今日の朝めし前の仕事は、夕めしの下ごしらえです!
午前・午後の講義を終えたあと、体力があればチョコッと寄り道をする予定ですので、サッと食べられるように面倒くさいことは済ませてしまいましょう!
時間がないのも言い訳のひとつなんですが、玉ねぎは炒めずにみじん切りにしたまま挽き肉と練り込むことに…
わたくし・テレビドラマはあまり見ないのですが、幼馴染みが「とくにかく面白いから見なさいって!」と撮って置いたビデオを持って来てくれたのは…ドラマが最終回を迎えた8月ごろだったでしょうか。
見たら、確かに面白い・ずぼっとハマってしまいました!
西島秀俊さんと内野聖陽さん・W主演…テレビ東京で放送していた『きのう何食べた?』です。
ちょっとした言い合いをして気まずい翌朝、料理好きなシロさん(西島)にケンジ(内野)が、おねだり(さりげなく仲直りするため)したのが炒めない玉ねぎ・シャリシャリ感が残るハンバーグでした。
牛乳に浸したパンの耳と生卵を足してから、しっかりと練って4等分…ひとつを今夜頂くとしてあとの3つは再び冷凍にしておきましょう。
なにせ、我が家の冷凍庫の肉と言えば「29日・肉の日」に買い置きして置いた挽き肉しかございませんので、気合を入れて冷凍庫に放り込みんだら、さぁ~出掛けるとしますか!
夕方の上映時間にギリギリセーフで観たのが・コレ!
『ヒキタさん!ご懐妊ですよ』…本物の作家・ヒキタク二オさんが実際に体験した男の妊活をエッセー本にして出版、その奮闘努力を祝しての映画化でありましょうか。
あの重松豊さんが映画・初主演と言うことなんですが、意外ですねぇ~邦画では結構いろいろなジャンルの映画で、その顔を観ることが多いもので、主演も出演も関係ない俳優さんであると思っておりました。
所謂、名脇役といった位置づけですかね。
同じテレビ東京で放送していた『孤独のグルメ』は深夜番組にも関わらず、大そうな人気を集めたと聞いていましたので、読書の休憩を兼ねて見たことがあります。
共演者がいるのか・いないのか…ほとんどの場面が重松さん演じる・井之頭五郎が実際に営業している店に入り、ひとり黙々と注文した料理を食べるシーンが続く、ちょっと趣の変わった、あれってドラマなのかなぁ~グルメ番組?でした。
その重松さんと美女の誉れ高き北川景子さんが歳の離れた夫婦を演じ、然も妊活すると言う…理解を超える組み合わせ…キャスティングです。
作家のヒキタさんは49歳。ビールとサウナが大好で、ジム通いのおかげで至って健康体。
妻・サチはふた回り近くも年下の美女で、お勤めをしている様子。
サチの父親(伊東四朗)は学校の校長先生をしていた超・堅物!
この父親が目を光らせている中、なんでふたりが結婚出来たのか?妊活よりもそっちの方が興味あります。
子どもは好きだけど、ふたりでやって行こうと納得しての暮らしはとても穏やかで平和そのものでした。
そんなある日…「ヒキタさんの子どもに会いたい」…この妻のひと言ですべてが変ってしまったのでありました。
最初は基礎体温でのタイミング妊娠を試みて…1年が経過。
不妊の原因を調べたらヒキタさんの精子が老化していることが判明!
「まさか、俺?」
それからは…体外受精を試みること1年。メンズルームでひとり…精液を搾る?ヒキタさん。
精液の入った容器を小さな窓に虚しく差し出すヒキタさん…「容器の入れ口が狭いんだよ」
今回もダメ…またダメ…あ~やっぱりまたダメ…ヒキタさん夫婦もガックリでしょうが、観ているこちらもいささか飽きてしまうほど、効果なし!
「もう良いんでないの?ヒキタさんも頑張ったしサ。ふたりで仲良くやって行った方がお金も掛からないし…」そう言ってヒキタさんの肩に手を置いて慰めたくなっちゃいます。
だってヒキタさん、もうこの時で51歳だもの。
好きなビールも控え、サウナも精子が弱っちゃうらしいと聞けば入らない。
保冷剤で睾丸を冷やすと良いと聞けば股ぐらに充てるわ…「おぉっ!冷・痛そう」
妊婦が握ったおむすびを食べると精子に効くらしいと聞けば、わざわざ妊婦さんにご飯を握ってもらって頬張ったり、桃が睾丸の活性化を促すと聞けば缶詰の桃を何缶も食べる…このシーンは井之頭五郎さんを思わせるほどの食べっぷりでした!
「あっ!そう言えば…」
今日・8日は二十四節気の第17番目「寒露(かんろ)」を迎えます。
七十二侯・初候は、この映画にピッタリであります!
「睾丸来る・こうがん・きたる」…あちゃっ!昔の人に叱られてしまいますので、正しい漢字で書き直しましょう。
『鴻雁来・こうがんきたる』…雁が北の方から飛んで来る季節…でございます。
大変、失礼をば致しました
わたくしもキャベツの千切りをしながら、ハンバーグの種をフライパンで焼きましょう。
こっちもヒキ肉で対戦です。
マッシュポテトは北海道の兄からの頂き物でラグビーボールのように象ってみました。
トマトケチャップとウスターソースをバターで風味づけしただけのソースですが、わたくしも大好きなビールと共に大変・美味しく頂きました。
ヒキタさんの妊活?
タイトル通り、ご懐妊なされましたよ。
妊活のハウツーも出てくるので「なるほど…」と感じるものの、ふたりの必死であるけれども仲良き姿を見ているだけで楽しくなっちゃう1本でありました。
「おぎゃ~!」の産声を聞けぬラストとなっていますが、もしかしたら続編があるかも…です。
『孤独のグルメ』がシリーズ8を迎え、放送が開始されたとも聞きました。
松重さん、ますますお忙しくなりますが、妊活もひと段落…サチさんがふたり目が欲しいと言ったらどうなさいます?
このご本を書かれた作家・ヒキタさんは、女のお子さんを授かったそうです。
おめでとうございます!