今日・5月3日は「憲法記念日」…旗日であります。
何を指しての記念日であるか…わたくしには良く解りません。
改憲に揺れる日本国憲法ですが、昭和22年・1947年に施行されてから、今年で71年を迎えます。
日本は「主権」をきちんと持つべき国家になるべきだと思っています。
71年前…当時、吉田茂首相から外交を一手に任され、GHQ相手に交渉した白洲次郎氏が涙したと、のちに明かされた手記に書かれています。
あの白洲次郎氏が・であります。
その交渉には大変厳しいものがあったと、社会・歴史の授業で習いました。
アメリカ側が提出した「憲法草案要綱」は、ほぼそのままの形で通ったとも教科書、戦争の歴史文献にも記されております。
白洲次郎氏が唱えていた「プリンシプル」には、『原則・主義・信条』のみっつ意味が込められていることは、誰もが認めるところかと思います。
『今に見てゐろと云フ気持抑ヘス ヒソカニ涙ス』
白洲次郎氏の「日本とアメリカは何事に於いても対等ではなかった」と言う思いが伝わって参ります。
主権を持たぬ国は真の独立国とは言えぬ…我が国の国旗・美しき紅白の日の丸を見て、改めて思い至った「憲法記念日」でありました。