたら大変でした。
久しぶりの作家さん…モリミーこと森見登美彦・著『シャーロック・ホームズの凱旋』を読んで過ごしました。
仲村祐介さんのイラストだけで森見ワールドへと導かれて行ってくれるような気が致します。
タイトルだけでは物語がよく判りませんが、舞台はヴィクトリア朝・京都という架空の設定となっているファンタジーでございます。
物語は何かと行き詰った人々やスランプに陥った人物が多く登場し、現代の縮図ともいえる世界を描いているのですが、前半はなかなか物語が進まず「う~ん」と唸ってしまいましたが、中盤から後半にかけて怒涛の展開へ…シャーロック・ホームズファンにはちょっと納得できない着地かも知れません。
モリミーがスランプ?
そろそろ京都を離れた物語が読みたいなぁ~と森見ファンとして思いました。
なんだか良く解らないうちに読み終わってしまい…消化不良な1冊となってしまいました。
ここらで気分を変えて、お八つを作ると致しましょう!
本来ならばもち米と小豆で作る「ぼたもち」がお彼岸に相応しいのですが、これから仕込むのも手間が掛かってしまいます。
サツマイモが残っていたので素揚げにして蜜を絡めれば簡単にでる大学芋を作ってみようと思います。
先ずは串に刺してスッと入ったら…バターと塩でお味見です。
バターとサツマイモの相性はバッチグー!
ホクホクに揚がっていました。
砂糖とハチミツで作った蜜…隠し味はしょう油を入れればキリッとした蜜になるかと思います。
ザクッと絡めれば出来上がりです。
我らが東京巨人軍の開幕戦もいよいよ迫って参りました!
大学芋に振りかけるゴマ…黒ゴマでは黒星に繋がってしまいますから我が家では、すべて白ゴマでなければなりません。
落ち着かぬ空模様となってしまいましたが、今日も無事に過ぎすことが出来ました。
有り難いことと大学芋を頬張りました!
ごちそうさまでした!