さすが!讀賣新聞社!
25日・朝刊一面で「本紙は値上げしません」と宣言しました。
全国版で宣言しちゃったんだから、そうそう撤回はできません。
但し…この物価高騰の厳しいご時世ですから「1年間」と期限付きでありますが、購買者のひとりとしては大いに歓迎する決断であります。
その分、傘下である東京読売巨人軍、よみうりランド・その他で稼いで欲しいと思います。
今日は朝から雨…天気予報で出ていた気温より下がっているように感じます。
春夏秋冬が訪れる我が国。その季節の始まりである春…これこそ「花冷え」であると四季折々を表す美しい日本語を声に出してみました。
「はなびえ…わぉ!風情あるぅ」
鎌倉の友だちから、ご自宅の庭で収穫した夏みかんが送られて来ました。
ヒヨドリやカラスにも突かれず、タイワンリスの被害にも遭わず、傷ひとつ付いていない夏みかん!
「嬉しい!お心遣い、どうもありがとう!」
さっそく…ポン酢をこさえましょう。
今回は市販のそばつゆに昆布を足して、夏みかんの果汁と合わせてみたいと思います。
今夜は温かな豆腐にかけて頂いてみよう!
夏みかんの皮剥きって雨の日のおうち仕事としては最高です!
マーマレードジャムも作っちゃおう。
アデルのCDを聴きながらひとつひとつ根気よく剥いていきましょう。
「AⅮELE 21」は2010年・アデル21歳の時、2枚目のアルバムとして発売され、全世界セールスで1600枚を突破する売り上げを上げ、21世紀で最も売れたアルバムと認定されました。
全英・全米でチャート1位入りを果たし、第54回グラミー賞主要3部門を獲得した名曲ばかりの凄いアルバムです。
左のアルバムは3枚目のアルバム・25歳の時に発売されたブルースの粒ぞろいの名曲が収められています。
2021年にリリースされた「30」も評価が高く、その中の1曲「I Drink Wine」のプロモーションビデオのそれはそれは楽しいことと言ったら、まるでお伽の国・絵本の中に紛れ込んだかのようでした。
さぁ~手を休めずに…頑張りましょう。
皮に爪を立てただけで部屋の中は爽やかな柑橘の香りが立ちこめ、冷たい雨も気にならなくなりました。
アデルのちょっとハスキーな歌声がブルースにのって流れてきまして、ついハミングしてしまいます。
アデルの独特なアクセントは聴いていて面白い!イギリスの中でもなかなか聞きにくいとされるコックニーアクセントを話すとされていますが、楽曲はアメリカ英語とも言われています。
わたくしなど…ハミングで精一杯!
ひと休みしながら5個の甘夏を向きました…この素晴らしい達成感は気持ち良い!
熱を加えると細かな粒々になってしまう果肉ですが、果汁が半端なく滴り落ちるのでひと房そのままに剥きました。
今回は皮を一切入れずに果肉のみのマーマレードに仕上げるつもりでおります。
最後に濃度を決める「ペクチンの粉」を足します。
果肉だけなので短時間…沸騰させてから、およそ20分ほどで煮上げたいと思いますので、白砂糖ではなくグラニュー糖を使いました。
最初から最後までガーッと強火で糖度を上げていきます。
掻き回す手をちょっとでもゆるめると、すぐ焦げ付いてしまうので注意!
おかげ様で体温が上がりました。
アデルのアルバムもあと数曲を残すまでなので、出来立てのジャムを熱々をトーストで頂きましょう。
バターたっぷりのトーストとの相性はバッチリで、柑橘類特有の苦みも少し感じられ美味しい出来となりました。
ヨーグルトにもアイスクリームにも合うと思いますので、お八つに試してみるのも良いかも・ね!
雨の日でお花見にも行けなかったけど…友だちのおかげでマイクロハピネス・小さな幸せに包まれた一日となりました。
もう1度…ありがと。
さて…そろそろ夕刊が来るころかな?
『しみ~と溶くる砂糖や夏蜜柑』
(しみしみととくるさとうやなつみかん)
日野草城(ひのそうじょう)