まだ本格的な値上がりを見せていない、お正月に相応しい葉牡丹(はぼたん)の苗を買い求めて参りました。

お安いとは言え、あまりにも小っちゃい苗なので、園芸店のアルバイト店員の方に訊いてみました。

「これってお正月には3培ぐらいの大きさになります?」おとめ座

「これはミニの中でも特にミニミニな品種なので、この大きさが精いっぱいなんだと思います」

それってミニオン?直径・5センチにも満たない小さな苗が『精いっぱい』に葉を出している…何んとも幼気(いたいけ)

わたくし・もうそれだけでころっと参ってしまい、中でも特に小さい苗を手にしていました。

葉牡丹は「古典園芸植物」として、すでに江戸中期には改良が進み、お目出度い色合い・紅白の二色が好まれたようです。

あれから改良がどんどん進んで新しい品種・ミニのミニミニ版が登場しているとは、これは勉強不足でありました。

ところが!集合住宅の猫の額にも満たないベランダではちょうど良い大きさ!

これは日本の住宅事情から考えてみれば納得かと思います。

耐寒性もバッチリとのことで、シルバーリーフ、ジュリアンなどと組み合わた寄せ植えにして新しい年を迎えましょう。

さて…楽しみに待っていた397年ぶりの天体観測!

待っていたと言いましても397年待っていたわけではありませんで、12月はじめに記載された新聞記事を読んでから約2週間、ちょっとお天気を気にしながらの日々でありました。

17日・今夕ですと木星と土星が大接近し、それに三日月も加わっての三天体・同時観測が肉眼でも可能と知って、ホント楽しみにしておりました。

南西の低空…刻々と空が焼けて参りました。

太陽が沈み、上空は群青色に染まって来たころ、ベランダに出て見ますと…出てたぁ~三日月!

倍率・100培ぐらいですと木星の縞模様、土星の環(わ)も見えるとのことですが…わたくしの緑内障のケがある右目と極端な乱視の左目ではレンズのピントが合わず…これが精いっぱい!

右上で大きく光るのが木星、小さく光るのが土星です。

条件が良ければ12月21日ごろまで見えるそうですので、ぜひ!

これを逃すと…次のチャンスは2080年まで待たねばなりません。

あと60年かぁ~取りあえず待ってみましょうか?

みんなで待てば怖くないっ!

流れ星に願いを込めるように…お頼みしてみようかな。

「もし青い地球が見えたら…そこに住むすべての人が幸せになれますように、そして元気を取り戻せますように力をお貸しください」

 

『生かされてわれ在り寒の星の下』

(いかされてわれありかんのほしのもと)

林翔(はやししょう)