ハロウィンだと言うのに…昨日・30日に行って来ました「池袋・パルコ・ミュージアム」の続きで申し訳ございません。

東京メトロ・有楽町線のエスカレーターを上がって来ても、そこはまだ地下2階だか1階だかで、わたくし・方向音痴のモグラのごとくアッチ行っちゃ戻り、コッチ行っちゃ戻りして、実を言いますと家を出てからより、池袋駅から西武パルコへ辿り着く方が時間が掛かってしまったほど迷ってしまいました。

    

池袋駅の構内をウロウロしている、そんな中…なんだかほんわかとした吉田鋼太郎のお顔が遠くに見えて…えっ!パイロット?

ここって池袋なんかじゃなくて、どっかの空港だったのか?と妙な気分になるくらい超・デカい、ド迫力のポスターが貼られてありました。

11月2日(土)から始まる「おっさんずラブ・in the sky」の宣伝用ポスターのようです。

   

パルコ・ミュージアム8階は半分がイベント会場で、もう半分はレストランとなっていて、人の行き来があってとても賑やかなフロアです。

わたくしは『お菓子の空き箱でつくる夢の世界展』を見に来たのですが、人気ドラマであった『きのう何、食べた?』の中で登場した食事が食べられる「ごはん処」も同時開催となっていて、たまたまの偶然に驚きました。

    

どちらもご紹介したいと思いますが、先ずは昨日の続きと参りましょう!

神戸芸術工科大学アート・クラフト学科の現役生「はるきる」さんの最初の創作意欲を掻き立てたのは、お菓子「明治ザ・チョコレート」の空き箱だったそうです。

最初に作ったのはロボット…それからいろいろな空き箱が形を変えて登場!

ピンと創作欲を閃かせた空き箱の数々が受付に表示されていました。

   

ただ箱の色とパッケージ・デザインを組み合わせただけではなく、出来合った作品には「はるきる」さんならではのメッセージが込められているように思います。

ビスコを食べて「つよくなる」…わたくしも栄養があって体に良いかなぁ~と思い、娘に食べさせたことを懐かしく思い出し、あの頃の母親の強い味方でもあったと、グリコさんに展示場をお借りして感謝致しました。

   

日清カップヌードルで作った作品を目にしたときは「こう来たかぁ~!」でした。

無重力の宇宙に浮かんでいるような不思議な感じもあって、すごい!

胸元に持って来た農林水産省の規格を表す「JAS」の略字は、アメリカ航空宇宙局・NASAのようにも映って格調高い作品になっていると思います。

後ろ姿にも目をやりますと、日本が生んだインスタント食品の代表「カップヌードル」を全身で背負っているようで頼もしい限りです。

パッケージの色と文字、イラストなどをどこに・どう持ってくるか…並々ならぬ構成力と素晴らしいセンスであります。

   

きのこの山の黄色と緑の箱を使って、その味を競っての戦いでありましょうか?

見事な躍動感・力強ささえ感じ、それでいて・どこかユーモラスでもあるし…この2体で愉快な物語が出来そうな気がします。

    

「はるきる」さんのお気に入りのデザイン・パッケージは「明治製菓と日清製粉」なのでしょうか?

それぞれの会社に勤務するグラフィック・デザイナーの方たちは、美味しさを伝えることはもちろん、イラストや写真を使って如何にして手に取り、買ってもらえるかが大事なことであります。

デザイナーの方々が試行錯誤して作り上げたであろう製品のパッケージが、ひとりの青年の手によって、こんな思いも掛けぬ「作品」となって登場したことは、デザイナー冥利に尽きるかなぁ~と思い、これは立派な共同作業であると感じ入って見て回りました。

「おっ!?」

どん兵衛・きつねうどんのカップ麺。

「はるきる」さん、新しい分野・純和風の作品を試みたようです。

良いですねぇ~この構え!

下駄の鼻緒にも手を抜いておりません。

今度は「緑のたぬきそば」で作った江戸時代の町娘など、作って頂けないでしょうか?

    

「これって紙?」

ウィスキーの空き箱で作ったとは、到底思えぬクオリティーの高さです。

中世の騎士であろうと思いますが、元々のデザイン、光沢などもさることながら、金属感満載の作品になっています。

このパッケージのままで売り出したら、かなりの売り上げを達成するのではないでしょうか。

わたくしもウィスキーより、この騎士と一体になった箱が欲しいです。

    

さて…最後も明治のチョコレートの空き箱で締めくくりましょう!

木の実を抱えているクマは「はるきる」さんからのメッセージのメモが風で飛ばされないようにしっかりと押さえています。

ご本人が来場されるようです。

素晴らしい立体感覚をお持ちの「はるきる」さんの魔法を生み出す手を、ぜひ見てみたいのですが…スケジュールが合わず残念であります。

お時間が合う方、ぜひ作品と共に「はるきる」さんに、お会いできますように…

   

お待たせ致しました!

