11月初めに開催される『東京農業大学・世田谷キャンパス・収穫祭』…無事に終わった翌日は、天気であれば即・『体育祭』が行われます
今年は前日から雨が降りはじめ、今朝がたも怪しい空模様でした
グランドには少し水たまりが見られますが、雲が切れた間からは青空が広がり大学側も、学生たちも、保護者のみなさんも、ホッとひと安心と言ったところでしょうか
保護者のみなさん…そのほとんどがお孫さんの晴れ姿を観にいらしたおじぃちゃま・おばぁちゃまで、応援・声援の声も小さいっ
それでもお孫さんであろう学生さんたちは、祖父母の姿を見つけると大きく手を振って自分の存在をアピールしている優しい心を持っております
2日の日にお見せできなかった「千歳門」をカメラに収めて参りました
小田急線・千歳船橋駅に通じる道路に面しているので「千歳門」のが付いていますが、外がすぐ歩道になっていますので、ここだけ構内での飾り付けとなっています
千歳門、今年のテーマは『和む風景』…一見・地味に見えますが、どうしてどうして!なかなかに手の込んだ装飾となっていると、わたくし・感心しながら見ました
近くに寄りますとプ~ンと杉板の香りがしますし、細かな木彫りまで施し、樹木への気配りも感じられ「和む風景」に、見事仕立ててあると思いました
生物応用科学科、醸造科学科、そしてバイオサイエンスに分子微生物学科の学生さんたちが担当したと聞き、なるほど手先が器用でないと顕微鏡などを操作できませんから、このくらいの事は造作もないかと合点がいきました
わたくしがグランドに着いたのが午前10時半…もうすでに開会式と玉入れ競技が終わっておりました
玉入れ…で思い出したのですが、わたくしが子どものころは紅白の布に小豆が入った、お手玉のようなものを玉として使っていました
鹿児島県・志布志高校の運動会では8センチから15センチにもなる大王松(だいおうまつ)の松ぼっくりを玉にしての競技が行われると聞いたことがあるのですが、なんだか想像してみるだけで面白そうな光景が目に浮かびます
さて…東京農業大学と言えば…そうです!「大根踊り」であります
農大では学生・全員が応援団員として登録をされていますから、誰もが…どこでも・いつでも大根踊りを踊ることが出来なくてはなりません
「大根踊り」は、全學応援團と全學吹奏楽部、並びに全學チアリーダー部が一緒になって「青山ほとり」を演奏し、歌詞を歌いながら踊ります
昼休み中に雨が降りはじめ、これはどうなることやらと心配を吹っ飛ばしてくれたのが、この「青山ほとり」でありました
本来ならば葉付き大根を両手に掲げながら踊らなければ正式の「大根踊り」ではありません
練習には2リットルの入りのペットボトルを持って腕を鍛えているそうですが、今日はゲンコツのみの応援となりました
でも凛々しいでしょ?
応援團長ともなると、女子はもちろん、男性の憧れでもあるんです
グランドではチアリーダー部も大根踊りを披露していました
然しなぁ…やっぱり大根がその手にないと…締まらないなぁ~
ではその全學応援チアリーダー部の演技をご覧ください
13人での演技のようです
細心の注意を払い、大胆であり華やかに笑顔を忘れず掛け声もはっきりと…観ているこちらもシャンとして気持ちが明るくなります
ユニホームの色は農大のスクールカラー「松葉色」…わたくしなどは根菜・大根の白と葉っぱを思い浮かべて観ております
演技の練習はもちろんですが、部員のみなさんは体幹を整え、筋トレを欠かさずやっているとか…
落ちる怖さにも負けぬ精神力も備えなければなりませんし、信頼し合うチームワークをきめ細かく育て上げることこそケガ防止につながります
『ちゃんと受け止めてよ!』…『やーだね!』…『こいつぅ~!お尻を顔に当ててやるぅ!』…何んてことにでもなったら、応援どころか大変なことになっちゃうものね
みなさん、笑顔で軽々としてのけるので…「もしかしたら、あちしにも出来そう」などとは露ほどにも思わぬことと、己を律しつつ楽しませてもらいました
写真の整理が付きましたら…各学科の「応援合戦」と「各サークル別・リレー競技」をアップしたいと思います
わたくし…何んの競技にも参加せず、ただ観ていただけなのに若者のパワーに当てられヘトヘトでございます
せめて軽くストレッチをして血行を良くしてから、冷たいビールを飲もうかなぁ~と目論んでおります