燃えましたね~原監督の1000勝達成!
こんな時こそ東京ドームで観戦できたら、わたくし・死んでも良いとさえ思います!思うだけでありますが…
我らが東京読売巨人軍の、この晴れがましい姿、笑顔…息を合わせての「バンザイ!」に感無量でございました
7月28日に16点も取っちゃうから、リーチが掛かった29日の試合では惜しくも達成はならずチィッと不安になりましたが、ホームグランドでのバンザイが出来て何よりでありました
これに加速を得て、リーグ優勝!日本一と真っしぐらに突進して欲しいと願っております
この焼け付くような日差しを受けて、わたくし・令和になってまだ「冷やし中華」を頂いてないことにハタと気づきまして、気づいたときが吉日でありますから、さっそく薄焼き玉子の仕込みから始めました。
暑さのせいか…歳のせいか…卵を割る指先が震え、殻の欠片がボールの底にひとつ、ふたつと残っているので、もうひと手間掛けてザルで漉すことにしました。
こんな小っちゃい殻でありますから、冷やし麺と一緒に啜ったら口の中で殻がジャリッと砕けても分からないであろうとは思いますし、かえってカルシウムが摂れて良いのかも!
片栗粉を溶いた中へ卵液を入れて混ぜ混ぜして、フライパンで包んと回して薄焼きに…焼き上がった薄焼きを見ていたら、急に酢飯を巻いた茶巾ずしが食べたくなり・ましたが、一切の具材がないので初心貫徹・冷やし中華へと進みましょう!
キュウリ、ナルトに鶏・むね肉、そしてまだ温かい薄焼き卵を切り揃えてみますと、なんか淋しいなぁ~
さっぱりとしたしょう油ベースのタレにしてみました。
摺り卸したショウガ汁を搾って入れると、ちょっと本格的な仕上がりになります。
これで下ごしらえは出来ました。
どちらも冷たーく冷やしておきましょう!
夕べから読み始めたら面白くてやめられなくなった1冊。
柚月裕子・著『孤狼の血』…警察小説と仁義なき戦いを上手く編み込んで、第69回日本推理作家協会賞を受賞した骨太なハードボイルド・エンターティメント作品となっています。
舞台は広島県にある架空の都市、その所轄である呉原東署・暴力団係の刑事たちと、地場の暴力団との喰うか喰われるかの駆け引きが昭和63年・暴力団対策法成立直前の時代を背景に描かれています。
暴力団組織、広島県警、並びに所轄のマル暴の刑事たちの相関図をしっかりと頭に叩きんで読まないと、どっちがどっちだか訳が判らず…「まぁ、いいか」となってしまいます。主人公はマル暴のベテラン刑事・大上省吾(おおがみしょうご)、新米刑事・日岡秀一(ひおかしゅういち)となっていますが、大上の部下となった日岡の成長を描いた物語でもあるとかと思います。
冒頭のプロローグと最後のエピローグの粋な計らいになっていて、またすぐに再読したくなるような構成力に脱帽…411ページの長編でありますが、わたくし・柚月ファンとしては、お薦めの作品でございます。
同名タイトルで東映が渾身を込めて映像化、役所広司と松坂桃李に加えて、ひと癖もふた癖もある俳優が揃っての競演となっていると公開を楽しみにしていたのですが、5月後半から時間が取れずに残念なことに観ることが叶わぬ作品となってしまいました。
映倫では、暴力とエロスの描写を考慮して「R15+」とし、入場券販売が15歳以上に限られております。
活字ですと暴力シーンでも、それぞれの想像力の範囲内で収まりますが、映像ともなりますとやはり目に映りますと生々しく凄惨な場面になってしまう恐れがあるかと思います。
エロス描写…男女、その他の絡みは、小説では全くございません。
あっても、わたくしもだいぶと枯れて参りましたので「そんなモンだったかなぁ~」と、未亡人の暮らしには大して影響はありません!
そんな作品ですから、ヒットしたとは言えテレビでの地上波は許されません。
原作をじっくりと読み込めば、もうそこは広島弁が行き交う壮絶な男の世界が繰り広げられておりまして、大・大満足の1冊です。
警察側、暴力団側の役者さん全員が、あの膨大なセリフを広島弁で演じなければならぬわけですから、それはそれは迫力に満ちた闘争シーンであったのではないかと思います。
返却日ぎりぎりで読み終わりホッとしたところで、冷たい冷やし中華を頂きましょう!
どうにも広島弁が頭にこびり付いてしまったようで、活字ですからイントネーションは正確ではありませんが…
「冷やし中華、美味しいわぁ、これ美味いけぇ、食うてみんさい」
広島県には、どんな冷やし中華があるんでしょうか?
広島出身の女優・杉村春子さんが話す広島弁がとてもきれいだったことを懐かしく思い出されます。