8月28日・月曜日…スッとした風がベランダから入ってきて、空は快晴…空風

あぁ・それなのに、それなのに…何んとも気怠い…(汗)瞼が開かない・・・寝ているのに眠い…汗

指1本・動かすのも億劫…出るのは深ぁ~いため息ばかり也はぁはぁ~

「わたし…どうしちゃったんだろぉ~汗akn

「魔の月曜日」とはよく言ったもので、鳥取大学による調査結果に「月曜病・ブルーマンデー症候群」と呼べる症例がデータに挙がっているそうです月曜日

働き盛りの40代、50代の人が脳卒中や心筋梗塞などで倒れる発症率は、普通の曜日に比べると約1、5倍の高さになるとのことであります月よう日

日ごろの仕事や人間関係などのストレスが溜まり、週明けを迎えると気が重くなり脳や心臓に心身の疲れが負担となって発症するのだそうです失恋

あ!ぁそれかも…」ひらめき電球

然しながら…わたくし・60代で働き盛りも、女盛りもとうの昔に過ぎ去った身でありますえっ

ここのところに気が付く…これがわたくしの賢いところだと自負しておりますえへ

せっかく気が付いたんですから、何んとしてでも起き上がって、冷たい麦茶を飲んで少しでもシャキッとしよう…頑張って寝返りを打ちつつ起き上がろうと体を横に向けたとたん…ドテッ∑!!

床上32センチのベッドから転落ダウン

右肩をシコタマ打ってしまいまして、そうなりますと意外や意外ビックリ

あれほど怠かった体に「喝」が入りまして、右肩を庇いつつも得意のホフク前進でキッチンへ一直線転ぶ

主人のがん闘病のためにとバリアフリーにリフォームを済ませて置いたのが、こんなところで役に立つとは…喜んで良いのやら、少々情けなくもありますガーン

ゆるゆる立ち上がってみたものの、膝に力が入りませんひぇ~

麦茶を飲んだあとに、ウッと胃液が逆流してくるイヤな感じもしますし、肩が思いのほか上に上がりませんで、深く息を繰り返し体の様子を見ながら、近くに開業したばかりのペイン・クリニックで診てもらおうと出かけることにしましたしゃがんだ

2日ほど家に閉じこもっている間に、歩道のタカサゴユリが咲き誇っていましてチョビッと気持ちが明るくなりました百合

毎年、茎がしなるほどの花を見せてくれていたのに、今年は雨が少なく、なかなか蕾を持たなくて残念に思っていたのですユリ

「良かった!きれいだよハート

今日受診を受けるクリニックは、長く順天堂大学病院で麻酔医をしてらっしゃった先生で、丁寧に話を聞いて下さるし漢方にも詳しく、痛みを我慢しているとそれが体へストレスを掛けてしまうので、痛みは即・注射で和らげてくれます注射>_<

それからは徐々に体の中から改善していくよう、症状に合った漢方薬を処方して下さいます漢方

「フラーっとして気持ちが悪い?軽い吐き気のようなものがあるの?ははぁ、上がって来る唾が酸っぱく感じるのね?悪阻(つわり)はないもんね?う~ん脳の一部に延髄って大事なところがあるんですけどね、後頭部と首の境目辺り…ホラ!盆の窪(ぼんのくぼ)って言うでしょ?あれよ!」先生

へ?盆の窪?あっ!必殺仕置き人がズボッて竹串を刺すところ?あれですか」おとめ座

「そうそう!あの辺にね、嘔吐中枢(おうとちゅうすう)って言うのがあって、そこが正常だときちんと制御できるんだけど、ちょっとした疲れや血行の詰まりで圧迫されちゃうとね、悪い症状が出て悪さをするんですよ。乗り物酔いみたいな感じはある?」先生

「どんな乗り物ですか?」おとめ座

「どんなって…まぁ、車だねぇ。バス…都バスにハトバス…飛行機とか、あっ!船も」先生

「う~ん…朝起きて、歩いてここまで来ましたからね。乗り物酔いも悪阻もないですね」おとめ座

。今朝は食欲がなくて食べてない。熱は多少高め…夏バテかなぁ~」先生

「先生!かなぁ~って、そんな曖昧な診断は止めて下さいよ!きっぱりと夏バテだって言ってくれれば、こっちもそうかなぁって納得して、目出度し・目出度しじゃないですか」おとめ座

「うん!そんだけ口が達者なんだから、夏バテですね」先生

わたくし・パソコンに映し出されたカルテに『口が達者な夏バテ』とドイツ語で記しているんでしょうかパソコン

先生はマウスを動かし、キーボードで横文字を打っていました左クリック

「肩は痺れがないんだったら様子を見た方がいいかな?漢方薬は飲んでみますか?試してみる?それではね、五苓散(ごれいさん)と桂枝茯苓丸料(けいしぶくりょうがんりょう)と言って、女性ホルモンを整えていく漢方です。冷えの体質改善にもじわ~っと効いてきますから、焦らずに続けてみて下さい。薬だけでなく食事もしっかりと取って、適度な運動は体力が戻ってからするように…はい、お大事に」先生

「ありがとうございましたっ」おとめ座

薬局で処方された漢方の効能に『悪心・嘔吐』と書かれていて、ドキッと致しましたsao☆

わたくしの心の奥にある『悪心』が漢方を飲んで治るのか…いや、直るのか?

あの先生、とぼけたお顔をしてらしたけど、わたくしの本質を見抜く名医なんだろうか…

薬局の薬剤師さんに訊いてみました薬

「あのぉ~この悪心って、薬で治るもんなんですか?」おとめ座

「えーと…それは「あくしん」ではなく『おしん』と言って、昔から吐き気のことを言うんです。悪い性根のことではないんで…」薬

そうなんだぁ~へぇー

でも…自分の心根の中には絶対に潜んでいるであろう「悪心」。

こればかりは漢方に頼らずに、己の精進する力を養わねばならぬでしょう。

「トン!」と拳でひとつ・胸を叩いて、気合いを入れ直しました!

今夜は奮発してステーキを頂いちゃいましたっsao☆