旧約聖書のノアの方舟(はこぶね)伝説が由来とされている平和のシンボル『鳩』!
ノアが放した1羽の鳩がはるか丘からオリーブの小枝を咥えた来たことから、洪水が収まったことを知り、神と人間の和解が成された・とあります。
方舟に乗せられた一組の番(つがい)から、なんともまぁ~子孫繁栄にせっせと勤(いそ)しみ、我が町・深川の運河沿いでもダンスなどを踊っちゃってるよぉ。
すでに絶滅してしまった多くの生き物の中にあって、生き残ったもの同士・もうちょっと頑張って行こうね。
と・友好的に接したのに…歩道の砂地に残っている足跡を見てショックゥ~!
カラスの足跡ならぬ「鳩の足跡」だけど目じりの小ジワにそっくり。
太平洋側では連日の晴天で空気はカラッカラ、目じりどころか唇も指先までカサカサと音が聞こえそうなほど荒れてしまっています。
シワには乾燥が大敵とのことですから保湿クリームで補わなければなりません。
補うことが出来ぬのが歳!悔しいけど…シワも顔の一部だと思わないとねぇ~
お別れに『La palma ade(ラ・パロマ・アデェ)鳩よ、さようなら』…ミレイユ・マチューを真似て高らかに歌って散歩に戻ると致しましょう。
昨日は年に1度、正真正銘の「肉の日」でありまして、近くに住む幼馴染みと我が町の精肉店の前で待ち合わせをしました。
わたくしは深川にあります「古石場(ふるいしば)図書館」にいたのですが、幼馴染みが言う「渡したいモンがある」の言葉に釣られ、単行本5冊を抱えながら速足歩きで25分で店の前に到着!
お買い得品の肉を買い終わったあと、家の向かいながら渡されたのが豆腐かと思ってしまった「冷凍チーズケーキ」でした。
誰が見たって豆腐でしょ?それが「リッチチーズケーキ」だって言うんですからビックリです。
で・引っくり返して見ても…豆腐だよね?
「チーズケーキ!あーたは耳までも悪くなっちたの?チーズケーキだって何ん度も言ってんでしょ!」
「そのサ、までも・の中に入ってる他のモノって何?」
「あーた・そのもの!」
何んでも兵庫県発祥・業務スーパーの人気商品ダントツ商品なのだそうです。
豆腐工場のラインを改造してパッケージなどのコストを抑え、しかも冷凍食品として長期の賞味期間を確保!
「このリッチなお味で安いのよ。ひとパック・500グラムで248円」
チーズケーキをひとパックと単位で言うところからして、変な感じ…「ありがと。特売で買った肉の保冷剤としてちょうど良いわぃ」と肉の間に挟んで帰って参りました。
そのままに冷凍室へ放り込んでおいた「リッチチーズケーキ」を3時のお八つに頂きましょう。
冷凍のままでも簡単に切り分けることが出来ました。
幼馴染みは「半解凍でも美味しいわよ」と言ってましたが、あまり期待をしていない・わたくし…常温になるまで待つことに。
そろそろ良いかな?鼻を近づけるとクリームチーズの良い香りがします。
ひと匙・口に入れたとたん…その濃厚さにポカン。
ふっと我に返って「美味しい~!」
ふた匙目を飲み込むあたりからは、わたくしにはちょっと甘すぎると感じましたが、チーズケーキを食べたぁ~と言う満足度は100パーセント!
ちびりとちびりと食べるには、もってこいの豆腐型チーズケーキかと思います。
保冷剤なんぞにしたことを深く反省しております。
世の中には、まだまだ知らぬことばかりであります。
美しい景色も、極上とされる熟成肉やワインも、高級ブランド品も、そしてこの世のものと思えぬような良い男も愛(め)でることなく、またどれも味わうこともないまま…死んでいっちゃうのかぁ~
「あぁ」
もうね!高級食材やブランド物はハナから縁がない、良い男なんぞはとっくに絶滅しちゃってると諦め、慎ましいながらも平和なマイ・シニアワールドを愉しもうっと!
四季折々・美しい絶景は都会の片隅でも眺め堪能できるかと思います。
それなりの感受性は磨いておかねばなりませんが、春夏秋冬が巡って来る、この日本に産まれ育ったことに感謝あるのみでございます。