「This is a pen!」

本日は「ペンの日」だと聞き覚えておりますメモ

日本ペンクラブが今から約80年前・1935年11月26日に創立されたとか…ブーケ2

なぜか…それから30年経った1965年に記念日を制定…空白の30年に思いを馳せますれば、それはミステリー!

アガサ・クリスティも真っ青な1冊が仕上がりそうです本

「ただ、忘れておっただけ…はっと気が付いたら30年が経っていた」

と、言ったところでしょうか汗

80年前、ペンを持たずに原稿を書き上げることが出来るなど、誰が想像し得たことでありましょうパソコン

ワープロが登場したときは、そのスピードと便利の良さに驚き、とても使いこなせぬと半ば諦めたものでした。

日本近代文学を代表する作家・谷崎潤一郎が妻・松子やその妹・重子との書簡288通が現存するとの新聞記事を読み、その情愛が溢れんばかりの恋文はぐっと胸に来たのではないでしょうか。

たとえ拙い字で読めなかろうが、自筆だからこそ、喜びも深まるかと思います。

さて…薬丸岳(やくまるがく)さん、この『刑事の約束』自筆?パソコン?どちらでお書きになったのでしょうか?

薬丸さん・初のシリーズ物、刑事・夏目信人が主人公の第3弾となります。

第1作目の「刑事のまなざし」はテレビドラマ化されたそうです。

好評を博したとかで、続編を期待する声が多く寄せられているのだとか。

物語は派手なアクションもなければ、華々しい活躍振りもありませんが、夏目が持つ人柄がしみじみ・じんわりと伝わってくる連作短編集です。

それぞれを読み終わったあと、静かな余韻が残る1冊だと思います。

こんな作品も書けるんだなぁと、今までの作品を読んでいるファンとしては意外な感じを持ちました。

江戸川乱歩賞を受賞した「天使のナイフ」…少年法を扱った硬派の物語ですが、少なからずの衝撃を受けた作品でした。

その時のペンネームは「秋葉俊介」と名乗っていましたが、大先輩の作家・逢坂剛さんのアドバイスで本名の薬丸岳(やくまるたけし)とし、読み方を変えたそうです。

刑事・夏目さんシリーズ…ドラマの続編があった時に、読んでおかれると重宝する1冊!

お薦めいたします本

朝から冷たい雨に閉じ込められ、一心に本を読んでいましたら、とっくにお昼を過ぎてしまって、なるほどお腹がグーッと鳴っているはずです腕時計

先週22日・夜に起きた地震が長野県・北部の震源と聞いて、また長野?と3年前の栄村を襲った大地震を思い浮かべました。

雪の中で起こった災害は大変なものであったと、渓流釣りの仲間の方たちが今も申しております。

それでも村の人々の頑張り・踏ん張りにはどこか明るさが見えて、復興を願う足踏みも揃っていたかのように映りました。

地震で亡くなった方がいなかった…これは人々の心に暗い澱が沈まなかったことかと思います。

「栄村は元気だよぉ~」

名物の蕎麦を何んとか売り出そう!

考えた末に出来た「福幸そば」…復興に賭けたネーミング。

これはミニ・カップラーメンですが、最初に販売されたのは干し蕎麦でありました割り箸

幸いなことに、年賀状の宛名書きを書き始めた家人もすっかりお昼時を忘れていた様子!

男の哀愁が微塵も感じられぬ背中に声を掛けました!

「チョィとそこのおじぃさん!お昼は栄村・福幸そばの出前でよござんすかね?」おとめ座

「お~いいねぇ!熱々を頼むよ」

手を休めず、振り返りもせず…黙々と賀状に向き合っておるようです。

煮えたぎるお湯をカップに入れて3分砂時計

シンプルなお蕎麦ですが、かけ蕎麦ですからね。

前に頂いた時、気を利かせたつもりで長ねぎの小口切りを入れてみたのですが、これが返ってよくありませんでした。

ねぎが生臭く感じてしまい、カップ麺というのはすでに完成されたものなんだとつくづくと思ったものでした。

ふうふう…お互いメガネが湯気でくもってしまうほどの熱さです!

「美味しいねぇ~」おとめ座

寒い時は熱いものが何よりのご馳走であります!

栄村はもちろんのこと、白馬村、小谷村に福来たれ!幸来たれ!