暑いからと水ばかり大量に飲んでいると塩分不足・カリウム不足で「水中毒」に」罹ってしまうとニュースで聞きました。

わたくし脱水症状や熱中症にならぬようにと必死に水を飲んでおりました。

水分補給の中には塩分も一緒に摂らなければならないなどとは無知なわたくし考えつきもしませんで、深~く反省。

水中毒の症状はめまいや頭痛、やがては意識障害にまで至る怖いものであると知りました。

「熱中症もだけど、水中毒にならなくて良かった!」とほっと胸を撫で下ろしました。

まだまだ続く猛暑日…そうだ!梅干しという強い味方があるではないか!

今年は梅干し作りをサボってしまいましたが、3年物・5年物の梅干しがカメにございます。

ザルに広げて干すのも手間が掛かりそうなので、カメごと陽に当て梅干しに「喝!」を入れることに致しました。

1日1個食すれば…塩分とクエン酸を体内に充分摂り入れることができるかと思います。

かなた南の空にモクモクと白い雲が湧いてきました。

これは積乱雲に発達して、ひと雨期待できるかも!

気温も下がるし、街路樹たちも大喜びすること間違いなし!

ザーッと来れば、いくらベランダに干してあるとはいえ雨が吹き込み恐れもありますからね、ここは早めに梅干しを取込むことと致しましょう。

と思っているうちに…みるみるうちに空は雨雲に覆われ、雷が鳴り始めました。

「どこか…頑丈な建物に避難しなくっちゃ!」

テレビのニュースで流れる「身の安全を守るべき」のひとつが頭をよぎります。

まぁ~14階建ての集合住宅なら避雷針も取り付けてあることだし大丈夫でありましょう。

安全のためにパソコンのコンセントを抜いておきますか。

あれこれと用事を済ませているうちに大粒の雨が降ってきたようで、あっという間にかなたの視界がぼやけて見えなくなりました。

もうこうなったら…静かに腰を据えて読書タイムと予定を変更!

本日はお気楽に読める堂場瞬一の警察小説を2冊、読んでしまいましょう。

どちらも人気のシリーズ物でありまして「灰色の階段」はラストラインシリーズのダイジェスト版とでも言いましょうか…主人公・岩倉剛(いわくらごう)ことガンさんのいぶし銀のベテラン刑事の物語となっています。

刑事になって初めての事件から本庁の追跡捜査係、火災犯捜査係として活躍する岩倉の刑事としての人生を6つの短編集に収めてあります。

独身時代、結婚式前夜の事件、妻との別居、離婚、新しい恋人など岩倉・ガンさんのファンならば見逃せぬ1冊であります。

『夢の終幕』は警視庁特殊能力刑事チーム・SCUの活躍を描く作品で、こちらもシリーズ・ボーダーズの第2弾!

人気ロックバンドが松本のライブコンサート帰り、忽然と消えてしまった事件を担当…登場する刑事を順番に主体とする描き方で、今回はチーム最年少の最上刑事が主となって事件解決へと導くようです。

さて、どんな特殊能力の持ち主でありましょうか?

雨はどんどん激しさを増しているようでありますが、西の空は明るくなって来ています。

これで日差しが戻ってきたら…気温が上昇、蒸し蒸しとして不快指数バク上がりとなるでしょう。

気温が上がらぬ前に梅干しひとつ、熱いお番茶で頂いておきますか!

 

『この家のことりもせず梅を干す』

(このいえのことりもせずうめをほす)

山口青邨(やまぐちせいそん)