教え育む・すなわち教育というものには程遠い我が家なんですが、この度家人が、声も高らかに宣言を致しました
「俺ね…日本さかな検定・ととけんを受けてみようかなぁ~なんて、思ってるんだけどサ」
高らかに…というほどではありませんでした
わたくしも陰ながら、協力支援を惜しまぬ態勢で臨むと宣言を致しました
「受けるからには、合格だぁ!ビシビシ、しごくぞぉ~」
先日、図書館で借りて来ました「おさかな図鑑」では物足りなかったとみえ、ほんの半日ほどで読み終えっちゃったようです
本日…ちょっと高度な読解力を要する大人の魚図鑑を数冊、探して参りました。
「魚と貝の大辞典?受けるのは初級なんだから、こんな難しい問題は出ないと思うけどなぁ」
「だけどもサ、100問も問題作るのって大変だよぉ。試験ってのは落とすためにあるようなもんなんだから、その広すぎる前頭葉に叩きこまなくちゃあと検定日まで23日だよぉ~」
「…人知れず、こっそり受けりゃ良かったなぁ」
ちょっと弱気の虫が這って出て来たようです。
松尾芭蕉が「奥の細道」へと旅立って行ったのが、ここ深川・仙台堀川に架かる海辺橋のたもと…「採茶庵(さいとあん)」からと言われております。
縁側に座っております向かって右側が、言わずと知れた松尾芭蕉さんでございます。
今にも芭蕉が杖を掴んで発とうとしているかのようです。
では…左側に座っておりまして、芭蕉の杖をしっかと掴んでいるのは、いったいどこのどなたさんでありましょうか?
「俺だよ!俺」
あーたの手を離さなきゃ、芭蕉のじぃさまはいつまで経っても旅立つことはできないじゃないですかっ!
あの「奥の細道」の歴史を変えてはいけません!
松尾芭蕉…草鞋(わらじ)の紐をきりりと締めて、先ずは千住を目指し、最初の1歩を踏み出したのが、今日5月16日でありました。
それを記念して本日は「旅の日」となりました。
私たちも、本物の淡水魚・山女魚や岩魚に触れる「課外授業の旅」に出ようと思います。
草鞋がなかなか調達出来ず、スニーカーを履いての旅立ちであります。
長野県北部・栄村大震災から、3年が経ちました。
家人が毎年渓流釣りをさせてもらっている川に、2年ぶりに行くことに決めました。
まだまだ復興の途中ではありましょうが、栄村のホームページ・カレンダーは毎日開いて、みなさんの笑顔を拝見しております。
栄村の全員ひとりひとり…元気で頑張っている姿を紹介している、楽しいカレンダーです。
釣り仲間の登場を待っているよりも「会いに行っちゃおう」てな訳でして、今日からチョィと出掛けて参ります。
ついでに隣町・新潟は津南の「どうも・どもトミさん」ちにも行って来ようかと計画を立てております。
「コロッケが出ない晩飯を思うだけで、俺は嬉しいっ」
竿の用意やら、針の具合やら…如何にも楽しげであります
はてさて、お勉強はどこへやら…
大病をしてからの初の遠出となります
行って参ります
『あやめ草足に結ばん草鞋の緒』
(あやめぐさあしにむすばんわらじのお)
松尾芭蕉
ほんの少しの間…ブログはお休みを頂きます。