頬紅をさす刷毛を思わせる花は?と問いかけられたら…

「頬紅?う~ん…あっ!合歓木(ねむのき)」と答えるでしょう。

昨日の夕方、東京の街を襲った集中豪雨…ふわふわの合歓木はどう切り抜けたのでしょうか?

夜になると「就眠運動」に入るため、葉を閉じる珍しい種であります。

なぜか?夫婦円満の象徴となっている花なのですが、なるほど…花言葉を紐解いてみますれば、花の名そのままに「歓び・歓喜ビックリマーク」となっております。

まさに「合わさる歓び」…その意味を表しているかと思います。

夏の花と言われていますが、夏の名残を惜しむかのように咲いてる花を眺めているのはわたくし、人生の名残を生きている大年増も大年増、年増盛が懐かしい、おばさんであります。

2013年…昨年の9月11日は、私たち夫婦にとって良いも悪いも、忘れられぬ日となりました。

家人の膀胱がんの手術が行われ、朝8時から夜の12時まで、およそ16時間にも及ぶ「膀胱全摘・回腸導管手術」を受けた日でして、こうして丸1年が過ぎましたことは、何んとも感慨深いものがあります。

ふたりして…「あぁ、去年の今ごろは麻酔が始まった時間だよ時計おじさん

「そうそう!朝ごはんも昼ごはんも食べる気がしなかったもんね」おとめ座

「俺もだよ」おじさん

「ってかサ、あーたは手術台の上でしょうが!」おとめ座

「夜の7時くらいの時間からだろ?やっと膀胱が体から切り離されたのは?」おじさん

「うん、先生がそう仰ってたねぇ。私、夜ごはんも夜食も喉を通らなかったもんね」おとめ座

「きみはあの大変だった1日だってのにサ、思い出すのはごはんのことしかないの?」おじさん

「…汗3度のごはんが喉を通らない…それぐらい心配したってことだわよ!」おとめ座

「その基準て言うか、物差しって言うかなぁ~貧しいよなぁ~例えが!」おじさん

「分かりやすくていいと思うんだけどなぁ~」おとめ座

「なごり雪」ならぬ、昨日の名残雨でしょうか…小雨が降る中、再度の採血検査と尿検査のため、病院へ行って参りました病院

「そうだひらめき電球弁松の仕出し弁当が食べたいなぁ。季節の炊き込み、もしかしたら松茸ごはんになってるかも知れんぞ」おじさん

「デパ地下、見てみましょうか?」おとめ座

家人の鼻が利きました!

見事・大当たりビックリマーク

松茸ごはんになっておりました。

我が家ではここ数年ぶりの「松茸の初物」となります。

初物は寿命が延びると言われていますから、たんと食べて下さいな!

「美味しいな」おじさん

「うん、美味しいね」おとめ座

「ふたりで食べると、美味いな」おじさん

「うん、ふたりで食べると美味いね」おとめ座

幸せ、幸せ…あれから、1年。

これからも…の、『も』の難しさを感じる1年になるやも知れません。