今日は珍しく映画のリピート鑑賞に行って参りました。
先日友人から電話がありまして…『ねぇ?ゴジラって観た?面白かった?私、ゴジラって観たことないのよ。なんか作り物って言うか、着ぐるみって感じで見る気がしなかったんだけど、山崎監督での新作は戦後の人間性を軸に描いているらしいって聞いて、観てみようかなって思って…えっ~もう観ちゃったのぉ?誘ってくれれば良かったのにぃ~!バツとして一緒に行くべし!』と言ってきたんです。
何のバツなのよ?
わたくしは11月22日に近くに住む幼馴染みの勧めで『ゴジラ-1.0』は、すでに一緒に観に行っておりまして、評判通りの出来で感動しちゃいました!
幼馴染みはテレビドラマが大好きなものですから、神木隆之介&浜辺美波のW主演で放送されていたNHK朝ドラの「らんまん」を堪能してしていたようです。
それが同じ主演での映画と言うことで、幼馴染みはそれはもう行く気満々でございました。
ラスト15分…もう1回観たいなぁ~と思っていましたので「良いよ!いつがいい?」と返事をしましたら…『日曜の朝いち番の時間でどぉ?パソコンで席、取っちゃうね』となりまして、両方から行きやすい豊洲ユナイテッド・シネマで鑑賞することになりました。
劇場はほぼ満席!
「評判は良いとは聞いていたけど、すごいね!やっぱりこういう映画は満席で観ると熱気と言うか臨場感が違うよね」
友人は冒頭から引きずり込まれたようで、グッと身を乗り出すようにして観ています。
わたくしは2度目とは言いながら「あれ?こんな場面あったかな?」と言う為体(ていたらく)…
然しながら…改めて、何もかも破壊していくゴジラの凶暴さに立ち向かっていく人々のドラマなのだと感じ入りました。
VFⅩ(視覚効果)の圧倒的な映像と俳優たちの熱演は見事な調和を成して、こちら側に強い連帯感を訴えて参ります。
「いやぁ~面白かった!それ以上に、なんか感動しちゃったわよ。時代背景を第二次世界の戦後ってところに置いたのが成功のひとつかもね」
友人は初めての「ゴジラ映画」に大満足のようでした。
ランチは豊洲駅前交差点のビル2階にある老舗「福田家」へ…
スクリーンが入っている「ら・らぽーと」のフード・コートもレストラン街も家族連れで、どこも超満員!
1時間近くは待たされると聞いて諦め、街中の食堂に足を向けました。
わたくしはこの福田家・一押しの「マグロのブツとヒレカツセット」を、友人は鶏のから揚げ・ネギダレ掛け」をチョィス!
「ここのお店ってサ、夕方の情報番組で見たような気がする…確かサ、あーたの頼んだセットがテレビに映ってた…取り替えて!」
「へぇ!テレビで豊洲のランチ、取り上げられてたの?ここって昭和21年かの創業だったかな?豊洲じゃしっかりと常連さんが付いてるお店なんだよ」
「だから…取り替えてよ。テレビで映ったメニュー食べたい」
こちらはしょっちゅう豊洲へ来てますし快く聞き入れました。
「うん!さすがは豊洲市場が近いだけのことはある!マグロ、赤身だけど味がしっかりしてる。大根のツマも作りたてで美味しい!ヒレカツもサックサク!ハスのきんぴらもシャキシャキして私好みの味!それにしても神木隆之介って上手いねぇ~安藤サクラも感心するくらい昭和のおばちゃんになり切ってたし…登場人物ってサ、大作の割には少ないと思わない?上手い役者に絞ったって感じだね」
山崎組の専門エキストラがいるほどで、逃げ惑う人々の緊迫した表情や逃げる足がもつれる様子も実にリアルに描かれていました。
「ラスト、泣けるねぇ~アメリカでも大評判らしいけど、あの日本人特有の感情って解るのかな?」
「あーたね、アメリカの人たちをバカにしちゃぁダメよ!エンディングテーマが終わると拍手が起こったり、口笛で映画を称えてくれてるらしいわよ」
「そうなんだ!それは嬉しいね」
リピート鑑賞して良かった…「ゴジラ-1.0」でした!
あっ!鶏のから揚げネギダレ掛け、これまた衣がサクサクで、ちょっと辛く味付けされたネギダレが絡み合って絶品でした!
わたくし、友人に唐揚げを盗られぬよう、黙々と食べましてございます!
きっちり割り勘となったんですが…ヒレカツセット・1100円。鶏のから揚げ・990円…それを友人は990円しか出そうとしない!
「あーたが食べたのはヒレカツとマグロのブツ!あと110円!」
「あーたって昔からそういうところって細かったよね?」
「喧しいわっ!」
「今度、『ファースト・カウ』って言う映画、観に行こうよ。招待券あるんだ」
「えっ?招待券?…でもね、それはそれ、コレはコレだよ!」
粘った甲斐がありました…スターバックスでコーヒー、ゴチになっちゃった!
この度は「ゴジラ-1.0」において『第48回報知映画賞』受賞されたとのこと、おめでとうございます!