今日・29日は…そうです!月に1度きりの『肉の日』で「ございます。

ただ単に語呂合わせでの「にくのひ」でありますが、細々と慎ましく暮らしているわたくし・未亡人にとって、それはそれは心待ちにしている特売日となっております。

ここ数日、喉の痛みが取れませんで、これは「風邪」かなぁ~と疑いつつも、今日に限っては医者より「肉」を優先せねばなりますまい!

   

雨が止んだ隙を狙って…我が家行き付けの肉屋へ向かいました。

途中、近道となる神社の境内を抜けますと…そこには前から目を付けていたビワの実が落ちていまして、ビワックリ!などとダジャレを言っている場合ではありません。

ホントにホント、ふたつ落ちていたんです。

多少の傷みもなんのその…なぜか辺りをキョロキョロ…このキョロキョロが挙動不審に見えるのでしょうが、そこは根っからの小心者。

何気なさそうにしゃがんで、ふたつ、葉っぱも拾う大胆さ!

こんな時、不思議と喉の痛みは感じません。

ごらんの通り…小っちゃい小っちゃいビワは種ばかり、あの・そこはかとないな甘み、ぼんやりとしたビワそのもののお味でした。

今年・初めて口にするビワ…謂わば「初物」であります。

それが境内の隅っこで拾った「ビワ」とは…だけども「初物は七十五日 寿命が延びる」と言われておりますから、この風邪、なんとか治るものと信じて頂きました。

  

さて…肉屋の話に巻き戻し…ちょっとリアル過ぎる写真で済みません。

肉屋のおぃちゃん・超お勧めの「豚足(とんそく)」を買わされ、肉屋の帰り道は来た道と同じ…こんなモノを神社に持ち込んでバチが当たりゃしないかと思いまして、お賽銭箱に5円玉を落とし「えーこれは見なかったことにして下さいませ。では願い事を…風邪がひどくなりませんように。あっ!ビワ、ごっそんさんでした!」…ニ拝二拍手一拝して帰って参りました。

 

肉屋のおぃちゃんとのやりとりは後日と言うことで、ざっと下ごしらえだけ済ませちゃいましょう!

「豚足」の灰汁抜きをしている隣のコンロで、体が温まって、然も喉や胃に優しいポトフのお鍋も掛けて、どちらもしばらくコトコト。

やはり「風邪」かも知れません。

少しゴホッ、ゴホッ、フィセント・ファン・ゴッホと咳が出て来たようです。

明日…あさってには元気に「復活」となると良いのですが…。

今夜は早めに休みます…「おやすみなさい」