マンションにある花壇は、ただいま花真っ盛り!
色とりどりの草花が咲き誇っております。
その中で…まるで頭巾をかぶった小人のような蕾を見つけました。
「可愛い!」
紫君子欄(ムラサキクンシラン)ことアガパンサスの蕾です。
花茎がグッと伸びて蕾を押し出すと、緑色の頭巾から先端に向かって細長いラッパ型の花が30個ほどまとまって咲き始めます。
この蕾の色合いから見ますと、その名の通り薄むらさきの花のようです。
放射線状に広がる花はボリュームがあって見応え充分!
明日から台風の影響もあって雨降りが続くって!
チョコッと顔を覗かせてホント愛らしい…今日のうちにたっぷりと日差しを浴びようね!
さて、わたくしは新しいぬか床を仕込みたいと思います。
これからナスやキュウリなど夏野菜がどんどん出荷されますから、大いに食べていきましょう。
ぬか漬けは乳酸菌が豊富に含まれておりますから、ポリポリと食べるだけで整腸作用に良い成分が体に摂取されます。
お米屋さんに頼んでおいた煎りぬかを塩と日本酒で練ります。
調理酒で充分、水は1滴も入れません。
耳たぶほどの硬さに練ったところへ昆布、鷹の爪にかつお節を混ぜればぬか床の出来上がり。
わたくしは母伝来のニンニクも足して風味の良いぬか床に仕上げます。
あとはちょっと硬いニンジンの葉っぱやダイコンの皮、試食用のニンジンを漬けます。
塩分の具合をみたいのと余計な塩分を野菜に吸わせて旨味を出したいのですが、上手くいくかな?
いつ梅雨入りしてもおかしくない大気が接近しています。
カビが生えないよう毎日かき混ぜる手間はありますが、食欲がない日でも…そんな日はありませんが…美味しいぬか漬けがあるだけで、白いご飯が進みます。
もちろん!ビールも冷酒も進んじゃいます。
本漬けが出来るまで、あと4~5日、野菜を入れ替えながらじっくりと待つと致しましょう。
『糠床を薄むらさきに茄子漬かる』
(ぬかどこをうすむらさきになすつかる)
大塚とめ子