何か…忘れていやしないか、おみえちゃん?

自分自身に問い掛けをするぐらいですから、12月・年末に向かっての大事な事柄であるような?

病院の予約をうっかりとか?眼科?歯医者?整形外科?

あっ!ヨガのオンラインレッスン日とか?

ここはカレンダーを見た方が早いと判断!

おぉ!師走も押し詰まって来たなぁ~あと3週間もすれば新年だ…記されている予定はみな頭に入っているものばかりで少しホッと致しました。

      

2023年・1月のスケジュールにも目を通しておこうと12月を捲ったら…壁!

「思い出したっ!来年のカレンダーを買ってなかった!」

すっかり頭から抜け落ちておりました。

世の中の不景気が長く続き、それにコロナ禍が重なったこともあるでしょう、銀行や薬局、酒屋さんもクリーニング屋さんもカレンダーの配布を一斉に止めてしまい、あんなに余っていたカレンダーをタダで手に入れることが叶わなくなってしまいました。

その代わり…自分の好みに合ったカレンダーを掛けたい場所に飾ることができて部屋の統一感も得られるようにもなり、これはこれで時代にあったエコロジーであると思います。

鎌倉に住んでいる時は古民家でありましたから、家の周囲はぐるりと窓ガラスで壁というものがない!

廊下か玄関、電話機の上しか何かを貼る場所がないんです。

その数少ない場所には、我が愛する東京読売巨人軍の大型カレンダーを吊るすので、他のカレンダーが空き入る余地はございませんでした。

トイレも巨人軍、洗面所にはジャイアンツ、寝室には今季・活躍するであろうルーキーが写っているフレッシュ巨人、そして仏壇の横にはTPO?に合った歴代のOBが載っているカレンダーを飾ってリーグ戦を応援しておりました。

各チームにもあると思うのですが畳半畳ほどの大きさのカレンダーがありまして、この迫力を言ったら半端じゃございませんで、わたくしどもはなんと!床の間に掛け軸のように飾って悦に入(い)っておりましたことを懐かしく思い出します。

毎年、11月の末になりますと報知新聞社から厚意で送って頂いていたのですが、マンションの壁には大き過ぎますし、巨人軍の活躍も見られない昨今、頂くのも気が引けてご辞退申し上げました。

これは急いで買いに行かねばお気に入りであるイラストレーター・米津裕介氏のカレンダー、売り切れてしまいます。

取り扱っている銀座・伊東屋へと急ぎましょう!

伊東屋、地下1階へ…お目当てのカレンダーを手にした時の安堵と喜び!

来年の干支「卯・うさぎ」が表紙になっております。

2023年の1月から12月までのイラストが見たいけど、ここはグッと我慢!

毎月ビリッと切って「今月の絵はなんだろう?」と捲るワクワク感をとっておきたいのです。

    

伊東屋のビルの横には、こんな細い抜け道・路地があります。

ここは閉所恐怖症のわたくしでも通り抜けられます。

この路地の先には銀座・中央通りとなり、名だたる各国のブランド店が並んでおります。

入り口にはキチッと背広を着こなしたイケメンが立っておりまして、入店するお客様を待ち構えドアを開けてくれますが、わたくしども庶民をどこで見分けるのか…目を合わそうとも致しません。

ヘン!こんな店、こっちからお断りだぃ!と弱々しく胸の内で叫びながら素通り!

    

4丁目交差点にある三越・デパ地下へ…ここは和洋中華の良い匂いで何んでもかんでも優しく受け入れてくれて、安心するぅ~!

銀座・三越に出店しているパリの老舗カフェ・アンジェリーナのモンブランを買って行きましょう。

日本限定のデミサイズに致しました。

ここのケーキの甘さは半端じゃありませんからね、デミサイズでも充分に堪能できます。

う~疲れが取れます。

2023年度のカレンダーも買ったし…忘れ物はもうないよね?

それでも新しい年を迎えるにあたって、毎日自分に問い掛ける日々が続くかと思います。

「おみえちゃんよぉ~なんか忘れてない?」