いきなり…さて!で申し訳ないのですが…
さて!夕べの料理教室のアシスタント料としてもらってきた「鰆の半身」…結構、立派な鰆でしたので優に10切れが取れまして、サザエさんちの一家7人家族に付けても、3切れ余ってしまうほどの量でありますサザエさんネコ・毛繕い

「鰆はね、水分が多い魚だから、火の通りを良くするのと、この光る皮を多く見せるために斜めに包丁を入れると、見栄えがいいからね」あたしンち

料理教室の先生と言いましても、私の幼馴染みではあるんですが、築地のマグロ仲卸専門店の家に産まれ育ちまして…その割には魚はあまり好きじゃないんです…が、その知識はやはり一目も二目もおかねばなりますまいふぐigo*

然も…河豚の調理師免許も取得したってんですから、今度その腕前を見せてもらいやしょうチカラコブ

言われたとおりに包丁を斜めにして、断面を広く切り分けました包丁
4切れは酒と醤油に漬け込み、あとで鎌倉の友だちが送ってくれた夏みかんを入れて幽庵にしてみましょうみかんオレンジ
鰆の皮は薄くて頼りないのですが、こうして見ていると太刀魚のようなメタリック塗装を思わせる光を放っています純銀のナイフ銀
尻尾の4切れは味噌漬けに…タダで貰ってきた鰆に、西京味噌などと言う高価な白味噌に漬けたら足が出てしまいますし、況してやハナマルキのように買い置きできるような味噌とは味噌が違います味噌お母さん
砂糖を加え、少し甘めに仕上げれば「それなりの味噌漬け」になるかと思いますハート
「いやいや!こちらも負けじと西京漬けにしてみせます!

残ったふた切れは教室で実習した『鰆のソテー』にして頂くことにしましたフライパン
教室ではオリーブオイルでソテーしたのですが、粒マスタードの買い置きもありませんで、なんとか風味を付けなければとバター醤油にして、ちょっととろみをつけることに致しましたバター醤油
ほろほろと崩れるほど身が柔らかいのですが、京のお人が好む上品な春の味がする魚・鰆でございます春
亡き夫にもひと皿…供えましょうお線香

夫が亡くなり、ひとり暮らしも半年を超えますと買い置きしてあったものが徐々に使い切ってしまい、あとを足すと言う気力が失せてしまうようです…
ですから、冷蔵庫はいつもスッカスッカの状態でして、若干の余裕があるどころの話ではありませんガーン

イチゴジャムも使い切り、ため息を付いていましたらぁハート
鎌倉に住む友だちが自宅の庭で採れた夏みかんと、その皮で作った手作り・マーマーレードジャムを送ってくれましたかぼちゃライフもものコンフィ
お母さんの自宅介護をしながらも、小さな幸せを自身の暮らしに見つける力を持った友だちです花

私は夫の在宅看護を終え、その達成感も充実感も得ぬままに、してあげられなかったことを悔やむばかりの日々を過ごしていましたが、友だちとのラインでパワー溢れる行動力を受け取りますと、私は自分がまだ健康でいられることへの感謝すら、すっかり忘れていたことなどなど…大切なことを思い起こさせてくれますハート
鎌倉での暮らしでは、頂いた夏みかんはすべて亡き夫が皮を剥いてくれまして、私は横にべったりと座り剥くその場から食べておりましたが、これからはいくら待っても夫が剥いてくれるはずもなく、夏みかんはどんどん私同様、萎びていってしまうでしょうひぇ~
ここは腕まくりをし、夫の剥く段取りを思い出し、ひとつひとつ根気よく剥いていきましょうはーとみかん
鰆を漬け込んだ醤油のタレに、この夏みかんを加え「幽庵風」にしてみます雫
我が家の冷蔵庫・・・久しぶりにいろいろな食材が詰め込まれましたわーい
ひと様から手渡された幸せを実感しておりますぷぷッ(笑)
は兄夫婦はどうしたってhatena☆☆さぁ~どうしちゃったんでしょうねぇハテナ
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