今年の桜前線は南からの北上となりませんで、ここ・東京が全国一の開花となりました
もう4月・弥生も月半ばを過ぎて、ようやく春も終わり・晩春に入ったようです
わたくしも、この陽気に浮かれ、初旅となる高野山へと出かけてみようかと思います
鎌倉でヨガのインストラクターをなさっているヘッペル・久美先生からお誘いを受け、高野山の宿坊に滞在しながら、ヨガの実習と講義を体験する旅に参加させて頂くことになりました
ヨガの実習と講議は2泊3日なのですが、慣れないわたくしたちのためにヘッペル先生、1日早く出発の予定を組んで下さいました
新大阪での1泊を加えますと、凡そ4日の留守を致すことになります
その間、わたくし・お薦めの映画のご紹介をしたいと思います
明日・14日からの上映時間に決まりはありませんので、お時間がありましたら開いて見て下さいませ
3泊4日の高野山ですから、着の身・着のままというわけにもいかぬかと思います
で・それなりの用意を致しますと結構なお荷物…自分だけでも相当なお荷物持つなので、ここはわたくし・長年の憧れであるのキャリーバッグをひきながらの旅に致しました
憧れと共にひいて行くなんて、思っただけでワクワク致します
わたくしがまだ乙女のころ「大きくなったら、何になりたい?」と聞かれると、わたくしは一貫して『やさしいおねえさん』と答えておりました
今にして思えば、やさしいかどうかは別にして女の子であれば誰でも『おねえさん』になれると分かりそうなもんですが、夢も屁ったくれもない返事をしていたものです
然し…今では途中でおにいさんになったりする事情もあることですから、ちゃんとおねえさんになったわたくしは、先を見る目があったと自画自賛をさせて頂きます
友だちの多くは看護婦さんとかスチュワーデスとか花屋さんとか、言うておりました
みんな、夢を叶えたのかなぁ~
この歳になりまして…ふと、思います
「もしかしたら、あちし・スチュワーデスってのに憧れていたかもしんない」と
鎌倉に国際線の、それもファーストクラス専門のスチュワーデスだった…今は客室乗務員・キャビンアテンダントと呼ぶそうですが…友だちがいるのですが、放つオーラが違います
せめてキャリーバッグだけ真似しようかなと思います
荷物の中で忘れちゃいけないのが『ヨガ・マット』です
折りたたむのが大変なほどピンと張っちゃってるもんですから、クルクルと丸めて持って行くことにしました
けれども、剥き出しのままで持って行くと言うのも、せっかくのキャリーバッグが嘆いてしまうでしょう
マットを入れて行くにも気に入った袋となりますと、そうそうはありませんで、ここは自分で縫うことに致しました
わざわざ布を買いに行くのもシャクなんで、手持ちのナフキンや布切れやらを引っ張り出して、あれこれと充てながら手縫いでこさえ、肩に掛けるヒモも縫い付け、仕上がったのがコレでございます
ブタの絵柄のナフキンにしようかと迷ったのですが、あまりにもリアル過ぎて…なんでも「過ぎたるは及ばざるが如し」と言いますから、バーベキュー柄を選び、酒屋さんで頂いた巾着袋を底に充ててみました
ヨッシャァ~
これならば、ヨガを趣味に持つスチュワーデスに見えるかも知れません
が・乗って行くのは東海道・山陽新幹線・のぞみでありました
お後がよろしいようででは、行って参ります