夜半から冷たい風が吹き込んで、東京では「木枯らし1号」が拭き始めたとの便りを聞きました木枯らし寒

そろそろ関東にも本格的な「冬将軍」がやって来るころでしょうか冬鎧2

冬将軍と聞いて思わず背中がブルッと震えてしまいますが…あのとてつもなく冷たく・凍るような「シベリア寒気団」のことを指して言うのでしょうが、厳しい冬の様子を上手く擬人化したものだと感心を致しますブルブルさむい。

わたくし…無防備にもエプロン姿のまま、1階にある集合ポストを覗きに行こうと玄関を出たはいいんですが、何しろここは12階!然も、マンションの共有廊下はほぼ北側に向けられておりますから、この廊下を吹き抜ける風は中途半端な吹き方ではありませんで、向こうも意地になって吹きまくっているとお見受けしましたビックリマーク

『ここで負けちゃぁ~女が廃る!』…わたくし、訳の分からんことを呟きながらポストの鍵を握りしめ…あまりに寒いので非常階段はパスし、本日は大の苦手「閉所恐怖症」の大敵であるエレベーターに乗り込みましただるまさんが

エレベーター内に設置された防犯カメラをジッと睨み「もし・もしも何らかの事故や故障でエレベーターが止まったら、このわたくしを見捨てないでください!」と、ほんの30秒ほどの間ではありますが、テレビカメラが置かれている管理人室に念力を送り続けましたいじけた

しかしながら…フリルの付いたエプロン姿で部屋の外に出るのが許されるのは、20代の若妻…30代の人妻がギリギリの線かと、わたくし…1階のガラス戸に映った自分の姿を見てつくづく思いました…ガクリ

「やっぱなぁ~この歳になると割烹着だよねぇ・・・汗ヤレヤレ・・・

来年・2017年度・年賀状は11月1日に発売開始されました年賀状

干支は十二支の第10番目・酉となりますにわとり2

引き受け開始は12月15日からとなっていますが、なかなかその日に投函できるようには書き上げた試しがありません年賀状

今朝、ポストに入っていたのは…喪中の葉書が一葉葉

思えば…昨年は我が家も夫を亡くし、喪中の葉書を用意していたころでした。

住所録の文字が涙で滲んでは中断し、ひと息入れてはまた書き込み…の繰り返しでありました。

今日届いたこの葉書…亡き夫とは長きに亘ってのお付き合いをさせて頂いた方でした。

昨年、夫の訃報を届けたとき…「それは大変、残念です。どうぞお体に気を付けてお過ごし下さい」

張りのあるお声で励まして下さったことを思い出します。

 

「あのサ、僕が死んだら喪中の葉書は出すよね?これは仕方のないことだよね。世間の常識から言って…それで、問題はそのあとだ!1年出さなかったんだからサ、あとはきみもね、死んだ振りして賀状なんか出さなくていいからね!今、生き残ってる連中はね、憎まれジジィだからサ、どんだけ長生きするか分からんからキリがないんだよ!分かった?」おじさん

これは夫が余命宣告された年の夏ごろでしたか…わたくしに冗談めかして言ったことです。

夫の遺言とも取れることではありますが、わたくしは1枚1枚・賀状を書ける幸せを、昨年改めて思い知りました。

夫が言っていた『憎まれジジィ』の顔を思い浮かべながら書くのも、それはそれで楽しみかなと一考しております。

年賀状はまだ購入は致しておりませぬが…落ち葉