さぁ~てクローバー

今日から下半期への折り返し点となります7月ですビックリマーク

部屋中のカレンダーが新しくなって「7・7・7」と変わりまして、何か部屋の感じが明るくなったような気がします黄色い花

7月1日は富士山をはじめ、日本の名峰と言われている山々の山開きが行われました富士山

富士山は全山開いたわけではなく、4つある登山道のひとつ・山梨県側・吉田口登山道が他に先駆けての山開きとのことですあし

いよいよ、夏本番がやって来たようであります霧

もう私どもの歳になりますと「万が一!」を背負って生きておりますから、富士山を登ることも叶わぬかと思います。

叶わぬこと…と申しましても、あんな空気が薄いところでツルッと足元が滑るようなところを登ってみたいとは思いませんで、家人の広すぎるおでこを眺めているだけで充分でございます。

「あのね、きみは昨日夏越の大祓でもって、半年分の罪穢れを清めたんだろぉ?宮司さんの話に、人の悪口、特に夫婦の悪口を言ってはいけないと諭されたんじゃないのか!」

「…悪口ではないと思いますよぉ。眺めているだけで充分でございます…と、今の境遇を受け入れてるわけだから…」おとめ座

「そう?こんなんで、充分なの…?はてなマーク?」

世界文化遺産登録された富士山が無理なら、近所にある「富士塚」にお詣りに行きましょう走る人

頂上にはちゃんと浅間神社(せんげんじんじゃ)がありまして、安産・子育ての神『木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)』が祀ってあります。

あら、懐かしや!足元にはダンゴムシ!

こちらは奥さんの安産祈願のお詣りでしょうか?

ひたすら…頂上を目指しています。

お先に失礼…

ダンゴムシではありませんが、一茶の句に歩みの遅いかたつむりを詠んだ俳句があります。

 「かたつぶり そろそろ登れ富士の山」

チマチマした私たちの歩幅でも、わずか…3分ほどで着いてしまう道のりです。

「六根清浄・六根清浄」と唱えながら登るのがふたりの性に合っていることかと思います。

この「六根…」私利私欲や煩悩を指しているとされ、迷いを引きこんでしまうのが「目・耳・鼻・舌・身・意」だとお寺のお坊様に教わりました。

さて…今日は、その六根のひとつ「鼻」から入れる胃カメラ検査を受けて参りました病院

胃カメラを受けるのは…10年以上も前のことで、それも口からでしたので鼻から入れるのは初めての経験になります。

昨年は忙しいこともあって、バリウムを味わって飲んでいるヒマがございませんで、胃の検査だけパスしてしまいました。

たださえ繊細な私の胃が、家人の看病・心痛でどれほど傷んでいるか…とても気に掛かっていましたので、今回はすぐに結果が分かる胃カメラに決めました。

「口から入れるのよりも、ずっと楽よ!カメラなんて目に見えないくらい小さいんだから…あっと言う間に終わっちゃうわよ」

友だちってのはいい加減なことを平気のヘイザで言うものであります!

類は友を呼ぶ…ってのはホントのことです汗

昨夜・9時からの絶食・絶飲で迎えた今朝のこの暑さ・・・晴れ

いきなり始まった鼻と喉の麻酔の処置には、脱水状態でフラフラしている身にはけっこう応えました。

カメラはしっかりと目に入る大きさですし、麻酔を待つ時間を含め、食道から胃、十二指腸と診ていくとなるとしっかり30分は掛かりました時計

リアルタイムで胃の中の映像が画面に写し出されます。

私は「おえっ!」と吐き出さぬよう必死にこらえながら、映し出される自分の胃を見て、つくづく胃カメラに産まれなくて良かったと思いました。

鼻からこんな真っ暗な穴へ、どこの誰とも分からぬ馬だか人だか分からぬものの中へと押し込まれて行くカメラなど、閉所恐怖症の私は真っ平御免であります。

写真は、少し荒れている場所があるとのことで、この際ですから大事を取って組織検査に出して頂くようお願いを致しまして、その組織を特殊なナイフで採取しているまさに!鮮血が噴き出している、その瞬間です。

食道も十二指腸もきれいなピンク色で、異常はないと太鼓判を押して頂きましたチョキ

若い女医さんでしたが大変気さくな先生で、緊張していた私はふっと体の力が抜けて、暴れることなく「お上手でしたよ」のお言葉を頂いちゃいました合格

「胃の荒れを除いて、どこもまぁ~大丈夫とのことでした!」

私に何かあったら大変と、心底心配をしている家人にメールを送って、少し病院のベッドで横にさせて頂き、ひと休み…絶食・絶飲してから14時間が過ぎようとしているのに、まったく空腹を感じません。

このまま、ずっとこの調子でいけば、食費が浮くなぁ~とぼんやりとそろばんを弾いてしまいました。

と・なると、夕飯にお金を掛けるのが勿体ないビックリマーク

で・今夜はコロッケにしました!

「なんで7月の1日にコロッケなんだよむかっ胃に悪いんじゃないのか?」

「だってサ、北海道からカニクリーム・コロッケが届く…かも・知れないのよ!半端じゃないからね、友ちゃんが送ってくるコロッケの数って!最低20個は来るんだから…このほくほく・じゃがいもコロッケとカレーコロッケ、あとどのくらい残ってると思う?」おとめ座

「そんなの知りたくもないよ!」

せっせせっせと食べているのに、まだ在庫が20個もあるんです。

40-20=20で、なんと!このふた月でひとり10個も食べた計算になります。

「もうサ、一生分食べたな」

やっと半分になったコロッケであります。

深川の町で揚げ立てのコロッケを売っているおばさんがいたら…それは私です!

「お買い上げ、ありがとうございましたんビックリマークおとめ座