久しぶりに仰ぎ見る青空です富士山

しばらく休んでいた朝の散歩に、家人を誘って行きましょう走る人

覗いた布団からはみ出ているのは広すぎる前頭葉のみ汗

「行くぞっ!」おとめ座

「行ってらっしゃい」

ここで甘やかすと、これからの老後に示しがつきません!

「置いていくぞっ!」おとめ座

「どうぞ。ひとりで行ってらっしゃい」

何んとしても行く気はないようです。

このところの低気圧の襲来で、家人の体調はいまひとつ冴えません。

まぁ~無理をさせて大変な思いをするのは…このわたくしでありますからね!

「行って来まぁ~す!」

「ヤレヤレ…やっと行ったよぉ~」の声がドアの向うから聞こえてきました耳

  

今朝はひとりですから、ちょっと変化の富んだ緑道へと足を延ばしてみましょうか。

春は桜並木となる緑道は野鳥が四季を行き交っております。

冬はもっぱら雀がチュンチュン…

足元の枯れ葉が紅葉の桜に黄葉の銀杏、ムクロジなどが混じってきました。

「バサッ!」

肩すれすれに何か得体の知れない物が大げさに落ちて来て…ビックリ・ヒヤッビックリマーク

カラスに襲われたかと思ったほど…と、言いましても59年・襲われたことはありません。

カラスの方でも、人を選ぶ権利はあると威張っております。

大きな枯れ葉があちこちに落ちています。

カクレミノの大判かな?

ダンコウバイかな?

私の23.5の足がとても小さく可愛らしく見えますあし

気を良くしてスキップをしながら帰って参りました音譜

  

慣れぬスキップは肺と腰にきまして、ゼィゼィしながらヨレヨレになってしまいましたが、本日の早足散歩は、約3キロ・4083歩で120㌔カロリーの消費でしたクラッカー

「さぁ!朝ごはんだ、食べるぞぅ」おとめ座

家人はゆったりと起きて身支度を済ませたらしく、食卓にチョコンと座っておりました。

さて、最近の流行の波とやらに、せめて朝食だけでも乗ろうと大人気のグラノーラを食生活に取り入れております。

ところが…大麦・小麦・木の実にドライフルーツと歯ごたえがあり過ぎる物ばかりの組み合わせで、顎が疲れ果ててしまい口を開けたまま、敢え無く挫折ダウン

「俺はグラノーラのおかげでサ、静かな朝めしになって有り難いけどね」

グラノーラに唾液を全部吸われてしまうので、ホント!口を利くのも大変でして、家人のこんな呟きにも反論出来ないでいましたむかっ

「それならサ、これならどーよっビックリマーク

娘が『飲むグラ』なるものを持って来てくれました。

あのゴロゴロとしたグラノーラをミキサーにかけたのでしょう。

細かで滑らかな粉末になっていまして、ミルクやヨーグルトに溶かしてもダマになりません。

  

我が家ではコレステロール・ゼロなのにコクがあるアーモンド・ドリンクをかけて食べて?飲んで?…います。

スムージーも一緒に入れて頂きますとフワフワになって歯応えをまったく感じません。

これはこれで、いつ呑み込んでいいものか…?

「どっちも静かでいいもんだな」

家人はなぜか…静けさを望んでいるようです!

二十四節気の第20番目「小雪」の次候「朔風払葉(さくふうはをはらう)」が巡って参りました。

いよいよ北風の勢いが増して、枯れ葉を払っていく季節となりました。

枝から離れるその瞬間に、己の命を重ね合わせ詠んだと言われている加藤楸邨(かとうしゅうそん)の1句です。

紅葉し枯れ葉となって、ふっと枝から落ちる葉は健康な体を持つ者でしたらなんのこともないでしょうが、身に病を抱える身ですと、やはりそこに命の終わりを見てしまうのかも知れません。

楸邨が病床で詠んだとも言われています。

私などピロリ菌を退治して、あと30年は大丈夫と太鼓判を頂いておりますが、それでもこの身にいつ何が起こるか予想もつかないのが、生きているものの命でありましょう。

この句を家人に贈りたいと思いますブーケ1

 

『木の葉ふりやまずいそぐないそぐな』

(このはふりやまずいそぐないそぐな)

加藤楸邨(かとうしゅうそん)