身が竦むような冷たい風が吹いているものの快晴が続く東京であります
先日…NHKの夕方の天気予報で「乾燥が続いていますから火の元に充分注意して下さい。ところで、この乾燥の原因はと言いますと、雨が降らないからです」と予報士のお姉さんが仰っていまして…そのコメント、指摘は至極・真っ当なと言いますか、それは確かに間違いなくそうだろうなぁ~と、わたくし・妙なところで自然の摂理と仕組み…乾燥と雨の関係を深く考えてしまいました
早春の花に例えられる花を挙げますれば…水仙に椿、そして梅に蝋梅(ロウバイ)の『雪中四花(せきちゅうしか)』となりましょうか
日当たりの良い遊歩道でロウバイが咲き始めていたようですが迂闊にも気が付きませんで、そのふわりとした甘い香りで、ようやく黄色の花弁に目がいきました
花言葉は「先見・先導」と百花の先に立って、春の兆しを伝えているかのような咲きっぷりでした
先日…『ボヘミアン・ラプソディ』を観て来たことを、北海道に住む・我が情けないお兄ちゃんに報告致しました
八つ上の兄・72歳は、昨年11月に公開したときから、3回
住んでいる山の中から遥か札幌まで観に通ったと言うほどクィーンのファン…「絶対に観に行け!行くなら応援上映に行け」としつこく勧められておりました
「やっと行ったか!応援上映に行ったのか?よしよし!どうだ、痺れただろ?」
「痺れはしなかったけどもサ、一緒に歌っちゃったり、足踏みまでしちゃったよぉ~」
「痺れるまで、行けっ!俺んとこはサ、もう雪で身動き取れんのよ!玄関から車んとこまで行くのに遭難しちゃうぐらいの大雪なんだぞ!仕方ないからさ、毎日クィーンのアルバム掛けて、ネコ抱いて聞いてんの…」
フレディ・マーキュリーは大の猫好きで、常に5、6匹飼っていたと聞いています
「映画の中で聞けるかなぁって思ってたんだけど『I was born to love yon アイ・ウォズ・ボーン・トュー・ユー』っての流れなかったよね?」
「あぁ、あの曲はフレディがクィーンから離れてソロで出したアルバムだもん。あとになって『Made・in・Heaven メイド・イン・ヘブン』の中に収録されてるけどね」
「あれって日清カップヌードルのCMに使われてたよね?」
「そうそう!俺、あれ見たときサ腹が立ったなぁ~絶対にカップヌードル買うもんかって思ったもーん!プロモーションビデオが凄く良かったからね!」
「6面鏡だかの前で踊りながら歌うのでしょ?カッコ良かったよねぇ」
「そうだよ、最高だったよ!それがよ、日本語の替え歌になっちゃって、口だけコンピューターでいじられちゃったんだよ」
日清カップヌードルの「この味は、世界にひとつ。」シリーズで、ジョン・ボンジョヴィ・バージョンもありました
フレディ・マーキュリーが歌う日清カップヌードルの歌詞は、当時・賛否両論が交わされましたが、わたくしなどもあの歌詞が頭にこびり付いてしまったほどでした!
サビの部分だけを使い…
『わし、買うもーん 買うもーん カップヌードル わーい あるもーん カップヌードル 他のーじゃ やだもーん 好きだもーん イェーイ』…
これはフレディ・亡きあとに作られたのですが、彼が親日家であったことも含めて笑い飛ばしてくれたことと信じるしかありません
あれをきっかけにフレディの曲を改めて聴いてくれた人もいた・であろうと、それだけが願いであります!
「この冬はね、レディー・ガガ主演の映画やエリック・クラプトンのドキュメンタリーや音楽物が次々と公開されてるよ!クラプトンのレコードもたくさんそっちに持って行ったでしょ?絶対!観に行きなって」
「観に行きたいんだけどもサ、この大雪だって!動けるのは春になってからだけどサ、そのころは畑仕事が忙しくて映画どころじゃなくなるし…」
その畑仕事がしたくて、北海道に移り住んだんでしょ
仕方がない、お兄ちゃんの分も観に行くとしますかね