つい・先日まで、この松葉の上に八重桜の花びらがはらはらと散っていまして、ちょぃとした風情があったんですが、さすがに松葉だけでは渋さばかりが目立つようであります桜松

けれども…枯れ落ちた松葉であろうが、どれもこれも先っぽが繋がっていて、わたくし・夫に先立たれた美しき・未亡人と致しましては何んとも羨ましい限りでございます汗

 

『松の双葉はあやかり物よ枯れても落ちても夫婦連れ』

(まつのふたばはあやかりものよかれてもおちてもめおとづれ)

浮世根間(うきよねどい・古典落語の演目の中に出てくる都都逸)

 

「浮世根問」と言う落語は、ご隠居さんと八五郎との詰まらん問い掛けの噺となっていまして、幼い子が「なんで?どうして?」と聞くような実に他愛もない問いに、ご隠居さんは煙に巻くような…時には機智に富んだ言葉で返し、これが大笑いで受ける演目となっていて、元は上方落語から江戸でも演るようになったそうです座布団

例えば…

「ご隠居さん、鶴は千年、亀は万年との長寿でお目出度いってぇのに、買って来た亀が次の朝に死んじまった。これはいってぇどう言うわけなんだ?」八村上 信五「五」

「その日がちょうど万年目だったのサ」おじいちゃん

為になる噺もちょくちょく出て参ります日本茶(白地)

なんでも命には限りがあるもので、魚類は命が尽きると「上がる」…鳥類は「落ちる」、人間は身分によって差が出てくるようで、お釈迦様は「涅槃(ねはん)に入る」と言うのだそうで、高貴なお方は「御他界あそばされた」、そのちょっと下が「ご逝去された」で、あっしが死んだら「くたばった」、たばこ屋の親父が死んだら「煙になった」、安来節の師匠だったら「アラ、逝っちゃったぁ~」と尽きることなくポンポンと言葉遊びがつながっていきます命

上手い噺家が演じますと、それが実に詰まらん問い掛けでも「ははぁ、なるほどねぇ」と合点がいきますから、まことに「口から出まかせ」…話芸とは実に奥深く、また不思議なものでありますお笑いを一席

ハウス物でありますが、ようやく茄子が手ごろな価格で出回ってきたので、今夜は久しぶりの麻婆茄子にしましたなす

切った茄子を松葉のようにして、松葉の小鉢に取り分け、熱々を頬張れば、ひとりで食べても元気が湧いて来ようというもの・・・ネコ松

一杯やりながらのプロ野球観戦…贔屓の球団が勝っているとビールだろうと発泡酒だろうと美酒として味わえますビール酔っぱらい。

我らが東京読売巨人軍…夕べ20日(金)は開幕戦でコテンパンにやられちゃった阪神との試合でしたが、菅野智之投手、雪辱を果たし8:2と快勝致しましたジャイアンツ19土本恭平阪神タイガース

バッテリーの小林誠司との息もピッタリで、9回6安打2失点、無四球とし、今季初の完投で2勝目を挙げましたチョキわーい

苦手な甲子園球場なのでハラハラしましたが、安定したペースで投げていたと思います合格

怒り怒り怒り

では、ここで…「良く完投した!」の労いを込めて菅野投手の応援歌を歌いたいと思います腕

音譜揺るがぬ想い その腕に 魂込めたストレート 勝利へ続く道 進め 菅野智之!オーオーレッツゴー菅野音譜おーい!

女房役の小林誠司捕手への賛辞も忘れてはなりませんグラブ

音譜今魅せろ 強肩(きょうけん)を 扇の要 夢 バットに託し 戦え小林!かっと飛ばせー小林音譜おーい!

メロディがあるような…ないような…この独特の音程とリズム感に合わせて歌えるようになるまで、けっこうな修行が要りますが、わたくしの場合は熱狂的な巨人ファンであった亡き夫に特訓してもらい、今では選手ひとり・ひとりの応援歌を歌詞も見ずに歌えるまでになりましたチカラコブ

代打や代走の選手たちの顔と背番号を見ただけでスラスラと歌詞が口を突いて出て参ります…世間に於いてなんの役にも立たぬ応援歌ではありますが、選手への熱いラヴコールであります!

グランドにいる選手と応援団、テレビで応援してくれているファンが一体になる喜びを味わえる、何んとも言葉にできぬ至福のときでありますメガホンメガホンチアリーダー

オーケストラ顔負けのソロ・トランペットの伴奏と一糸乱れぬ手拍子でリズムを取り、わたくしの心も甲子園へと飛んでいきます野球21日(土)午後2時プレイボールのディ・ゲームは阪神との2回戦で、巨人軍の先発は右腕・田口麗斗(たぐちかずと)が登録されています。

その田口麗斗選手、今季初の勝利投手となり、3:0の連勝で勝ち越しを決め、最下位から脱出し、巨人軍・ただ今5位まで順位を上げて参りましたおぉっっ!!

それでは!田口麗斗投手の応援歌にいきたいと思います...っ麗斗のひと文字を入れる心憎い応援歌となっていますごあいさつ

音譜夢に見た舞台 今日も守りぬけ いつでもスマイル魅せて 麗しく!オーオーレッツゴー田口音譜おーい!

ひとり…勝手に盛り上がり…いえいえ!いつまでも松葉のように寄り添った亡き夫とふたりして声を大にしての応援歌、大変お騒がせをば致しましたっ土下座