このところマイブームは朝に飲むカプチーノ。
コーヒーはブラックが好みのわたくしですが、コロナ禍やら猛暑やらで家にこもる時間が増え、コーヒーをひと工夫しながら飲んでおります。
濃いめのコーヒーと温めた牛乳の絶妙のバランスも掴み、朝の愉しみを見つけたと喜んでいたら…今朝、その肝心要(かんじんかなめ)となる牛乳がないっ!
24時間営業のコンビニに切らしてしまった牛乳を息を切らしながら買いに走りました。
まだ街が動き出す前の早朝…すでに業者による街路樹の伐採が行われているじゃないですか!
高所作業車に乗って、それこそバッサバッサと音を立て大きな枝を切っています。
「えーっ!木蔭がなくなっちゃうじゃん!」
この猛暑・酷暑が続く中、ささやかとは言え都会の木蔭は貴重であります。
バス停で待つ人たちにもホッとできる待ち時間となっていたことでしょう。
我が町・駅前までの街路樹は実に種類に富んでいまして、クスノキにソメイヨシノ、カリンにネムノキ、シダレザクラもありますし街路樹の王道・プラタナスもあれば、今まさに切られようとしているイチョウの樹もあって統一感ゼロと言われてしまいそうですが、四季折々の花が楽しめ、収穫できる実が生る課程も間近に観察できまして、実に面白く愉快な通勤・通学となっているかと思います。
そりゃぁ~落ち葉や枯れ葉の季節は大変であります。
でも…できるだけ行政の手を借りずに地域に住む人たちとボランティアの方々の尽力できれいな歩道を保ってきました。
桜・ソメイヨシノからイチョウへと伐採が始まったようで、わたくし・我が身を切られるような思い…見ていられなくて急いでその場を離れました。
少し遅くなってしまいましたが、朝のお愉しみ・カプチーノを飲んでホッ!
さてと今日も35度という厳しい気温になるとのこと。
余計な外出は控えるとしましょう。
予約をしていた図書館本が手元にあることだし、今日は…今日もゆっくり本を読んで過ごすとしますか。
シリーズ8作目となる柏井壽(かしわいひさし)・著『鴨川食堂・しあわせ』…柏木圭一の名でも小説を書いている作家さん。
京都・路地裏にある鴨川食堂はのれんも看板も出していない不愛想な一軒家…元刑事の父親・鴨川流(かもがわながれ)が食堂を営み、娘・こいしが所長を務める探偵事務所となっています。
依頼人の求める思い出の「食」を捜し出し、再現してくれるグルメミステリー仕立ての物語で6つの依頼が収められています。
2013年・小学館の「STORY BOX」の連載を経ての刊行となってシリーズ累計38万部を突破するヒットになりました。
2016年、NHKBSプレミアムで故・萩原健一、忽那汐里(くつなしおり)主演でドラマ化され、こちらも評判になり、ページを捲るたびに、あのショーケンの京都弁が聞こえるよう、そして鴨川食堂で料理を作る姿が目に浮かんで参ります。
京都と言えば…このコロナの影響でコマーシャルを自粛していたJR東海が約2年半ぶりに「そうだ京都、行こう」のテレビCMの放送を開始すると聞きました。
建仁寺(けんにんじ)を舞台に「涼」を届けてくれる映像だそうです。
ナレーションは2代目旅人となる俳優・柄本佑さんが、同じく俳優の長塚京三さんから引き継ぎました。
京都かぁ~
取り敢えず…冷蔵庫が空っぽ!
「そうだスーパー、行かなきゃ!」