家人とふたりして水無月・6月を迎えられたこと、夢のようであります。

本日はお朔日・月次祭(おついたち・つきなみさい)でございますので、神棚にお供えするお赤飯を五穀米に致しまして、五穀豊穣を願い、わたくしどもの感謝の気持ちも込め、二拝二拍手一拝、頭を下げました。

日々是好日…禅師の言葉に頷きつつ、暮らして参りましょう。

6月1日…関東を流れる川では一斉にアユ解禁日となりました!

酒匂川(さかわがわ)、早川、多摩川と解禁を待ちわびた釣り人がこぞって竿を下したことと思います。

家人が楽しみにしている「沙魚釣り(はぜつり)」の季節ももう間近に迫って参りました。

「佃島の沙魚をサ、釣りに行きたいなぁ~」

「うん」おとめ座

いつもなら…「行くぞ!」と息巻くのですが、このところどうも威勢がございません。

こちらも、いつもなら…「喝っビックリマーク」と気合いを入れるのですが、無理をさせるわけにもいきません。

家人が釣ってきた沙魚を捌き、じゅっと天ぷらに揚げる喜びを、ぜひもう一度味わってみたいと願っております。

延長10回、楽天にさよなら負けをした巨人…そのおかげで第82回・日本ダービーがスポーツ報知のトップ面を飾ることが出来たものと思います。

東京競馬場を3歳馬・18頭が一斉にスタート馬

父親にキングカメハメハと言う、ハワイの大王もびっくりの名を持つ「ドゥラメンテ」が圧倒的な速さで1着を駆け抜けました!

2分23秒2で人生の明暗を分けた方もいらっしゃるでしょう¥

「このキングカメハメハってサ、北海道でせっせと種馬やってんだけどね、羨ましいような、気の毒のような…俺はサラブレッドに産まれなくて良かったなぁってサ、つくづく思うね」

「ふ~ん」おとめ座

「その…ふ~んって、実に奥が深いね」

こちら・・・馬具を外され、のんびりと草を食んでいるのは、江戸川の河川敷にある「ポニー・ランド」のかんた君!

ポニーと呼ばれる馬は、背の高さが147センチ以下と決まっているそうです。

シッポとたてがみが川風に吹かれ、さわさわと揺れていました。

柔らかく均された砂場は馬が大好きな場所だとか…

馬がこんな無防備な姿を見せるのは、とてもリラックスしている証しだそうです。

遠目、色だけを見ていると競争馬に見えないこともない…馬

いぶき君です。

おまけのおまけ…ヤギのしのちゃんです。

この足元にひと回り小さなヤギがもう1頭いまして、さきちゃんの名前を頂いています。

ここ・篠崎という所番地をふたつに分けて「しの&さき」と命名、地名はしのざきと濁るのですが、「ざきちゃん」ってのも可哀想なので、点々を取ってさきちゃんとしたのだそうです。

しっかし草食動物って、見事に目と目が離れてるんですねぇ~やぎ座

私の顔って、いったいどんなふうに見えているのかしらん?

横に広がって見えてるとシワが伸びて若く見えてるかも…

「いえ、ちゃんと還暦に見えてます」やぎ座

「なんだ!このヤギむかっおとめ座

後ろでウロチョロしているのは、ミニブタのつくねちゃんぶーぶー

しのちゃんの角に隠れて見えないんですが、ここにももう1頭、黒豚・がんもちゃんがおりますブタ

焼きトンやおでんを思い浮かべてしまう、意味深なネーミングです。

子どもや多くの人に接しているせいか、みんな穏やかでありながら辛抱強い性格だとか…

ポニーに乗れるのは小学生以下の子どもだけと聞きました。

馬場をひと巡りして、無料だそうですがま口財布

「あのぅ~私たち…おつむの出来が小学生以下なんですが、乗せてもらうわけにはいきませんかね?」おとめ座

「馬がなんと言いますか。鹿がいるといいんですけど」

「馬に鹿ですか?深く考えないようにします」おとめ座

さて…こちらは神田神社の神馬「ポニー・あかりちゃん」です。

山門をくぐって厩舎へ引かれて行きます。

早く走り抜けるだけのサラブレッドを知ってか知らずか…

私だって、蘭や薔薇の花を知らずにいたら、たとえ野に咲くたんぽぽであっても何も憧れるものはなかろうと思います。

パカパカと小さな蹄の音をさせ帰って行く姿には、それなりの幸せが乗っかっていて、微笑ましいなと見送りました。

今の私が香り放つ蘭や大輪の薔薇であったとしたら、家人を支える今・この時を乗り切れるだろうかと思ってしまいます。

身の丈にあった日々を、ただひたすら生きております。


『大切なのは、どの道を選ぶかより選んだ道をどう生きるかよ』

(たいせつなのはどのみちをえらぶかよりえらんだみちをどういきるかよ)

ブリジット・バルドー