昨日、八百屋のおぃちゃんに言われた通り「生味噌」をチョィとのせ、ヒョィと摘まんだ朝採りキュウリの美味しかったこと!

瑞々しく鮮度バツグンのキュウリはパリパリです。

今朝はキュウリの他に浅漬けピクルスでも試してみようと思い、味噌は味噌でも、ちょっと珍しいお味噌で頂くことに致しました。

  

お味噌は東京農業大学・地域環境科学科森林総合学科・江口文陽(えぐちふみお)教授が研究・開発、商品化した『江口文味噌(えぐちふみそ)』…1回読んだだけでは到底わたくしの頭では解りかねるネーミングでありますが、これが意外や意外!好評でして、今や農大サポートでの取扱品の中でも売れ筋と漏れ聞いております。

漏れ聞こえたと言いますか、漏らしたところ…たぶん、これを作ったご本人であるかとは思われます。

が・味噌汁、和え物、もちろん生のままでも美味しい万能味噌として活用頂けます。

教授は「きのこ菌・きのこ学」を研究しているきのこ博士として、その名を知られております。

軽妙洒脱(けいみょうしゃだつ)なお人柄でありますから、学部生・院生たちから「面白い講義」が聴けると教室はいつも活気に溢れておりました。

早く新型コロナウイルスが収束して、為になる講義が再開されることを切に願っているひとりであります。

オンライン授業ですと雑談の枝葉の話が聴くことが出来ないことが残念です。

さて…『江口文味噌』の材料はなんと麦味噌にヤマブシタケを入れて発酵させた「きのこ味噌」でもありまして、きのこの繊維と麦が絶妙に混ざり合って発酵食品・恐るべしの味わいとなっているかと…教授は「手前味噌で申し訳ありません」と言いつつ、大いに宣伝を致しております。

キュウリも美味しい!浅漬けのピクルスとの酸味の相性も良くサラダ感覚で頂きました。

今度は江口文味噌とマヨネーズと合わせてみようとラベルをじっくりと眺めていますと…「ぜひ味噌汁で試して下さい」と江口教授の声が聞こえた・ような…もちろん試してみます!

6月6日に73歳の誕生日を迎えた我がお兄ちゃん…「緊急事態宣言」が解除され、人込みの少ない時間を選んで日本橋・高島屋へ出向き、兄の好物である維新號(いしんごう)の肉まんと焼売セットをお祝いとして贈りました。

宛先が北海道ですので最速でも2日の日数が掛かります。

それを計算に入れて宅配配送をお願いしたのですが「コロナウイルスの影響で3日、4日のお日にちを頂きたいのですが」と言われましたので、了解して配送を頼みました。

兄は東京産まれの東京育ち、それも下町・深川ともなりますと、それはもうせっかち。

気が短いうえに早飲み込みで言われたことをまともに成し遂げたことなどないのではないでしょうか。

そんな兄ですから何が着いてもすぐに「今・着いたぞ」の連絡を寄こします電話

それが来ない!早く着いて7日、遅くとも8日…そのまた遅くとも9日と思っていたら、昨日の午前中・まっこと間の悪い時間に電話がありまして、みなさまもご承知のこととして話を進めさせていただきます。

昨日の昼下がり…北海道に移り住んだ兄へ電話を致しました。

「もしもし、お兄ちゃん。さっきはごめんねぇ~オンラインでヨガのレッスン受けてた・その真っ最中だったもんだからサ」おとめ座

「…いいんだよ、おみえちゃん。俺はなんっとも思っちゃいないからなっ!」

「その言い方!なんとも思ってるだろうがっ!」おとめ座

「で・そのオンラインレッスンってぇのは首尾よく受けられたのかぃ?そうかぃ、だったら良かったじゃないか。たったひとりのあにぃさんの電話をブチッと切りやがって!俺は受話器を持ったまま今の今まで固まってたんだぞ!」

「ずーっと固まってりゃぁ~静かで良かったのに…で?肉まんと焼売、食べたの?」おとめ座

「うん、美味かった。海老焼売も入れてくれたって友ちゃんも大喜びよ。畑でパスタ用にってアスパラを切ってたらサ、車の音がするからね、家の前にふたりして見てたんだよ。ここは行き止まりみたいとこだしサ、あっ、あれはうちに来たクロネコヤマトだな、お中元にしちゃぁ~早いなぁって思ったけど、急いで玄関からハンコ持って来て待ってたのよ。そしたらおみえちゃんからの肉まんだったわけ。それより給付金は振り込まれたのか?」

「余計なことは訊かんでいいよ。しっかしヒマだねぇ~」おとめ座

「シマもシマ!(ヒマもヒマ)ここんところ4ヶ月か、札幌にも出てないんだよ。みんなマスク・マスクって騒いでるけどもサ、この山ん中で友ちゃんとふたりっきりだろ。外に出たって目の前は小川、裏は原始林だろ?川でオショロコマ釣ったり、山で山菜採ったりで、マスクも着るものも必要ないんだよ。なんだかサァ~アダムとイヴになった感じ」

「…ハァ?マスクはともかくも服は着ろって!だいたい・そんな歳のアダムとイヴとじゃ、すぐ人類は滅びちゃうよ!今度、イチジクの葉っぱとリンゴでも送るよ」おとめ座

「うん…まぁ~そうだな。ボニータもルナ(ペットのシャムネコ)も去勢しちゃってるしな…我が家は風前の灯だよ。おみえちゃんは元気に未亡人してるのか?」

「元気でもないけどサ、案外・未亡人ってぇのも難しいよ。時々はしおらしくしてないといけないしサ、けっこう気を遣うもんだよ、未亡人って。農大の学部生から『無謀人』って呼ばれてガックリだよ」おとめ座

「ははは、そうか。とにかくサ、73歳まで生きた。丈夫に産んで育ててくれた親父とお袋に線香上げてサ、手ぇ合わせてお礼言ったんだ。東京の按排が良くなったらで良いから、おみえちゃん・お墓参り頼むぜ」

「うん。達者で暮らすんだよ」おとめ座

「そりゃぁ~こっちのセリフだよ。なんかあったら電話寄こせ、分かったな」

「そっちはなんかあっても電話しなくていいからね!」おとめ座

おぉ~珍しく向こうから電話を切ったぜぇ!

3日遅れで着いた肉まんだったようですが、無事に一件落着であります。

お兄ちゃんの声を聴いてるだけで、なんだか疲れちゃったなぁ~

ひとっ風呂浴びてビール飲も…と・言うわけで今夜もステイホームビール