えらいなぁ～３５度の気温にも萎れずにピンと花径を伸ばし、焼けつくような日差しにも正面から立ち向かい堂々と咲いているヒマワリに脱帽！
光り輝く黄色は黄金色に光って元気をもらえます。
ヒマワリは一茎にひと花しか咲かせませんが、夏にはなくてはならぬ花であります。
台風６号が迷走し、台風７号も関東・東北に北上して来るようです。
添え木がしてあるものの、何んとか強い風にも負けず倒れずに堪えてほしいと願っています。
あれ？いつの間に部屋に入って来たんだろか？
金亀子（カナブン）が部屋側の網戸で涼んでおります。
カナブンはコガネムシと違い害虫扱いをされておりません。
コガネムシの幼虫はバラの根を好んで食べてしまいますので、バラ愛好家の方々にはその駆除に精魂尽きてしまうと聞いたことがございます。
コガネムシと姿形はよく似ているのですが、触覚の部分を持つ顔が四角いんです。
この顔付きを眺めていると…わたくしの幼馴染みの旦那の顔を思い出してしまいます。
「男はつらいよ」の寅さんを演じた渥美清さんのようにエラが張っているんです。
前に幼馴染み訊いたことがあります。
「顔は四角くても６０を過ぎればサ、少しは人間が丸くなってくるのかね？」
「失礼ねぇ～！もともとパパって人間ができてるのよ！それよりあきらのエラも張って来て四角くなってきてる気がする。産まれてくるとき丸くて良かったわ」
良かったわって…４０を超えた高齢出産で帝王切開だったでしょ！
四角だろうが丸かろうが屁でもないじゃん!
あきらくんは幼馴染みと四角いパパとのひとり息子でございます。
神木隆之介くんによく似ている顔だちをしております…神木くんも少～しエラが張っているように思いますが、いかがなものでしょうか？
カナブンよ、そろそろエアコンを入れるからね、自然界に戻りなさい！
外に出そうと背中を摘まんだら…これがしっかり爪を網戸の網に食い込ませ、ビクとも動きません。
しまいには胴体部分と胸の境目をギシギシと音を立てて身をよじってイヤがる始末。
その力強さに、わたくしタジタジ…足の裏をくすぐったろか！
まぁ～気の済むまでいたらいいよ…こちらはちょっと遅めの朝食と致しましょう。
パンのストックがないので、炭水化物はマカロニで補うことにしてマカロニサラダを作りました。
コーヒーはあとで淹れるとして、カルシウムを摂るためにヨーグルトを牛乳で割ったものを用意。
本日・何も予定がはいっていない前期高齢者のわたくし、お腹が膨れたら読書をしながら昼寝へ。
カナブンが添い寝をしてくれたら、虫好きのわたくし…惰眠を貪りたいと思っております。
『かなぶんのわが袖掴みはなさぬは』
（かなぶんのわがそでつかみはなさぬは）
安住敦
