「パンパン・パカパカ・パンパン…」のテーマ曲で始まる日テレの長寿番組「笑点」の公開録画に応募したのが6月だったでしょうか?
その「公開録画ご招待券」が見事に当たりまして、先日ハガキが届きました!家人は大喜びでハガキを片手に、さっそくカレンダーの8月2日を赤丸で囲み、首を長くして楽しみに待っていました…が、宛名書きの下の注意事項を順に読んでいきますと、あれもダメ、これもダメとどうも家人の体調には合わぬことばかりが書かれています
会場は家人が愛してやまない巨人のホームグランド・東京ドームの脇に建っています青いビルの5階です。
もうずいぶんと前になりますが、まだ鎌倉に住んでいたころ、やはりこの招待券ハガキを当てました。
先着順と書いてありましたから朝早くに出掛け、すでに出来ていた長蛇の列のシッポもシッポ…その先っぽに並んだものでした。
それを思いますと今回も油断は出来ぬと、開場予定の12時を逆算し、1時間は並ぶ覚悟で10時半前の出発をカレンダーに書き足しました!
「2日はサ、東京ドームで広島戦やるんだよ…それもディゲーム。そのドームの近くにいられるなんて幸せだなぁ~」
けれどもこの炎天下、屋根も日陰もない広場に家人を並ばせていたら…思っただけでゾッ
開場の5階までは、確か階段で上って行ったような…そう思い出したとたん、ゾッ
満員の時は立ち見ぃ~?
そう言えば…場内はテレビ録画なもんですから、照明の熱がバンバンおでこに当たって暑かったっけ…ゾゾゾのゾ
ハガキの終わりには「十分な熱中症対策の上、ご来場下さい」…と締め括られています。
東京医科歯科大病院・泌尿器科の担当医に相談しましたところ…
「はっ?笑点?その体でですか?」
「先生!その体ってのは膀胱があるか?ないか?っての物差しですか?」
「はっ?笑点に膀胱なんてのは関係ないですよ。健康体だって、この炎天下に晒されたら危ないのに、微熱が続いている金ちゃんはコロッと引っくり返ってしまいますよ!救急車で運ばれたら大変な事になりますから、絶対に止めて下さい!」
「コロって、冷凍庫にあるコロッケ思い出しちゃった!」
「はっ?いいですか!くれぐれもテレビで見て下さいね」
同じ丸の内線の御茶ノ水駅と後楽園駅で割りと近いし…家人は諦めきれずにぼそぼそと呟いております。
東京医科歯科大は御茶ノ水駅。
東京ドームは後楽園駅…気持ちは分かりますけどね。
「相談した俺がバカだった…」
今回は自己責任で防げることなんですから、世間様に余計な心配を掛けては申し訳が立ちません。
「元気になったら、また応募しよ!今回は無理しないで見送ろうね」
東京に越して来てから、私に高校3年生の新しい読書仲間が出来ました!
友だちの息子なんですが、今・受験を控えた大事な時期の真っただ中にいます。
夏休みが勝負らしく、朝から晩まで塾で頑張っているとのことです。
いつの時代も、高校3年生って大変だなぁ~
それなのに母親の心配はどこ吹く風…受験生からメールが来ました。
「長谷美のおばちゃん、るろうに剣心って知ってる?今度テレビで映画放送するから見てみて下さい。原作は漫画なんだけど、全集持っているので無料貸し出しします。面白くてハマっちゃうぜい!」
せっかくのお薦めでありますから、新聞のテレビ欄で確かめ、夕べ見てみました!
1994年から5年に亘り「週間少年ジャンプ」に連載され、シリーズ累計部数5800万部を誇る大ヒットとなった漫画だそうです。
「文明開化の音がする…」を「味がする」と試験に書いて、大×点をもらってから私は幕末物は苦手となってしまったのですが、これはあくまで原作がコミックなので、歴史とは別のところで楽しめました。
けれども…明治剣客浪漫譚・人斬り抜刀斎・主役の緋村剣心役の佐藤健(たける)?
武井咲(えみ)…?
蒼井優…知ってる。
江口洋介…知ってる。
香川照之…大ファン
あとは知らぬ人ばかり…ですが、もの凄いスピード感溢れる殺陣で思わず魅入ってしまいました
「面白っかたよ!」とメールで送ったら、塾に行く途中自転車に乗せて持って来てくれました。
見送った背中は汗でびっしょり…ありがとう。
気を付けて。がんばれ高校3年生
暑い8月の楽しみが増えました!
二十四節気・大暑の末候「大雨時行(たいうときどきふる)」が巡って参りました
夕立を指していると言われている大雨ですが、今日はきれいな夕焼け雲が広がっております。
夕立と言いますと、歌川広重の各所江戸風景「大はしあたけの夕立」の細い細い雨が浮かんできます。
あたけ…安宅と書きますが、新大橋から深川・安宅町を望むように描かれております。
昨今の夕立はさぁーっと降ってくる雨とは異なりまして、豪雨となって天から降って来ますから「どうにもこう暑くちゃ、夕立のお湿りが欲しいもんだね」などと呑気なことも言ってはおられません。
朝顔が明日咲く蕾を伸ばしています。
ネジを思わせる蕾です。
朝顔に朝顔の花咲く…何事の不思議なけれど。
北原白秋の「薔薇二曲」の詩・薔薇ノ木二薔薇ノ花咲ク ナニゴトノ不思議ナケレドに当てはめてみましても、本当に不思議なことであります。
明日、会おうね!