江東区は縦横に川や運河が流れ、一級河川の隅田川と荒川に挟まれた区で、街中の至るところに昔の堤防跡が残っておりまして、なるほど下町・深川はゼローメートル地帯であるのだと改めて知らされます。

昭和30年代、40年代まですぐに川が氾濫し、わたくしどもが住む下町は水浸しとなって大変なことになったものですが、近来行政の護岸工事や新たな堤防工事によって、大雨や台風が通過しても大規模な浸水被害は起こらずに済んでおります。

そればかりか、護岸と道路の間には小さな遊歩道や避難所が設けられ、季節の花々が植えられ地元の人たちの憩いの場にもなっています。

この季節は紅花詰草(ベニバナツメクサ)が群れを成して咲き誇っております。

小さな花がぎっしり!蝶の姿こそ見えませんが、ハチの羽音があちこちから聞こえて来るのですが、微妙にわたくしを避けて飛んでいるような・気も致します!

花言葉は「陽気で明るい!」とあります。

白詰草(シロツメクサ)のように幸運をもたらす四葉のクローバーが見つかるかな?

花を踏まないよう…探してみましょうか?

    

街中へ戻ってきたら「ベローチェ」の店頭で看板の入れ替え工事をしていました。

「えーっ!また値上げ?」

と言いましても、わたくしコーヒー代がもったいなくてスタバでもタリーズ、ここベローチェでもコーヒーを買い求めることは滅多にございません。

何かの本で読んだのですが、朝の通勤時にコーヒーを買う習慣のある方はお金が貯まらないと書いてあったように記憶しているのですが…どうだったかな?

毎朝、惰性でつい買ってしまうコーヒー。300円として週に換算。月に換算。年に換算すると…それはもうビックリするくらいの金額になるのだとか。

家でお茶やコーヒーをポットに入れてくる方、ペットボトルに水を入れて来る人に比べると相当な違いが出てくるそうで、それはコーヒーに留まらず、すべての金銭感覚に出て来るとのことであります。

「ほほぉ~!」

わたくし、コーヒーは買わないのに貯まりませんねぇ~

毎朝、コーヒーを買ったつもりの「つもり貯金」でも始めようかしらん。

ここのところの物価高騰を考えれば値上げをせざるを得なかったのでしょうが、今年の1月に250円から280円になったばかりかと思います。

今度はいくらになるのかな?と思いながらベローチェの前を通り過ぎました。

買い物帰り、工事が終わりきれいな看板になっているのを見掛け「あれ?」…レギュラーサイズ・コーヒー1杯280円に変わりがないようです。

ただ看板の照明が切れただけかも知れません。

ベローチェのドアが開いたら…芳しいコーヒーの香りが漂って参りました!

「コーヒー飲みたい!」

さぁ~家に帰ってコーヒーを淹れて飲もう!

280円…チリも積もれば何んとやら…貯金箱に500円玉をカチャンと入れたら、ここはきちんと220円・おつりを取りましょう。

得をしたような…我が家のどんぶり勘定、プラスマイナスゼロのような?

コーヒー、美味しゅうございました。