本日から3日間、富岡八幡宮の祭礼が行なわれます。
夏休みに行なわれる「ラジオ体操」は、お盆の間はお休みとなっています。
「ここのラジオ体操、朝ごはんが付いてるのかぁ、俺も参加しようかな?」
町内の掲示板に貼られたポスターを見て、家人がヤル気を出しています。
こういう勘違いをする人がいるから、世の中の出来事が少しずつズレていくんでしょうねぇ。
「早寝・早起き・朝ごはん、ついでにトイレも家でするのっ!」
「そうかぁ?紛らわしい書き方しないでもらいたいね」
でも…おむすび、みそ汁の炊き出しを老若男女で食べたら、さぞかし美味しいことと思いますけど…ね
ギックリ腰・もどきで背中を傷めた私が鍼治療に通っている間に整えられたお仮屋に、神霊を奉じて渡御する神輿が祀られました。
葦簀で張られたお仮屋も、大・中・小とみっつの神輿が納まるとビシッと決まるもんです。
終戦記念日であります8月15日…正午を知らせる氏子総代の指示で、静かに黙とう…
「おかげさまで、無事にお祭りが出来ますことを改めて御礼申し上げます」
その御霊に深く頭を下げました。
本日15日は子ども神輿が町内を回ります。
子どもが担ぐ神輿と言えども「深川八幡・水掛け祭り」でありますから、こうして道の脇には水が用意されております。
炎天下に置かれていますから、きっと日向水になっていることでしょう
江東区ではポリバケツの売り上げが全国で1位とか…?んな事はありますまいが、とにかく町内のあちこちにポリバケツが神輿の到着を待っております。
富岡八幡宮が面している永代通りにも数え切れぬほどのポリバケツ、ホースが用意され、それこそ容赦なく神輿や担ぎ手に水を浴びせます。
顔をめがけるように水が掛けられて「このやろうっ」と思っても、ここはじっと我慢!
なにしろ、お浄めの水ですからね
これでもか!ってな具合に標的にされているおあにぃさんを見たことがありますが「なるほどな…あれじゃぁなぁ~」と思ったことを思い出します。
「あらっ?弁天様かしらん?」
山車の上に勇ましいお姿…右手に軍配…左の腕には琵琶?
「うん?あれぇ?赤子?」
![ビックリマーク](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif)
![おとめ座](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/217.gif)
赤子を抱えているとなれば「日本書記」に登場なさる第14代・仲哀天皇(ちゅうあいてんのう)の正妻・神功皇后(じんこうこうごう)との御子かと思われます。
のちに第15代・応神天皇(おうじんてんのう)となられます。
「ま・ま・眩しいぃ~!」
目が潰れるかと思うほどの神々しいお姿でありました。
本祭りにしかお目見えされぬ山車と聞きました…今日は誠に佳き日であります。
神輿がビルとビルとの間を練り歩くのは、如何にも都会の祭りです。
みなさん、すでに水を掛けられ全身びっしょり・ぐっしょりと濡れております。
「いよっ!水も滴るいい男っ」
「じぃさん、お漏らしじゃないだろね!」
「やかましいわっ」
賑やかに…牛のような歩みではありますが、子ども神輿が大人たちに護られて進んで行きます。
こちらはジャイアンツの応援団・チーム・ヴィーナス?
オレンジと黒と言えば、我らが読売巨人軍のチーム・カラーです。
団と間違えてしまうようなお揃いの袢纏(はんてん)を羽織っているのは町内婦人会の方々です。
麦わら帽子もオレンジのリボンと凝りように、脱帽!
待ち受けていた水掛人…これでもかっ!ってほど水を浴びせます!
打ち水を放ったように、辺りは涼しげな風が吹き抜けました。
2丁目をぐるりと回るだけの子ども神輿ではありますが、神輿を担ぐ子どものために、親がそして近所のおいちゃん・おばちゃんがひと肌もふた肌も脱いで気張ってくれました。
17日は朝8時より、富岡八幡宮から始まる「神輿連合渡御(みこしれんごうとぎょ)」が行われます。
今年も53基の神輿が8キロの道のりを練り歩き、最後に永代橋を渡って八幡宮に戻って参ります。
水掛祭りには晴天・青空が似合います。
雨雲が深川の上空に来ないよう、雨乞いならぬお天道乞いをせねばなりません。
さて…こちら巨人vs広島戦が行われたマツダスタジアムでは雨で試合が中断!
その間、待たされること48分!
5回裏が終わっていればコールドゲーム、内海の3勝が決まるのに、突然!審判が試合の中断を命じました!
中断と中止では天国と地獄ほどの差があります。
これで試合が中止になったら、みんな水の泡と化してしまいます。
5回の表・巨人が6点リードで勝っているってのに、中止にされて堪るか
負けてりゃぁ喜んで降れ降れと雨乞いのダンスもしようと思いますが、広島主催のゲームですから、広島の攻撃が済まない事には、コールドゲームが成立致しません。
もう…居ても立っても居られませんで、広島の攻撃が済むまでは祈るような気持ちで雨が止むのを待っていました。
マウンドに敷かれたシートが取り払われた時の、あの喜びは言葉では言い表せません。
5回裏…広島の攻撃が0点で終わった途端、土砂降りの雨乞いダンスを家人と踊りました!
そんな狡すっからい真似をしなくとも、我らが読売巨人軍、勝利を収めてくれました
阪神タイガースも勝利を挙げたそうで、その差は変わらず2、5ゲームで2位に付けています。
思えば…朝から水浸しの一日でありました