江東区の区立小中学校は今日で1学期を終え、いよいよ明日から夏休みに入ります。

小学生も中学生もコロナ禍での通学、よく頑張ったね!

ピッカピカの1年生たち、雨の日も暑い日も風が強い日も大人顔負けの頑張りだったと思うよ。

信号を渡って来る生徒ひとり・ひとりに拍手を送りたいと思います…パチパチパチパチッ!

地域を見守ってくれる「みどりのおばさん・おじさん」に「毎日、ありがとうございました」

そして何より親御さんには…野に咲く花にリボンを添えて「お疲れさまでした」

はっ?親御の呟きが聞こえます。

「夏休みに入ってからの方が大変なんですよぉ~お昼の支度ぅ~」

そうでした!

じゃぁ~コロナウイルスが収束に向かっていることを願い、無事に2学期が始まる頃に、またお声がけ致します。

小学生・諸君、熱中症に気を付けて外で遊びましょう。

大きな道路への「飛び出し」には充分、注意をして下さい。

  

さて…わたくしもケガをせぬよう事故や事件に巻き込まれぬように周囲に目を配りながら、江東病院に行かなければ、予約時間に遅れちゃいます!

本日は区民健康診断で無料で受けられる「乳がん・子宮頸がん検査」の日であります。

いつもでしたら健康のため自宅からトット・トットと歩いて行くのですが、この度を超した暑さは健康に悪いと思い、都バスに乗って病院に向かうことに…これは正しい判断であったと涼しい車内に座ってホッ!

バス停から数分…わたくし・内股で急ぎました。

江東病院では普通の外来の診察をしながら「コロナワクチン接種」の会場にもなっているようで、駐車場や接種場所となる2階・リハビリ室の前にはけっこうな人たちが列をなしておりました。

わたくしは検診のみなので、乳がん・マンモグラフィー検査は即・レントゲン室へと直行!

本を開くこともなくレントゲン室に呼ばれました。

「あの…採尿しなくて良いんですか?」おとめ座

「採尿?おしっこ…?今日の予約検診は乳がんと子宮頸がんですよね?もう血液検査とか心電図とか、尿のたんぱく検査とか済ませました?済んでる…う~ん…乳がん検査は、おしっこは要らないですねぇ~どうぞ中へ入って下さい」

「いや…検査って聞くと採尿するかなぁ~って…勝手な思い込みと勘違いでしたね。あの…家からずっと溜めて来たんですけど…このおしっこ・役に立たないんですね?じゃ、先にトイレ済ませて来ていいですか?」おとめ座

「…ふふふ。はい、トイレですね。では済ませて来たら、このドア、ノックして入っちゃって下さい。マンモの技師さん待ってますから。行ってらっしゃい」

内股でガマンして来たのに…せっかくコツコツ・チョロチョロと溜めたのに…残念!

マンモグラフィーの撮影も無事に終わり、今度は子宮頸がん検査ですから婦人科の待合室へ向かいましょう。

バッグから取り出した今日の1冊は…三浦しをん・著『エナジーは流れない』。

三浦氏・3年ぶりの新作小説となりますが、「小説推理」に連載されていた作品で、今年4月に刊行された最新も最新の青春小説であります。

かつての栄華はどこへ去って行った・の、今は寂れた温泉街・餅湯温泉(もちゆおんせん)の駅前商店街が舞台となっています。

ここで生まれ育った幼馴染みの子らが高校生になり、迫りくる人生の選択に将来の夢や恋を織り交ぜながら展開して行く運びは三浦しをんならではの世界が広がります。

主人公は餅湯饅頭屋温泉のキャラクターグッズを売っているお土産屋のひとり息子・穂積怜(ほずみれい)

母親とふたり暮らしで商売の饅頭もゆるキャラのキィホルダーも売れない日が続き、商店街の人たちに助けられながら店番を手伝っている、ちょっと気の弱い高校生。

どうやら怜にはふたりの母親がいるらしい…と、謎解きもあり楽しい!

日々、高校に通いながらも密かに悩み続けている怜。その怜の幼馴染みのなんともアホなこと!

体ばかりがデカくなり脳みそは小学生のまま…などと言ったら、今時の小学生に失礼にあたります。

昔の男子高校生ってこんなんだったよねぇ~と懐かしい昭和のニオイプンプンの物語です。

タイトルがあの「湯の町エレジー」から頂いちゃったと思わせ、モデルとなった温泉は「湯河原」あたりですかね?

男性や青年を描かせると上手いですねぇ~三浦さん。

読後はホンワカ…さらりと読めた1冊でした。

   

採尿の必要がなかった・ふたつの検査を終え、再び都バスで帰るとしますか。

うっかりと太陽の日差しがまともに当たる席に座ってしまい、持って来たペットボトルも残り少なってしまいました。

「そうだ!ビールを買って行こう」

我ながら素晴らしい閃きにワクワク!車内でエア・拍手!

わたくしが降りる駅のひとつ手前のバス亭で降車…地元・江東区で造っているクラフトビール「ガハハ・ビール」が飲めるビールバーに寄って行きましょう。 

   

ラベルにあるイラストそっくりのオーナーさんが迎えてくれてビックリ!

いろいろ工夫したテイストも揃っていると聞き、コロナ・マスクをしている最新作のラベルもあったりと迷ってしまいました。

・ダンチエール…モルト(麦芽)のやさしい風味が味わえるヨーロッパスタイルのビール。

・ポーター…焙煎したモルトを使用、コーヒーやココアを思わせるロースト感。

・馬場のブロンド…すっきり飲みやすいブロンドエールで風呂上りには、これが一番?

黒ビールを1本チョイスして3本を買い求め、汗びっしょりで帰宅…冷えたビールのためなら汗も大ご馳走であります。

冷蔵庫に入れてからシャワーを浴び、ビールと相性が良い鶏のから揚げの下ごしらえをしておきましょう。

缶ビールでは使うこともない栓抜きを探すのに手間取っちゃいました。

昭和の時代は家庭でも料理屋でもレストランでも瓶ビールでしたからね、必ず台所の引き出しに入っていたものです。

この頃はワインのオープナーも要らぬワインボトルが登場してますから、キッチン用具も時代と共に変わって来ましたねぇ~

    

5時を待たずに…瓶が冷えたなら「ひとりビアホール」の営業開始です。

熱々のから揚げを頬張り・フハフハ・ガハハ!今夜は趣向を変えて柚子胡椒で頂きました。

「美味い!」

区民健康診断の検査結果の「異状なし」を願ってカンパイ!

江東区・古石場の小さな工場で仕込んだクラフトビールは大手メーカーが造る安定した味とは異なりますが、微力ながらも地元品を応援しなくっちゃ!

以外にもここ・江東区にはビールやワインを醸造している工場が多くあり、熱意溢れる若者が頑張っております。

散歩のあとに飲むビールは最高ですからね、江東区千田にあるビール工場にも足を延ばしてみようかと思っています。

どうぞお楽しみに!

 

『ぎざぎざの王冠ビール冷え切りし』

(ぎざぎざのおうかんびーるひえきりし)

右城墓石(うしろぼせき)