5月もあと2日と…残りわずかになりました。

羽化したばかりのミドリヒョウモンでしょうか?

緑道に咲くシロバナシモツケがお気に入りの様子…さっきからじぃっと花の上で休んでいます。

この蝶は案外に長寿でして、成虫になってからが長いものですから秋口に見掛けますと、翅がボロボロに傷んで「これでよく飛べるものよ」と、あっちの風にフラフラ…こっちの風にフラフラと吹かれて行くさまを飽きずに眺めたものです。

その私の蝶を見る眼差しの中に、哀れに思う気持ちを何んとなく感じたのでしょう…負け惜しみの声をよく聞いたものでした。

「すこぉ~し、酔ってますんで…」と・言ったかどうか?

都会で見るミドリヒョウモンは久しぶりのことであります。

「お前はね、長寿の家系なんだから、上手に生き抜いていかなきゃダメだよ。時々散歩で来るからね…また会おうね」おとめ座

「ハァ…そっちも上手に暑い夏を処して下さいよ」

「ハァ…ありがとね」おとめ座

きれいな翅をひらりと揺らして見送ってくれました。

さて、こちらは近所にありますYMCAの学生さんかと思います。

私の前を松葉杖を突いて歩いていたのですが、ふっと気が付くと突いていた松葉杖をひとつにして軽々と持って歩いているじゃないですか!

社会体育と保育専門を勉強している学生さんですから、授業中にケガでもしたのだろうと、その歩幅に合わせて後ろを歩いてたものですから「あれ?」と思いました。

松葉杖を突くには両手が空いてないと突けませんから、友だちに荷物を持ってもらってるのでしょう。

自転車で前を行く友だちを追って横断歩道を早足で渡って行きます。

『おいおい!足はどうしたんだっ?痛くはないのかぁ』と心の中で問いかけながら私も追いかけました。

包帯もしていなければ、トクホンも貼ってありません。

スタスタと歩くふくらはぎは、鍛えた感じでこんもりと筋肉が付いています。

前に…杖を突くことなく、持って歩いているおじぃさんのことを書きましたが、ここ江東区に住むにあたっては、突くものは手に持って歩かなければならない江東区憲章でもあるのでしょうか?

何んとも愉快な区に越して来たものと、どんどん遠ざかって行くお兄さんの背中に「なんか知らんけど、お大事に」の言葉をぶつけてやりましたビックリマーク

オスカーを受賞した4大・大物俳優が集結した映画『Last Vegas・ラストベガス』を観たいと家人が駄々をこねるもんですから、仕方なく手を引いて連れて行って参りました。

実は…私も密かに観たいなぁと思っていたもので「ここは、しめしめ・しめこのうさぎ」であります。

私はケヴィン・クラインのファンでして…と・言いましても、私の中ではジョン・トラボルタの魅力は崩すことはできませんが…

それでもメリル・ストリープと共演した映画「ソフィーの選択」のネイサン役で出演したケヴィンの演技が印象に残りました。

ナチスによるホロコーストを描いた作品ですが、ウィリアム・スタイロン原作を映像にした作品は重くて「ディア・ハンター」とともに、もう2度と観たくない映画となってしまいました。

その「ディア・ハンター」にもメリル・ストリープが出ておりまして、その時の共演のひとりにロバート・デ・ニーロもいました。

こんなに長く話題作に出演している俳優さんたち…それぞれ70代後半、ケヴィン・クラインだけが67歳と群?を抜いての若さであります。

物語は、60年近くも友情を保ち続けた「悪がき4人組」のひとりが、70歳にして初めての結婚を報告し、仲間4人がラスベガスに集まります。

独身最後の夜を過ごす「バチェラー・パーティ」でのハチャメチャな大騒動を描いた、ホント!肩の凝らないコメディ映画に仕上がっています。

「こういうお洒落でカッコいい年寄りに、俺はなりたい!」おじさん

なりたい!って、家人はもうとっくになってはいるんです…年寄りには!

ただ…お洒落で恰好がいい年寄りってのには、なかなか…どうしてなれるようでなれない。

「俺は、父親の方のカーク・ダグラスの方に思い入れがあるなぁ~」おじさん

と家人は申しますが、私にはマイケルとカークの違いが分かりませんで、その昔…マキシム・コーヒーのCMに出ていた方が父親のカーク・ダグラスとのことです。

あぁ~そう言われると、CMの最後にコーヒーカップの縁を指でチンと弾くあのCMですねカップ1

あごの切れ込みで有名な俳優さんでした…って、過去形ではいけません、御年97歳でまだご存命でありました。

とにもかくにも、ちょっとした仕種で笑わせるのはさすがと言う以外ありません。

子ども時代を演じた子役がロバート・デ・ニーロにそっくりでして、もう少しブルックリンでの「悪がき4人組」の場面を観たかったと思ってしまいました。

これで映画が1本出来上がってしまうほど…エピソードがありそうな4人組でした…まるで「スタンド・バイミー」のような・・・

のんびりと老夫婦が観るには、もってこいの作品です合格

錦糸町・楽天地シネマでの映画鑑賞でしたが、この「楽」の字を見て家人が妙な敵対心を見せまして、睨みつけております。

「ゆんべは負けたけど、今夜は内海で倒してやるぞ!」おじさん

ははぁ~仙台・楽天ですか?

内海は10試合投げてまだ白星を挙げていません野球

何んとしても今季初の1勝ってんで、飛んで帰って参りました。

「もっと楽々と勝ってなきゃサ、3位からの脱出は難しいぞ」おじさん

野手の活躍が、内海に初白星をプレゼントプレゼント

バッターの打ったボールが足に当たるアクシデントがありましたが、おかげ様で松葉杖のお世話にならずに済んだようでして、ホッとしておりますDASH!