今年は夫が亡くなりましたので、我が家は喪中の真っただ中であります。
とは言え、世間さまの気忙しさに押され~あたふたとそれなりに小走りで師走の日々を過ごしおりますだるまさんが

露地裏を抜けようと細い道に体を向けたとたん…甘く懐かしい花の香りが漂ってきましたネコ
少し先にある小さな花壇に八重咲きの水仙を見つけ、合点がいきましたハート
暖かな陽だまりで肩寄せ合って咲いていますnarcissus.
つい・・・足を止め、久しぶりに嗅ぐ八重咲きの芳しい香りを楽しみながら、ゆったりとしたひとときを味わっておりました天気
ここでこうしてしゃがんで水仙を心ゆくまで眺めていようとも、誰も私の帰りを急かす者もいなければ、今日中にしなければならぬ急ぎの用も今の私は持っていません。
「気が楽なようなてんてんちょっともの淋しいようなてんてん気がしないでもないなぁ…
「気が済むまでここにいればいいじゃないの。お互いなんの気兼ねがいるものですか」narcissus.
「そうだねぇ~では、お言葉に甘えてもう少し香りを楽しませてもらおうかなぁ」
香りと言えば…イギリスの女性作家・ルーマー・ゴッデンが書いた小説『黒水仙』の活字の行間から伝わるなんとも悩ましい禁断の香りを思い出します
この女史は児童文学作品も数多く書き残しています本
私が産まれる9年前には、原作と同名の映画が撮られ、主演はデボラ・カーで尼僧姿があんなに似合う女優さんはオードリー・ヘップバーンと共に、このおふた方だけかと断言できるかと思います
舞台はインド・ヒマラヤの山岳地帯にある村に伝道のため赴任した5人の尼僧の布教活動を描いた映画なのですが、慣れぬ土地での厳しい生活を送るうちに精神のバランスを崩していくんですが、嫉妬あり挫折あり肉欲がありで、ロマンス映画だったのかなぁと今にして思います照れる
その中にあって、ほかの尼僧4人を束ねるデボラ・カーのその透き通る美しさは群を抜いていたことは覚えています尼さん
「おかげさまで懐かし過ぎる映画を思い出したワン
背中がポカポカとなって、ちょっと幸せぷぷッ(笑)

さて…そんな呑気なことばかり言ってもいられません
『東京箱根間往復大学駅伝競走』まで、あと4日と迫って参りました早稲田駅伝焦る
地下鉄・東西線の車内広告に通称・箱根駅伝のポスターが貼られ、応援の気分を盛り上げています走るSUBWAY
東西線は駅伝スタート地点の読売東京本社ビルがある大手町へ乗り入れておりますから、宣伝効果抜群でありますクエー
今年の駅伝で入賞しシード権を獲得した大学に加え、10月に東京・立川で行われた予選会で出場権を手にした19校に関東学生連合チームを入れた20校が正式に決まり、ポスターの印刷が済んだのでしょう!
「GO!」の文字が金色に輝いていますが、出場大学の読みづらいのなんのってムカっキラキラ

今年は私が全身全霊を込めて応援をしている「東京農業大学」がシード権を逃し、駅伝予選会にも落ちてしまい、出場が叶いませんでした
毎年それは楽しみにしていた『農大・大根踊り』は、今年見られぬかと思うと…ホント淋しい限りでありますクエー大根クエー
あればかりは、おばさんがひとりで踊ってみたところで、それこそ大根を投げつけられるに決まっていますから、来年の予選会に期待をしたいと思っていますガンバレ!大根
期待と言えば、今年の学連チームにあの!あの東大の大学一年の選手が出場の切符を手にしたと讀賣新聞に記事が掲載されておりました新聞
出られぬ大学の混成チームでありますから、東大の選手が選ばれれば11年ぶりの赤門ランナーとなるとか…わーい
その選手の名前は東大に相応しい「近藤はともかく、秀一と来たもんだ!」であります!
夫の大好きであった「箱根駅伝」でありますから、出来れば選手たちを大手町で送り出し、大磯あたりで激励し、湯本で山登りに向かう背中にエールを送りたい…と、気持ちだけはございますおーい花束
選ばれた選手のみなさん、体調管理で胃が痛くなっていることかと思います胃
わたくしも体調管理を万全にし、テレビでの観戦に臨みますので、頑張っ
てくださぁ~いストレッチ