同じフロアで開催中の『きのう何、食べた?』のごはん処のご紹介です。

パルコ・ミュージアムを出て、このふたりのポスターを見たら、もうすでに懐かしさが込み上げて来まして、何か軽く食べて行こうかなぁ~と思っていたら…自分の甘さを思い知りました!

1時間は待つであろうと思われる行列が7階・下までの階段まで若い女性ばかりが一寸の隙間もないほどびっしりと並んでおりました!

若いんです、ホントに!

わたくし・不安定な階段で待つのは、体力的にも無理と諦め、隣接されたグッズ売り場を見て回って帰りの電車に乗りました。

メニューを見るのは並ばなくても良いので、じっくりと観察しました。

ケンジがシロさんのいない大晦日の夜に、ひとり・サッポロ一番のみそラーメンを食べるのですが、そのレシピ通りのメニュー見つけました。

特製の丼で出されるらしいのですが、インスタント・ラーメンに1、200円のセットはちょっと…年金生活者の身では考えてしまいますなぁ~

完食すると、この丼が貰えるのかなぁ?

と思ったら…「ごはん処」で食べない人用にサッポロ一番シリーズが売られておりました。

然も…ドラマの中でシロさんが料理に使った、めんつゆ、白だし、ソースなどの調味料まで売っていて、このドラマで取り上げられた食材、レシピなどの人気が如何に高いか、解った気がしました。

    

シロさんが余ったホットケーキミックスと茶色くなったバナナで作る「バナナケーキ」がレストランのカウンターで販売されていて、こちらは並ぶことなく買えると聞いて、ひとつ購入!

あまり期待してなかったのですが、これがバターたっぷりでしっとりとしっかりとが絶妙のバランスで本当に美味しかったです!

11月4日までの開催となっています。

パルコ・ミュージアムとご一緒に楽しまれてはいかがでしょう。

あっという間に10月のハロウィンを迎え、大慌てで兄が送ってくれたカボチャでスープを作りました。

この非力ではカボチャを切るのにも、ひと苦労です。

「う~ん!」と唸ってはみるものの、わたくしのか細い声でスパッと切れるほど生易しいものではありませんでした。

    

どうにか・こうにか切ったカボチャをただ煮ただけ…をミキサーに掛けて漉しまして、あとはコンソメの素と牛乳だけのシンプルさだけが取り柄のパンプキン・スープの出来上がり。

カボチャをパンプキンと替えただけで、美味しさも違ってくる気がしますから人の舌もいい加減なモノであります。

   

さぁ~頂き…ましょう・と言うところで新潟県・津南町に住む「どうも・どもトミさん」の奥様から電話がありました電話

「今、大丈夫?あのね、山で採れたナメコを送りたいんだけど、ここ2、3日で家に居るときって教えてくれる?生物だから、ちょっと心配でね。日曜の午前中ね?はい、分かりました!それよりサ、明日ね、卓也がテレビに出るのよ。テレビ朝日だよぉ!」

いつかお話したと思うのですが…歌手の中澤卓也さんがテレビ番組「ザワつく!一茂・良純」の密着取材を受け、それが改めて放送されるのだそうです。

前回は密着と言いながら、ほんの3分ほどで終了し、取材され長岡のマダムたちが「どこが密着なんだわ!」と怒り心頭だったとか?

トミさんの奥様も事前に「テレビの取材が入る」と聞いていたので、いつもより念入りに化粧を施し、着慣れないドレスらしき服を着て出かけ、歌に合わせ「卓也ぁ~!」の掛け声もぴったりと合うように練習したのに、ぜ~ぇんぶカット!

「もうサ、私たちの卓也が一生懸命やってんのを応援してんのに、あれはないよねぇって一茂も良純も絶対見ないってことになったんだけど…私たちの声が届いたんだろうか?今度は誕生祭の模様やら展示会なんかも放送されるって聞いて、やっぱ見なきゃなんないよね?」

中澤卓也さんは「どうも・どもトミさん」の父方の親戚だと言うことで、応援にもそれはそれは力が入っております。

わたくしも聞いたからには見ないわけにいきません!

でも…忘れそう?

「だからサ、受話器を置いたらすぐに録画して!私や卓也のおばさんなんかは連絡網で入った日に予約録画したんだわ!今・このまま待ってるから予約しちゃう?明日の夜・7時からだから。テレビ朝日だよ、間違えないで」

いやいや…待たれると思うと焦っちゃうから、ちゃんと録画しますからと受話器を置きました。

11月1日・夜7時、テレビ朝日、朝日と、ありました!

バッチリ予約致しました。

すっかり冷めてしまったパンプキン・スープ、温め直して…

「いっただきまぁ~す」